気ままに

大船での気ままな生活日誌

文化の日特別公演 踊るお月さま

2017-11-03 23:20:37 | Weblog

こんばんわ・パート2(笑)。文化の日のお月さまの姿を載せておかないと、眠れない。

今日の月の出時刻は16時26分。山の端に出て来るのに、20分ほどはかかるので、その頃からわくわくどきどき窓の外。そのとき、突然、山の端ではなく、少し上がった雲の間からちらりと姿を現した。午後5時頃。

いきなり満月でなく、雲の衣装をつけて登場。そして、衣装をたなびかせ、踊り始めた。

まるで、フラダンスのよう。文化の日のお月さま、ダンサーになったのかな。

そして、衣装替えでしょうか、舞台の袖へ。

10分ほどして、再登場。第二幕がはじまる。

今度は雲の衣装を半分、脱いで、ゆっくり、踊り始めた。下半身丸出し、

そして、まるで下弦の月みたいに。そして突如、また、舞台裏へ。しばらく、姿を現さなかった。

このままで終わりかと思ったが、それから30分ほどして、第三幕がはじまった。照明は消え、スポットライトはお月さまだけに当たる。

おっ!何と、そこには、雲の衣装をすべて脱ぎ捨てた、素晴らしい全裸のお月さまが!

文化の日特別公演、お月さまの見事なダンスショーを見ることができ、こんな嬉しいことはない。

明日が本当の満月。できれば海辺の月の出を見てみたいのだが。お天気次第。

文化の日の夕焼けと夕月


それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

(加山又造の千羽鶴。お月さまも) 

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文化の日に銭洗弁天へ

2017-11-03 18:46:41 | Weblog

こんばんわ。

今日、11月3日は文化の日。この日は好天気の特異日だそうで、朝からよく晴れた。文化の日に相応しいところを訪ねようと、ふと思いついたのが、鎌倉歴史文化交流館。平成29年5月15日に開館したが、療養中であったこともあり、まだ行っていなかった。それに、ホームページを見ると、甦る永福寺/史跡永福寺跡整備記念という特別展も開催しているという。瑞泉寺に向かう途中に永福寺跡地があり、その整備状況をずっと見ていたし、興味があった。るんるん気分で、鎌倉駅西口からそちらへ向かった。5、6分歩き、交流館への脇道に入ろうとすると、がーん。な、なんと本日休館!文化の日に文化交流館が休んでなんとする。かっか。休日が休館なのだそうだ。

このまま駅に引き返すのはしゃくなので、文化の日には相応しくないが、ここからそう遠くない銭洗弁天へ向かった。5、6年は行っていないような気がする。ここの霊水でお金を洗うと倍になるというので人気がある。途中、行列のお店があった。家内と入ったことがある、雲母(きらら)という茶房。

この隧道を抜けて。


さらに、歩く。途中、烏瓜をみつけた。この秋、初見。このお店(みのわ)も甘味処。名物はくずきり。


最後の坂道を上ると、ようやく銭洗弁天の入口へ。

トンネルを抜け、鳥居をくぐると・・・

そこには、金の亡者たちの長い行列が。

この洞窟の中に、奥宮があり、霊水が湧き出ている。

奥宮

弁財天の縁日である巳の日は特にご利益があるようだ。

霊水でお金を洗う人々

ザルにお金を入れてから、洗う。


お土産屋さんも繁盛しています。

暑いくらいの日で、木陰でのんびりしてから、隧道を潜り、帰路へ。

鎌倉歴史文化交流館が休みだったおかげで、文化の日に、楽しい散歩ができましたよ。

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安養院のつわぶきと”赤ひげ”

2017-11-03 10:59:49 | Weblog

おはようございます。

大町の安養院といえば、ツツジ(大紫)で有名だが、今の季節では、つわぶきの群生もなかなかのもの。新宿御苑、東御苑とつわぶきのお花見をして来たので、地元の名所も訪ねねばと出掛けた。

鎌倉駅から10分も歩くと、大通り沿いに石垣が見えてくる。ツツジの根際からひょっこりと黄色い花を覗かせているのがツワブキ。

山門前の右左に。

左側のツツジの古木の中にも。

境内に入ると、あちこちで。

本堂裏の政子の供養塔前にも咲いていた。安養院は北条政子の法名。私のつわぶきがもう少し欲しいというつぶやきが聞こえてきた。

この寺には、黒澤明監督のお墓もある。先日、山本周五郎展を見てきたが、山本作品を原作とした映画”赤ひげ”は面白かった。ここで”脱線”して、”赤ひげ”についてちょっとだけ(笑)。以下は、ぼくの2011年のブログ記事からです。

黒澤明監督は画才があり、若い時に二科展に入選している。音楽も好きで、ベートーベンやドボルザークが好きである。文学ではドストエフスキーを愛読している。実際、原節子を主演にドストエフスキーの”白痴”を映画化した。そして、高峰秀子に恋をしてふられた。養母に助監督風情に娘をあげられるかと、いわれたとか。以上は草柳大蔵の”新新実力者の条件”から仕入れた知識である。

先日、川喜多記念映画館で、大震災で中止となっていた”赤ひげ”を観てきた。この映画は黒澤作品の集大成となるものとの評価が高い。”美術家”の黒澤は映画の舞台となる江戸末期の小石川療養所をセットとは思えない本格的建物にした。古さを出すために、建物だけではなく、小道具まで何度も磨いたり、汚しを入れたりした。”音楽家”の黒澤は、撮影前にスタッフに、ベートーベンの第九の中の”歓喜の合唱”を聞かせ、最後にこの音色、メロディーが出なかったら駄目だぞ、とにらみつけた。映画の中でも、はじめからクラシック音楽が流れ、ベートーベンの第九で締めるという構成だった。

ドストエフスキーを愛読する黒澤は、山本周五郎原作から逸脱して、この映画のメインとも言っていい、おとよ(二木てるみ)の物語をドストエフスキーの”虐げられた人々”を下地にしてつくった。脚本は黒澤を主に4人のチームでつくっている。高峰秀子への片思いの経験はいろいろの場面で生かされている(笑)。

思ったより、つわぶきが少なかったので、余計な話をしてしまいました。

すすきもよかった。

樹齢700年のらかんまきもよかった。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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