おはようございます。旅先の長崎ハウステンボスからの投稿です。
もう、ひとつきも前になるが、神奈川近代美術館葉山館で”陽光礼賛/谷川晃一&宮迫千鶴展を見てきた。紅葉レポートがつづき、感想文が遅れてしまった。陽光ふりそそぐ葉山の美術館にぴったりの展覧会だった。写真撮影も可能だったので、ふんだんに画像を取り入れながら紹介したい。
お二人はご夫婦である。長年、伊豆高原を仕事場に芸術活動をされてこられたが、奥さまの、宮迫千鶴(1947-2008)は、60歳の若さで亡くなられている。お二人とも、画家としてだけではなく、谷川晃一(1938-)は、絵本作家、美術評論家としても、また、宮迫千鶴は写真家、エッセイストとしても幅広く、活躍されてこられた。
お二人が理想とするライフ・スタイルに行き着いたのは、1988年に伊豆高原に移住されてから。都会を離れ、豊かな自然と陽光に満ちた地で”日々の暮らしの中の芸術”を実践するとともに、サンタ・フェやアリゾナ、フィンランドなどを旅し、ネイティブな文化への共感を深めていかれたとのことだ。ぼくも、とくに桜の季節には伊豆高原やその先の河津方面に毎年のように行っているのでよくわかる。
お二人の作品は、どちらにも伊豆の陽光がさんさんと溢れている。まるで、伊豆の海辺や森の中を彷徨っているようないい気持ちになる展覧会だった。
谷川晃一
宮迫千鶴
谷川晃一の新作、雑木林シリーズ
お二人の多彩な活動にびっくり
イサムノグチのこけしもびっくり!
葉山の海岸も、この日は陽光がさんさんとふりそそいでいた。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!
ぼくらは、一日、ハウステンボスでお遊びです。しかし、長崎は今日も雨だった。トホホ(>_<)