気ままに

大船での気ままな生活日誌

大谷翔平 月間MVP御礼弾 29,30号

2021-07-03 21:25:56 | Weblog

こんばんわ。

大谷翔平のメジャー・オールスター戦出場が決まった翌朝、今度は初の月間MVP受賞の報告が入った。そのあと、すぐの試合で、月間MVP御礼弾を二発放った。律儀な男だ(笑)。29号と30号の連発でホームランキング争いで、必死に追いすがるゲレーロJrに3本の差をつけて単独トップをキープ。今シーズンのほぼ半数の試合を終えたところなので、単純計算すると、なんとシーズン60本ペースとなる。ぼくが、王さんの55号に届くとほらを吹いていたが、それどころか、王越えになるかも知れない!

6月のア・リーグ月間MVP

大谷翔平(エンゼルス)打率・309、13本塁打、23打点。

過去の日本人MVP獲得者の成績と比べてみよう。

▽95年6月 野茂英雄(ドジャース)2完封含む6勝、防御率0・89

▽96年9月 野茂英雄(ドジャース)ノーヒッター含む3勝1敗、防御率2・03

▽98年5月 伊良部秀樹(ヤンキース)1完封含む4勝1敗、防御率1・44

▽99年7月 伊良部秀樹(ヤンキース)4勝、防御率2・64

04年8月 イチロー(マリナーズ)打率・463、4本塁打、15打点

07年7月 松井秀喜(ヤンキース)打率・345、13本塁打、28打点

▽14年5月 田中将大(ヤンキース)5勝1敗、防御率1・88

▽20年7、8月 ダルビッシュ有(カブス)6勝1敗、防御率1・47

打者ではイチローと松井秀喜だけ。それぞれ、打率4割、本塁打13本、とすごい成績だが、大谷も負けず劣らず。加えて投手として2勝している点が前代未聞。堂々たる受賞だ。できれば、次回は投手としての成績で。96年9月の野茂英雄のノーヒッター含む3勝1敗、防御率2・03、これくらいは、大谷なら、いつでも達成できるだろう。加えて本塁打10本のおまけつき。

御礼弾

今日の2発も素晴らしかった。3点リードされていた3回に29号ソロで追撃ののろしを上げ、4回には30号逆転2ランを放った。同点に追いつかれた9回裏には、勝負をされず四球で塁に出たが、まずは二盗。そして、ウォルシュの右前打で激走、あわやの、サヨナラのホームインを決めた。こんな面白い試合は久しぶり。

29号

30号

軽々、どんな球でもホームラン。まるで往年の王さんみたい。

さよならホームイン 滑りこみ、セーフ。

二試合連続劇的勝利。NWでみんなに助けてもらったから、今日は恩返しと。

また、新記録が出たようだ(笑)。

少なくとも10試合に投手として登板した選手のシーズン最多本塁打は1919年に17試合に登板(9勝5敗)したベーブ・ルース(当時レッドソックス)の29本塁打。メジャーで1世紀以上にわたって存在してきた“大記録”を書き換える1日となった。

明日も一発!日本人最多の松井秀喜の31号を!

雨上がりに散歩に出た。カルガモ母子の棲む川は濁流。だいじょうぶだろうか。

川辺の紅白のオシロイバナが見頃になってきた。

そういえば、紅白はエンゼルスカラー。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

エンゼルスの3連勝を暗示する白星アガパンサス

コメント (2)
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ひらかれたミュージアム/坂倉準三の原点

2021-07-03 10:08:09 | Weblog

おはようございます。

八幡さまの境内、平家池の畔にある鎌倉文華館・鶴岡ミュージアムで特別展、ひらかれたミュージアム/坂倉準三の原点が開催されている。

ここは、旧神奈川県立近代美術館・鎌倉館(カマキン)で、フランスの名建築家コルビュジェに師事した坂倉準三の設計である。日本を代表するモダニズム建築として、昨年、国の重要文化財に指定された。

本展は建物自体が主役の展覧会で、建物の隅々まで見られるようになっている。2016年1月31日がカマキン最後の日で、この日も坂倉建築を心おきなく味わった。もう5年もたつのかと感慨深かった。

では、まず、建物から巡ってみよう。

正面玄関。鎌倉街道側にあり、現在は裏門のような感じで、普段は利用されていないようだ。

八幡宮の参道側。今は、こちらが鎌倉文華館・鶴岡ミュージアムの正面玄関になっている。

では、中へ。吹き抜けの中庭を二階から。

以前は、ここの真ん中にイサムノグチの”こけし”があったが、葉山の本館に移されている。イサムノグチ・山口淑子夫妻が北鎌倉(山崎)の魯山人の仕事場(星岡窯)に寄寓した年に、ちょうど、カマキンがオープンしたという。下はカマキン最後の日の写真。”こけし”がある。

コルビュジェが来館したときの写真もこけしと一緒に撮っている。二人の足跡が上の写真に。

平家池に面した空間。蓮の花が咲き始めている。鳥居をくぐってすぐの太鼓橋の左側が平家池で右側が源氏池。合わせて源平池と呼ぶことが多い。

喫茶室のあと。曲線を描く木製カウンターが復元された。現在は、本館に隣接してモダンなカフェがある。

階段風景。直線がうつくしい。

展示室も、珍しく撮影可能。いつもそうしてほしい。

坂倉準三の原点はここにあった。

坂倉のデビュー作は、1937年のパリ万博の日本館だった。丘の上に建った日本館は、既存の樹木を残し、斜面に沿って建物を配置した。建物は日本伝統の数寄屋建築を思わせる。模型や図面、グランプリ賞状などが展示されている。

カマキンの設計も数寄屋建築に通じる構成で、日本館の流れにあるという。日本初の公立美術館として、1951年10月に竣工、11月に開館した。

坂倉は建築家・デザイナーのシャルロット・ベリアンとの交流の中で、家具の重要性を知り、自身でも椅子のデザインをし、そのいくつかが展示されている。

竹篭座低座椅子・吾妻型

竹籠座小椅子・切り抜き脚

低座椅子

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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