こんばんわ。今日は一日、大風の中、富士と雲と波と一緒に遊んでしまった(汗)。まとまりのない、気ままな日誌となりまするが、おやすみ前にご笑覧くださいませ。
朝一番、うちで見た富士山。頭はすっきりしていたが、珍しく、お尻から雲が湧き出ているような富士山だった。
観音さまは、はじめからお尻をかくしている。でも、頭はすっきりと。
さて、この雲の行方は?と気になって、お昼過ぎに、江ノ島に向かった。小田急江ノ島駅前の”雲の形”の美女が迎えてくれた。幸先いいぞ。
江ノ島の橋からみると、雲はお富士さんのお尻から離れ、こんど頭を隠していた。頭かくして尻かくさずに。
昨日からつづく大風で、波が荒かった。
ふと、北斎の”神奈川沖浪裏”を想いだした。
橋を戻り、東浜へ。ここからは、江ノ島はよくみえるが、富士山は隠れてしまう。
荒波にサーファーたちが群がっていた。
そうそう、カモメたちも波乗りが大好きみたい。新発見!
このあと、もっと波の荒いはずの稲村ケ崎へ向かった。
ここまで、来たら、富士山頂の雲が切れていた。ここから、荒波と富士山を撮れば、北斎の”神奈川沖裏浪”に迫れるかもと思ったが、そうはとんやがおろさなかった。
ここで、一時間ほど待機して、夕富士と夕焼け雲を見るつもりだったが、出掛けたときが暖く、薄着スタイル。強風で寒くなり、おまけに砂が舞い、目も開けられないほど。とても無理だと思い、残念ながら引き上げた。
さようなら、富士と江の島。
家へ帰る途中、ある会社の窓に写る夕焼雲をみた。
マンションからみえる夕富士。夕焼雲を期待したが、墨雲が頂きに。
観音さまの頭上も墨雲が。
富士と雲と波とに振り回された一日だったが、なかなか面白い一日でもあった。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
(江ノ島の猫)