おはようございます。
上野の森美術館で開催中のゴッホ展を見てきました。二年前に都美でゴッホ展/去り行く日本の夢があったがそれ以来かな。前回はゴッホ美術館とのコラボで、見たい絵がいくつもあったが、今回は、(ぼくにとっては)是非見たいというのがなかった。でも、世界のいろいろな美術館から、40点もの作品が出展され、さらにハーグ派の(ゴッホの初期の師)マウフェ、そして影響を受けた印象派のモネ、セザンヌら有名画家たちの絵画も約30点ほどあり、十分、楽しめましたよ。
さて、どうやってブログに記録に残そうか。見開きのちらしを見ていたら、”ゴッホの人生すごろく”がとてもわかりやすく、面白いので、それを佐竹本三十六歌仙絵のように分断して(笑)、ここに載せることにした。
では、GO!
0歳から27歳まで

28歳から30歳まで。28歳でハーグに移り、マウフェに指導を受ける。

1885年(32歳)父が亡くなり、労働者の素朴な生活を描くようになる。



1986年(33歳)パリへ。モネ、ルノワールら印象派の影響を受け、画家たちとも交流をもつ。

1987年(34歳)印象派の影響で作風が変わり始める。浮世絵の展覧会を企画し、蒐集も始める。ゴーギャンとも出会う。


1988年(35歳)9月より”黄色い家”に住む。浮世絵の色彩に影響を受け、さらに鮮やかな色彩で描く。


ゴーギャンと暮らし始める。しかし、破局。耳切り事件。

1889年(36歳)精神病院へ。治療の一環として絵を描く。


弟テオに宛てた”ゴッホの手紙”の一節がところどころで紹介される。
この一週間、ずっと小麦畑の中にいて、太陽にさらされながら、とにかく仕事をしたよ(ゴッホ)。(麦畑の絵を10点も描いた)

(麦畑)ぼくが今回、一番、気に入った絵。小林秀雄が好きだったうねうねした”烏のいる麦畑”とはだいぶ印象が違う。
そうだ、ぼくは絵に命をかけた。そのために半ば正気でなくなっている。それでも良いだろう(ゴッホ)。

(糸杉)

素晴らしい展覧会でした。
では、みなさん、今日も一日、お元気で!