小降りになったので、歩いてもいいかなと、北鎌倉駅で降り、海蔵寺に向かった。しかし、亀ケ谷切通しを登っているとき、また雨脚がぶり返し、海蔵寺に着いたときは本降りになっていた(汗)。でも、雨の海蔵寺も風情がありましたよ。
白花菖蒲と松葉菊の並びがここの売り。2006年のサライの表紙を飾った。さて、今日はどうか。花菖蒲は少し早い。1/5ほどしか咲いていない。それに、年毎に白花に紫が混じってくるようなのだが、それが、今年はとくに進んだように思う。同じ株のはずなのに不思議。朱に交われば赤くなる、ではなくて青に交われば青くなるか。これから咲く花は真っ白であってほしい。
写真でみると、全体が白にみえるが、白はわずか。残りは青が混じり、真っ青も一つ、二つ。順に、白、混じり、青。
2006年のサライの表紙です。最初の写真と同じアングルです。
さて、その前の、京鹿子(きょうがのこ)は満開!
松葉菊は鐘楼の前にも。こちらは、赤と白。水溜りで近寄れない。遠くから。
苔石に咲く岩たばこも毎年の楽しみ。見頃でした。雨に咲く花。雨に散る花。
雨の海蔵寺はひっそりとしていた。贅沢な時をすごした。足元がびしょぬれになったが(汗)。