気ままに

大船での気ままな生活日誌

広瀬美帆展

2014-06-25 09:07:57 | Weblog

今日は、花巻温泉からのスマホ投稿です。

先日、海のみえる横須賀美術館に”アールヌーボーとアールデコ展”を観に行ったときに、常設展の特集展示でみた広瀬美帆展が印象に残った。

日常生活で使っている、何気ない食器や家具や衣類、道具類がモチーフ。それらが、何気ない形で切り取られ、何気ない色がつけられ、何気ない風情で飾られている。ポエムのような静物画、と言ったらよいだろうか。

横浜市生まれで、横須賀には中学生の頃から住んでいる。2000年に女子美・院を卒業し、個展を何度も開催している。インタビュー記事があったので、それをみると、”もののかたち”を一番注目しているようだ。たとえば、スプーンでも、スプーンそのものではなく、ピンときたいいライン、かたちを観て描こうと決めるとのこと。

外国の作家ではジャコメティー、 ヴュイヤールらが好き。そして、彼らは日本が好きなことを知り、自分も日本をよく知ろうと、浮世絵や日本画をよく観るようになったとのこと。日本画の”間”が好きという。そういえば、彼女の作品には、どれもステキな”間”があるなあ。

今朝のサムライブルーは残念でしたね。また、四年後を楽しみにしましょう。今日は、宮沢賢治ゆかりの地を散策します。

コメント
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