気ままに

大船での気ままな生活日誌

眼医者さんのメグスリノキ 紅葉見頃

2016-12-04 22:18:09 | Weblog

こんばんわ。

先日、小石川植物園で見事なメグスリノキのもみじを見てきました。もう一度。

そして、同日、東博庭園でも。ここは、紅葉はあまりすすんでいませんでした。

今朝、大船の眼医者さんのメグスリノキはどうなったかな、と観察に行ってきました。さすが、水を得た魚のように、輝いていましたよ。

ほらね。眼医者さんのです(右上ノカンバンヲミヨ)。


ハナグスリノキも今が盛りですよ。
黄金色に輝いています。大判、小判がざっくざっくざっくざく。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

(ネムネムノキ)

 

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ラスコー展/クロマニョン人が残した洞窟壁画

2016-12-04 11:11:07 | Weblog

二万年前、クロマニョン人によって描かれたという、フランス・ヴェゼール渓谷のラスコー洞窟の壁画。それが、目の前で見られるというので、この展覧会は是非にと思っていた。もちろん、本物がやってくるわけではなく、現代の最新技術と、アーティストらの手作業により精密に復元されたものである。

現地の洞窟は保全のため、現在は封鎖されている。地元の少年たちにより、偶然、発見されたものだが、その後、見物者が押し寄せ、環境悪化のため、壁画が劣化してしまったのである。だから、洞窟壁画・探訪の疑似体験ができるのは、今は、ここ、上野の科博と現地の復元洞窟だけ。

第4章・ラスコー洞窟への招待においてその洞窟探訪が出来る。この展覧会の圧巻である。実際の洞窟に入ったような感じで、壁画を間近で見ることができる。二メートルの黒い牡牛とか、泳ぐ鹿、背中合わせのバイソン(野牛)なども。これがまあ、気の遠くなるような2万年前の壁画とは。感動ものである。写真撮影も可能だったので、ご紹介しましょう。

傑作が並ぶ、”身廊(しんろう)”の壁画群と、最も謎に包まれた”井戸の場面”の絵が観察できる。

実物大の洞窟の中へ。

約2mの黒い牝ウシと約20頭のウマの列 ウシの足元には不思議な記号が配置されている。

背中合わせのバイソン

泳ぐシカ 梯子を使って描かれたと考えられる、高い位置の絵

トリ人間/謎に満ちた”井戸の場面” 深さ5mのたて穴を降りた広間に描かれた、倒れた“トリ人間”など奇妙な場面が。物語を感じさせる壁画の表現は非常に珍しいという。またこの部屋では、精巧につくられたランプや多数のトナカイ角製の槍が発見されている。

この洞窟は住居ではないことが知られている。何のために描いたのか、それも明らかではないようだ。

さて、第7章:クロマニョン人の正体:も興味深い。彼らはどこから来たのか。20万年ほど前に、アフリカでホモ・サピエンスが誕生する。そして、6万年前頃にアフリカを出て、世界に向けて旅立ち、現在に至る。ホモサピエンスであるクロマニョン人はこの頃からヨーロッパに住み始めた。一方、ホモ・サピエンスの亜種ともいわれるネアンデルタール人は、この地域に住み、約3万年前に絶滅したと考えられている。ということは、それ以前、両人類が共存していた時代が長くつづいた。最近の研究では、両者は一部、混血したようで、ネアンデルタール人由来のDNAの割合が数%残っているようだ。

ハイデルベルク人(ホモ・ハイデルベルゲンシス) 原人(ホモ・エレクトス)から、約60万年前にアフリカで枝分かれした。

ネアンデルタール人 ハイデルベルグ人の一部が、中東・ヨーロッパに移動して約20万年前に誕生。以前、ネアンデルタール人についての記事をここに書いています。

クロマニョン人(ホモ・サピエンス) アフリカに残った20万年前、原人から枝分かれした。6万年前頃にヨーロッパに移住する。

クロマニョン人の復元

とても楽しい展覧会でした。

章立ては以下のようになっています。

第1章 衝撃の発見、壁画の危機、そして閉鎖
第2章 よみがえるラスコー洞窟
第3章 洞窟に残されていた画材、道具、ランプの謎
第4章 ラスコー洞窟への招待
第5章 ラスコーの壁画研究
第6章 クロマニョン人の世界:芸術はいつ生まれたのか
第7章 クロマニョン人の正体:彼らはどこから来たのか
第8章 クロマニョン人がいた時代の日本列島


 

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いたち川のもみじ 鬼平犯科帳のもみじ

2016-12-04 06:26:22 | Weblog

おはようございます。

京都、東京、ヨコハマ、かまくら、と紅葉の名所を渡り歩く渡世人になってしまった私メですが(汗)、昨日は、近所のいたち川沿いを歩いてきました。ここは紅葉の名所でもなんでもないのですが、一、二時間ほどぶらりとする間に、いいもみじに結構、出会いましたよ。

脇道の銀杏並木

草もみじ

いたち川というと、なんだか臭いイメージをもたれるかもしれませんが(笑)、とんでもないです。水鳥の楽園です。

あたしの楽園でもあります。

昨晩は鬼平犯科帳ファイナル。1989年から2001年まで連続ドラマで137本、その後、単発をつづけ、今回の最終回で、150本目という。26年間、主役の長谷川平蔵を演じてきた吉右衛門も、そろそろ引き際かと思われたのだろう。きれいな紅葉のうちに幕を引いた。ちょっとさびしいけど、ご苦労様でした。

婿さんの菊之助も特別出演。もみじのような口紅つけて。

義父と対決。やはり平蔵の方が強かった。生き返って、次は新平蔵になるかも。

五鉄の軍鶏鍋で”送別会”。池波正太郎が通った、人形町の玉ひでが”五鉄”のモデルとか。こんど行かねば。でも、いつも大行列。




なんと、東福寺の紅葉が最後に登場!有終の美を飾る!

それでは、みなさん、今日も一日、鬼平のように、”人間というやつ、遊びながらはたらく生きものさ。善事をおこないつつ、知らないうちに悪事をやってのける。悪事をはたらきつつ、知らず識(し)らずに善事をたのしむ”、お元気で!

コメント (2)
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