前日、東慶寺のもみじが楽しめたので、昨日は北鎌倉のもみじ散歩に出掛けた。まずは、浄智寺。去年はたしかクリスマスもみじも楽しめたところで、わりとゆっくりと見頃を迎える。”宝所在近"の扁額のかかった山門の向こうに、もみじが輝いている。
みごとなもみじ。まだまだ見頃だ。
みごとなもみじ。
受付のうしろにも、何本もみじが。
そのうちの一本
境内にもいくつもあるが、そのちいくつかを選抜。
十分、もみじ見物を楽しめた。加えて、日本水仙の初見。先だって、新宿御苑でも水仙をみたが、ペーパーホワイトという品種。
ロウバイは、まだ固い蕾だった。むしろ、黄葉が楽しめた。
布袋さまも楽しめた。指をさしているのは、宝もの(幸せ)はそんなに遠くにあるものではない、ほらすぐそこにあるじゃない、と言っている。お正月の七福神めぐりでは賑わう。
浄智寺界隈の紅葉も結構、見頃。小津安二郎もこの辺りに住んでた。
鎌倉街道を上る。途中の長寿寺の紅葉も見事だった。
建長寺の紅葉もまだまだ。
もとは増上寺の、お江さんの霊屋の唐門。
うしろから、紅葉をみてみた。
庭園では、久し振りにカワセミに遭遇。うれしい出会いだった。
もみじにとまってほしかったが、常緑樹の松に。
養老孟司さんの虫塚では、もみじと合わせられるのはこの角度しかなかった。虫篭がモチーフ。”新国立”の隅研吾氏の設計。詳しくはここへ。
八幡さまでは、御鎮座記念祭の準備が行われていた。
建久2年11月21日の遷宮の日、頼朝公は束帯、帯剣の正装で参列し、「吾妻鏡」には「好方、宮人曲を唱し、頗る神感の瑞相あり」と記されているように、この遷宮の秘儀には京都より伶人、多好方を招いて奉仕させました。この日に因み、現在では太陽暦に換算して、12月16日に御鎮座記念祭を執行しております。とのこと。
ちょっと寒かったが、北鎌倉の紅葉狩りをして、途中で神奈川近代美術館鎌倉別館の”松本俊介展”を覗いたりもして、なかなか面白い午後だった。