気ままに

大船での気ままな生活日誌

徒然なるままに紅筋山百合をもう一度

2018-07-04 21:39:46 | Weblog

こんばんわ。

徒然なるままにシリーズ第〇弾です(笑)。午後の中途半端な時間からはじまる竹内先生の”徒然草を読む”の受講前に、今日は大船フラワーセンターに向かった。4日前、築山の紅筋山百合が一輪、咲いていて、その隣りの株も大きな蕾をつけていた。きっと、それも開花しているのではと思ったので。

思った通り!というか、思った以上の大収穫だった。まず、思った通り、築山の紅筋は新旧2輪となり、それに加えて、なんと、もみじ山にも新規二輪を発見したのだ。

さらに、いくつもの山百合が築山ともみじ山で開花していた。”世の中は三日見ぬまの桜かな”という言葉があるが、桜だけでなく、山百合も。

とういうわけで、今日はご機嫌な一日だった。。

築山の紅筋山百合、新旧二輪!

もみじ山

前回、このもみじ山で、山百合二輪、桃色筋山百合(勝手に命名、園芸品種)多数、観察している。今日は、ここで、なんと紅筋二輪を発見!これまで、もみじ山では桃色ばかりで、紅筋は史上初のような気がする。

もみじ山の紅筋山百合二輪

桃色筋はさらに花数を増やしていた。

上と同じ株の4日前の写真↓(参考)つぼみが全部、開花。

オニユリも新たに咲き始めていた。

そして、山百合も!右側の二輪は前回も確認しているもの。左に新たな山百合。

新山百合は、風のせいか、寝そべっていた。

さて、また築山に戻ろう。ここに、二株のりっぱな山百合を見付ける!前回は咲いておらず、気付かなかった。

見事な紅筋山百合と山百合だった。実は、ほかにも、たぶん紅筋と思われる蕾をいくつか見付けている。その場所は内緒。今週中にまた出掛けねば。 

。。。。。

今日の徒然草から。第139段。兼好さんの花談義。

家にありたき木は、松・桜。松は五葉もよし。花は一重なるよし。八重桜は奈良の都にのみありけるを、この比(ごろ)ぞ、世に多くなり侍るなる。吉野の花、左近の桜、皆一重にてこそあれ。八重桜は異様(ことよう)の物なり・・・(八重桜はお嫌いらしい)

草は、山吹・藤・杜若(かきつばた)・撫子。池には蓮。秋の草は荻・薄(すすき)・桔梗・萩・女郎花・藤袴・紫苑・吾木香(われもこう)・刈萱(かるかや)・竜胆(りんどう)・菊。黄菊(きぎく)も。蔦(つた)・葛・朝顔・いづれもいと高からず、ささやかなる、墻(かき)に繁からぬ、よし。この外の、世に稀なる物、唐めきたる名の聞きにくく、花も見なれぬなど、いとなつかしからず。(見慣れぬ花も好きになれないらしい)

残念ながら、この中に山百合は入っていませんでした。紅筋は兼好さんに嫌われそう。 なお、万葉集では、由理,由利,佐由利が出ていて、これらは、山百合、笹百合をさすのではないかと言われている。

それでは、おやすみなさい。

いい夢を。

大谷翔平選手、一か月振りに登場で大声援。ベルギーチームが赤い悪魔なら、大谷翔平は赤い天使

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プーシキン美術館展/旅するフランス風景画

2018-07-04 08:56:26 | Weblog

おはようございます。

上野のパンダ、シャンシャンと初対面した日、6月5日に都美で開催されているプーシキン美術館展/旅するフランス風景画を見に行った。もう、ひと月も前のこと。7月8日が終幕、いつものように、”急がねば”と感想文を書きはじめている(笑)。

モスクワのプーシキン美術館は、フランス絵画コレクションで知られるとのこと。そのうち17世紀から20世紀の風景画、65点が来日している。細かい章立てだったが、今はすっかり忘れてしまったので(笑)、ストーリーは抜きに、印象に残っている作品をいくつか紹介したい。

まずは、ぼくがギフトショップで買った、展示作品ファイルをどうぞ。ここに30点近くが載っているので、”一目、半分”である。以下の作品紹介も、みなここからの写真である。

一番のお目当ては、モネの”草上の昼食”。マネの有名な”草上の昼食”は見ているが、これは初めて。26歳のモネの作品。場所はバルビゾンのすぐ北、シャイイ=アン=ビエール。モデルは、画家のバジールやのちに妻となるカミーユら。幅6メートルを超える大作だったが、サロンに提出されることなく、のちにモネによって切り分けられたとのこと。本作は、その最終下絵だったのではと考えられている。

モネ 草上の昼食(1866)

マネの草上の昼食(1863)(参考)この作品に触発されて描いたのは間違いない。

もうひとつの本展の看板はルソーのこの作品。

アンリー・ルソー 馬を襲うジャガー(1910)

ほかにも、いろいろ。

ゴーギャン マタモエ/孔雀のいる風景(1892)

ドラン 港に並ぶヨット(1905)

ルノワール ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰 (1876)

ドニ ポリフェモス (1907)

ロラン エクロベの略奪(1655)

セザンヌ サント・ヴィクトワール山の平野(1882-1883)

ロベール 水に囲まれた神殿(1780)

加えて、ピカソ、ボナール、ヴラマルク、ジャン・フランソワ・ミレー、クールベ、コロー、マチス、シスレーらの風景も並ぶ。とても楽しい美術散歩道でした。

この日、シャンシャンと初対面。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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