おはようございます。
遅れていた北鎌倉のイワタバコ(岩煙草)も見頃を迎えてきている。昨夕、紹介した円覚寺につづき、線路向こうの東慶寺へ向かった。
ぼくにはイワタバコといえば東慶寺。こちらに越してきた年(2005年)にここの岩壁のイワタバコの群生を初めて見て、すっかりファンになった。ブログ開始は2006年8月なので、翌年2007年6月5日に早速、投稿している。そのとき、この岩壁にびっしりとイワタバコが群生していて、星型の花が満開だった。”この巨大な岩壁が果てしなく続く夜空のようにみえる、そして無数の星たちが、星くずが、その夜空の中にきらきらと青く輝いているようだ”とロマンチックな表現で感動を記している。
その岩壁がこれである。しかし、イワタバコは年々減少し、現在は当時の面影はない。都会の夜空のようになってしまった。
岩壁の中程に小さなお地蔵さんがいるが、その周辺には結構、残っている。
その周辺のイワタバコ。
ちょっと先の覚山尼のお墓のある高台に行くと、見事な群生地がある。現在はこちらが主舞台か。
右が開山・覚山尼のやぐら(墓)と左が5世住持・用堂尼の墓。
イワタバコは左の用堂尼のやぐらの周囲に多い。
旅先で見た夜空のように星が輝く。見事な群生。
向かいの歴代住職のお墓の前にも。
星のように。
とても素晴らしい東慶寺のイワタバコでした。今が見頃です!是非、石段を登ってください。
。。。。。
花菖蒲も数を揃えてきました。まだまだ増えるはず。
ノハナショウブのような色が好き。
紫陽花も色づく。
八重ドクダミの花が一気に増えています。すごい群生。
八方美人。
本堂裏のイワガラミ、今年も公開してくれなかった。残念。でもまだチャンスがあるかな。鈴木大拙の松ヶ岡文庫のある裏山にもあるが、木が邪魔して、よく見えない。(とここまで書いて、イワガラミは今年も公開しないというニュースが読者の方から入った)。残念なことだ。では、かってのあの雄姿をここに残しておきたい。2019年6月のイワガラミ↓(それ以降、公開されていない)
さて、雨が止んだら、明月院と浄智寺、できれば建長寺も。北鎌倉イワタバコ五山を制覇しなければ。
それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!