雨の中、長時間歩くのも、なんなので、映画でも見ようかと、大船駅に向かっている道で思いついた。辻堂のシネコンに行くと、そう待たないで、観られる映画があった。それが”万能鑑定士Q モナリザの瞳”。美術鑑定士の物語なら美術好きなぼくにはぴったりではないか、うまくいったゾ、とにんまり。
楽しくみさせてもらった。ぼくは知らなかったが、これは松岡圭祐箸の”万能鑑定士Qの事件簿”シリーズの9巻目の映画化とのこと。売れている本とのことで、ストーリーはさすがに面白い。”東博”で二度目のモナリザ展が開催されるのだが、これを機に、展示前の保管庫にある本物のモナリザを盗み出し、精巧な贋作と交換してしまおうという、フランス窃盗団。綾瀬はるかの万能鑑定士と雑誌記者の松坂桃李がこの事件に巻き込まれるが、二人の活躍で危うく難を逃れる。
”モナリザの瞳”って、なあに?という人あらば、映画をみて下さい。この映画のポイントになるところです。ヒントをひとつだけ。はるかさんの鑑定能力が一時的に落ちることと関係があります。ついでながら、この万能鑑定士は沖縄の島の生まれで、学校の成績はいつもビリだった。でも直観力は抜群で、上京してから、鑑定士として腕をみがき、”万能鑑定士Q”なる店を持つようになる。ちょっと天然のところのある、はるかさんにぴったりの役です(笑)
本物のルーブル博物館や東博も映画に登場。本物のモナリザも贋物のモナリザもたっぷりみせてもらい、満足。原作も読んでみたくなった。
2年前のルーブル博物館。写っているアベックが、ちょうど、綾瀬はるかと松坂桃李みたい(笑)
モナリザ。こちらを向いている男は、窃盗団の一人と似ている(笑)
東博、今年の正月風景。もう、モナリザ展は絶対開催されないでしょう。この映画で信用がすっかり落ちた(爆)。
午前中、サッカーとダルの試合をみながら、この記事を書いていた。どちらも辛勝でほっ!。めでたし、めでたし。まだ、外は雨だが、一日中、家に居るわけにはいかない。さあ、出掛けよう、今日も映画だったりして。