りんりんりんどうの花咲く頃さ 海蔵寺

こんばんわ。

今晩のＮＨＫの”うたこん”は、命日が明日という島倉千代子の特集だった。彼女のヒット曲が出場歌手により次々と歌われ、森山愛子が”りんどう峠”を歌い始めた。♪りんりんりんどうの花咲くころサ　姉サは馬コでお嫁に行った　りんりんりんどうは濃むらさき　姉サの小袖も濃むらさき濃むらさき　ハイノ ハイノ ハイ♪

そのとき、はたと思った。昨日、海蔵寺の竜胆を見に行ったのに、まだ、ブログ記事にしていなかったと。

海蔵寺の薬師堂前の苔庭にびっしり。りんりんりんどうの花が咲いていました。

りんりんりんどうは濃むらさき

最後は石川さゆりが”鳳仙花”で締める。島倉の人生と重なり合う歌詞。

♪やっぱり器用に生きられないね　似たような二人と笑ってた　鳳仙花鳳仙花　はじけてとんだ花だけど　咲かせてほしいのあなたの胸で♪

♪大きな夢などなくてもいいの しあわせ短い一年草　鳳仙花 鳳仙花 いのちのかぎり 街のすみ　わたしも咲きたい あなたと二人♪

海蔵寺の紅葉も色づきはじめました。

山門前の紅葉

だいぶ色づいてきました。

脇の門にも、紅葉が。あと、一週間で見頃でしょうか。

今日が越路吹雪の命日とのこと。彼女を尊敬する玉三郎が、横浜山手のベーリックホールで”枯葉”を歌う。

その頃、ようやく、お月さまも顔をみせてくれました。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

（今日は新宿御苑の菊花壇をみてきました）

立冬の大三角

おはようさんパート２（笑）

今日、１１月７日は立冬。久し振りに立冬の大三角を見ましたので、速報いたします。

これが立冬の大三角です。

矢印のところを目を凝らしてご覧ください。月と富士山と大船観音です。富士山が雪化粧していないのが、残念ですが。いつもなら、白い月、白い富士、白い観音さまと白の大三角になるはずなんですが。

ちょうど、東の空は日の出です。

加えて、桜もみじとお月さま。

日、月、富士、桜、観音と勢揃いの朝となりました。いい立冬でありますように。

東山魁夷１７作品勢揃い MOMATコレクション展

おはようございます。

竹橋の東京国立近代美術館は、ぼくのお気に入りの美術館のひとつ。東御苑とセットで行けるし、それに、MOMATコレクションが充実しているしね。とくに、今回は、ぼくの大好きな東山魁夷の特集展示がある。11月5日までだったが、滑り込みセーフで、１１月１日に訪れた。

東近美では、東山魁夷作品を１７点所蔵しているが、人気作家故、貸出しも多く、全作品がそろって展示されることはめったにないそうだ。たぶん、はじめてではないか。もう、ぼくが生きている間（笑）、実現しないだろうから、記念に、本ブログに全作品を載せておこうと思う。そういうことが出来るのも、ここは写真撮影が可能だから。

では、３階の８室から参りましょう。

山かげ（１９５７）

残照（１９４７）東山自身が風景に開眼した記念作だと語ったという。

たにま（１９５３）

暮湖（１９５９）

秋翳１９５９）　山を単純化、紅葉を表情豊かに描いたとのこと。

白夜光（１９６３）　北欧旅行の印象。

冬華（１９６４）

この作品をはさんで、杉山寧と髙山辰雄の作品が並んで展示されている。なんと、これは、1964年の日展会場で話題となったときの展示再現だそうだ。半世紀振りの同窓会！いいね！画家たちはもう、あの世だけど、絵画は永遠！

日展同窓会展示

杉山寧《穹》

髙山辰雄《穹》

では、１０室に移りましょう。途中に舟越（手前）と柳原の作品をみながら。

１０室へ。

黄耀（１９６１）

映象（１９６２）

雪降る（１９６１）

道（１９５０）青森県種差牧場に取材。実際の風景から余分なものを省き、前方へまっすぐつづく道だけを描いた。

青響（１９６０）

晩雨（１９５４）

秋風行画巻（１９５２）

月篁（１９６７）　嵯峨野の月下の竹林

木雲（１９５８）

白い朝（１９８０）

以上全１７作品です。素晴らしい、めったにない展覧会でした。

あの日、東御苑のツワブキが見事に咲いていた。

それでは、みなさん、今日も、一日、お元気で！