おはようございます。
2019年もいよいよ、あと三日。そろそろ、恒例の(笑)、ぼくの2019年展覧会ベスト10を発表したいと思います。定年後、ぼちぼち展覧会を見はじめ、5、6年ほどたって、ある程度の数をこなすようになった2012年に、はじめてマイベストテンを記事にしました。今回で、8回目となりまする。今年も、何とか100を超す展覧会をこなすができました。これが元気のバロメーター(笑)。一昨年は病気をして半数になりましたからね。
今年は素晴らしい内外のコレクション展がいくつもあり、随分、楽しませてもらった。それに、清方の名作、築地明石町が44年振りに現れたのもうれしかった。これらが、マイベスト10の上位を占めている。それでは、どうぞ、ご笑覧下さい。
2019年展覧会ベスト10
第1位 コートールド美術館展(都美)
第2位 幻の《築地明石町》特別公開 (東近美)
第3位 佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美(京博)
第4位 オランジュリー美術館コレクション展(横浜美)
第5位 松方コレクション展(西美)
第6位 原三渓の美術/伝説のコレクション展(横浜美)
第7位 奇想の系譜展(都美)
第8位 美を紡ぐ 日本美術の名品展(東博)
第9位 東寺/空海と仏像曼荼羅(東博)
第10位 吉野石膏コレクション展(三菱一号館)
次点 大浮世絵展(えど博)
もう一人のぼくが選ぶベスト10
第1位 奇想の又兵衛/山中常盤物語絵巻展(MOA)
第2位 岸田劉生展 (東京ステーションギャラリー)
第3位 鳥海青児とその時代(平塚市美術館)
第4位 屏風を開けば (神奈川歴博)
第5位 名品展&桃源郷展(大倉集古館)
第6位 円覚寺至宝展(三井記念)
第7位 伊庭靖子展/まなざしのあわい(都美)
第8位 小原古邨展(大田記念美術館)
第9位 荘司福・荘司貴和子展(平塚美術館)
第10位 いしかわの神々/信仰と美の世界(石川県立博物館)
次点 うつろひ、たゆたひといとなみ 湊茉莉展(銀座)
捨てておけないベスト10
第1位 キスリング展 (庭園美術館)
第2位 第71回正倉院展 (奈良国立博物館)
第3位 ラスキン生誕200年/ラファエル前派の軌跡展(三菱一号館)
第4位 ギュスターヴ・モロー展(パナソニック)
第5位 ゴッホ展(上野の森美術館)
第6位 クリムト展/ウイーンと日本(都美)
第7位 ウィーン・モダン/クリムト、シーレ 世紀末への道(国立新)
第8位 ハプスブルグ展(西美)
第9位 三国志展(東博)
第10位 円山応挙から近代京都画壇へ(芸大美)
次点 リヒテンシュタイン侯爵家の至宝展 (BUNKAMURA)
科学展・文学展・写真展等合わせてベスト10
第1位 マンモス展(日本科学未来館)
第2位 巨星・松本清張展(神奈川近代文学館)
第3位 高畑勲展(東近美)
第4位 滝口修造コレクション(富山美)
第5位 恐竜展(科博)
第6位 みんなの寅さん展(日本橋三越)
第7位 中島敦展(神奈川近代文学館)
第8位 2019世界報道写真展(東京都写真美)
第9位 日本を変えた千の技術博(科博)
第10位 水木しげるの魂の漫画展(そごう美)
次点 江藤淳展(神奈川近代文学館)
最後にベストスリーの美女にしめくくってもらいましょう。
マネの名作、”フォリー=ベルジェールのバー”。(コートールド美術館で撮った写真)
清方の名作、築地明石町。
佐竹本三十六歌仙絵のうち、”小大君”。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!