こんばんわ。
箱根のポーラ美術館での特別展”フジタ色彩への旅”のつづきとなりまする。第4章の部屋は撮影可能だったので、たくさんの作品をお見せできます。
第3章 アジア旅行記/色彩による大画面の絵画へ
中南米旅行からパリには向かわず、日本を拠点として制作を行った。でも、旅はつづき、日本国内の各地、当時、日本に関わりのあった韓国や中国にも足を延ばし、各地の人々の衣服や民具、建物などを色彩豊かに描いて行った。1930年代半ばに集中的に大画面壁画にも挑戦した。戦後1949年には、日本の美術界の混迷と決別するかのように、フジタはニューヨークへと旅立つ。
北平の力士 (1935) 北京(北平)を旅した時に出会った力士を描く。2913年、秋田の平野政吉美術館でこれを初めて見た。ここには、フジタの大壁画”秋田の行事”がある。
客人(糸満) (1938) 沖縄に取材。これも平野政吉美術館で見ているはず。
優美神(1946‐48年)(聖徳大学所蔵)神奈川の丹沢に取材し、ヤマユリやポピーの中を歩く女神を描いた大画面。
画像はないが、ほかに、魚河岸、チンドン屋三人組、秋田の娘、自画像、北京での素描シリーズ、フランクシャーマン宛ての書簡なども展示されている。
第4章 心の旅行き/色彩からの啓示
1950年、63歳のフジタはニューヨークからパリに戻り、モンパルナスのカンパーニュ=プルミエール通りに居を構える。この自宅は、旅先で買い集めた気に入りのオブジェや絵画を飾り、隅々まで工夫を凝らしたアトリエ兼住まいの空間を自らつくる。フジタの人生を総括する創造物。
自宅兼アトリエの写真
十字架(1966)
二人の祈り(1952)戦後、はじめて描かれた宗教画。自宅に掲げられ大切にされていた。
猫のペンション(1959年頃) ポーラ美術館の新蔵品
つばめと子供(1957)
誕生日(1958)
少女と果物 (1963)
猫を抱く少女(1962)
連作”小さな職人たち” フジタが1958年から約1年かけてつくった15センチ四方のファイバーボードに描いた壁画。115点ほどあるが、そのうち、ポーラ美術館が96点所蔵。
ペンキ屋さん
パン職人
植物学者
監視員
いろいろ。とても面白い。
とても、面白い展覧会でした。ほかに、フジタに影響を受けた画家たちの作品も展示された。のちほど紹介します。
。。。。。
今日も五輪、メダルラッシュ!
大橋悠依、二百個メも制し、女子史上初の二冠。おめでとう!
ふがいない競泳男子陣に灯りをともした19歳の本多灯、二百バタで見事な銀メタル!
柔道女子、70キロ級金メタルの新井千鶴。
侍ジャパンも始動。劇的な逆転勝ち。もう負けたかと思った。
男子サッカーも強敵フランスに完勝!3連勝、首位で決勝トーナメント進出。久保、3戦連続ゴール!金メタル、間違いなし!
大谷、36号!後半戦、調子を上げてきたぞ。ゲレーロに4本差。
では、おやすみなさい。
いい夢を。
サッカーを見たあと、ビッグなニュースが飛び込んできた。体操個人総合で19歳の橋本大輝が金メタル!すごい!内村の後継者!