おはようございます。
6月中頃、梅雨の入りとなり、すぐ梅雨の晴れ間がつづき、雨もろくに降らないうちに、昨日6月27日に梅雨明けとなってしまった。長い長い夏が始まる。
さて、梅雨明けの日におんめさま(大巧寺)を訪ねたら、真夏の到来を待っていたかのようにアガパンサスが見頃になっていた。もともと南アフリカが原産で、英名ではアフリカンリリー、和名では紫君子蘭と呼ばれている。
境内の小径にアガパンサスがいくつも並んでいる。
アガパンサスの列の切れたところに紅白のインドハマユウも見頃になっている。これも南アフリカ原産で暑いのが大好き。冬の寒さは苦手でいつも菰をかぶっている。
インドハマユウ(印度浜木綿)
檜扇水仙(ヒオウギスイセン)も一気に見頃に。これも南アフリカ出身。涼やかというより暑苦しい(笑)。でも、エンゼルスカラーと思えば、大谷翔平のさわやかな顔が浮かぶ。今日も一発、お願いしますよ!
あまぎくさぎとも牡丹臭木とも。和名は臭くて気の毒だが、英名はカシミア・ブーケという。
イワガラミはまだしぶとくからみついている。次代のナツフジは蕾をたくさんつけていた。
本堂。安産祈願のお寺として知られる。
”鎌倉殿の13人”では梶原景時(中村獅童)にゆかりがある。Wikiによれば、大巧寺はもと大行寺と称する真言宗の寺で、十二所(地名)の梶原景時の屋敷内にあった。頼朝の祈願所とされ、鎌倉時代初期頃までに創建された。この寺で頼朝が軍議を行った結果、大勝利を収めたため、頼朝により「大巧寺」という名称に改名した。その後、文永11年(1274年)日澄により日蓮宗に改宗、現在地に移転した。おんめさま信仰は、天文元年(1532年)頃から始まる。五世住職の日棟が難産で死んだ女の霊を成仏させるという伝承が生まれる。この伝承が広まって以降、安産祈願に験のある寺として知られるようになる。
それでは、みなさん、梅雨明けの暑さに負けずに、今日も一日、お元気で。
近所の川辺には白花の紫君子蘭が咲いている。