おはようございます。
レオナルドダビンチの、あの作品がなんと510億円の高値で落札されたというニュースを聞いてびっくり。もちろん史上最高。レオナルド以上の画家はいないわけだから、当然といえば、当然。
実は、ぼくは、2011年11月に、この作品をロンドンナショナルギャラリーでみているのだ。えへん、えへん。素晴らしいレオナルドダビンチ展であった。当時のぼくのブログ記事にこう書いていて、この作品のことも触れている。
今年(2011年)の7月、永年行方不明になっていた、レオナルド・ダ・ビンチの”救世主キリスト”が発見された。個人蔵で時価160億円にもなるという、この話題作を含め、9点のレオナルド作品が、今、ロンドンナショナルギャラリーで展示されている。レオナルドの生涯作品が20に満たないといわれているので、なんと半数近くがロンドンに集結したことになる。加えて、ミラノのジャンピエトリノの”最後の晩餐”の原寸大レプリカ(オクスフォード大所蔵)も。その他、レオナルドの素描、習作が60点近く、レオナルド派の作品も30点という豪華さ。これだけの展覧会は、空前絶後(たぶん)だと思う。ロンドン・ナショナルギャラリー(NG)だから出来たといっても過言でないだろう。
そして、この作品をこう紹介した。そして最大の話題作は、”救世主キリスト”。17世紀に英国王チャールズ1世が所有していたものだ。18世紀半ばに競売にかけられ、1900年作者不明のまま英国のコレクターに売却されたという。2005年に米国のオークションで現在の所有者に。その後、権威ある専門家らが調べ、ダビンチの真作であると確認されたという。
作品名(日本語)は、2011年当時は”救世主キリスト”だったが、今回の報道では、サルバトール・ムンディ(救世主、Salvator Mundi)となっている。2011年当時、160億円と推定されていたが、今回の落札額は3倍以上の510億円(4億5030万ドル)となった。
サルバトール・ムンディは1500年頃の作で、青いローブをまとったキリストが左手に水晶玉のようなものをのせ、右手指が上を指している姿が描かれている。”男性版のモナリザ”とも呼ばれているそうだ。
ニューヨークで世紀のオークションにかけられた。
なんと、510億円!史上最高。誰が落札したのか分からないそうだ。個人蔵となると、今後もなかなか見られないかもしれない。見ておいてよかった(笑)
また、しばらく雲隠れでしょうか。再会できるのはいつのことになるでしょうか。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!