気ままに

大船での気ままな生活日誌

高安、初優勝へ ノコッタノコッタ

2022-09-22 22:03:37 | Weblog

こんばんわ。

昨日11日目によもやの痛い黒星を喫し、三敗組に後退した高安。初優勝が遠のいたと思ったが、今日12日目の相撲で、なんのなんの、ノコッタノコッタで、一気にまた初優勝をたぐりよせた。

まず二差で先頭をゆく玉鷲が転んだ。土俵際までい追い込んだ若元春に一気に押し戻され土俵を割った。昨日まで自信満々にとっていた相撲が突然しぼんだ。二敗組に転落。

加えて、二敗組の錦富士が三敗組の翔猿に引きずり降ろされる。

そして、若隆景対高安戦。関脇対元大関、因縁の対決だ。春場所、本割でともに負けた若隆景と高安の優勝決定戦となった。高安が土俵際まで追い込み、ほとんど勝利を手中にしたかと思われたが、ぽろりとこぼれた。若隆景が驚異の粘り腰で耐え、最後は逆転の投げ。新関脇での初優勝はあの双葉山以来、86年振りの快挙だった。

あのときの借りを返さねばならない、高安は心に秘めた。立ち合いでは、しばらくなりを潜めていた殿下の宝刀を抜いた。”かちあげ”で激しくぶつかった。一瞬ひるむ若隆景。攻め手を緩めず、さらにのど輪で押し込み、最後は引き落とし、若隆景を土俵に這わした。

殿下の宝刀、かちあげでぶつかる。

引き落とす。

初優勝をたぐりよせる勝ち名乗り。

そのあと、2敗の北勝富士が貴景勝のよもやの注文相撲で3敗組に転落。

お口直しに、豊昇龍の豪快な首投げをどうぞ(笑)。負けっぷりの良いのは10敗目の正代。

今日一日のすべてが”高安日和”になった。玉鷲の単独トップは変わらないが、一差となり、対戦も残しているので自力優勝が可能となった。三敗組ではトップの実力だ。あと、三日、引き締めていきたい。翔猿が不気味な存在だが、玉鷲はもう一つ、二つ負け、落ちてくる。もちろん、千秋楽か14日目に当たる玉鷲戦は落とせない。

明日、13日目の取組。高安は霧馬山、玉鷲は錦富士。激しいサバイバルレースの最終盤だ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

近所のお蕎麦屋さんの夕顔。夕方に白星を咲かせるおすもうさん好みの花(笑)。

大船撮影所時代からのお蕎麦屋さんで、小津安二郎、木下恵介監督らも来られた。

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おんめさまのお彼岸の花々

2022-09-22 08:16:28 | Weblog

おはようございます。

お彼岸の墓参の帰途、おんめさま(大巧寺)に立ち寄った。ここは鎌倉駅のすぐ近くで、また何時訪ねても季節の花々が迎えてくれるので、つい足が向いてしまう。

お彼岸の花というと、その名の通り彼岸花だが、ここには群生はしていないが、本堂脇の書院前の小庭園にこじんまりとある。紅白並び、源平合戦をしている。鎌倉の彼岸花も見頃に入ったようだ。

この小庭園はまるでミニ草原のように、ススキ、吾亦紅、女郎花などもあり楽しませてくれる。女郎花(おみなえし)は秋の七草のひとつなのに、暑い内に早々と咲きおわり、七草のススキが今年は今頃になって穂を出してきた。吾亦紅はちょうど見頃になっている。

芒(すすき)

吾亦紅(われもこう)

赤きものつういと出でぬ吾亦紅(虚子)手折る花いつしか多し吾亦紅(汀女)

ここのホトトギスもぽつぽつ咲き始めていた。

本堂を出口に向かう道沿いに藤棚がある。紫夏藤が暑いころから咲き始め、彼岸の入りに見頃を迎えている。今年は、紫彼岸藤と名を変えてもいいかも(笑)。

紫夏藤の棚。

その傍らにあっと驚く為五郎!は昔の流行り言葉。あっと驚くの男郎花(おとこえし)。去年、見つからなかったので、てっきり前年の暴風にやられてしまったのかと思っていた。どっこい生きていた!

女郎花と比較され、よくバカにされる。七草に入らぬあはれや男郎花 (子規)手折るべき女もなくて男郎花(子規)男郎花折らず女郎花のみ折りて (青邨 )

小さな草花も境内のあちこちに。

花虎の尾

つるぼ

金水引

入れない奥にはヒメリンゴ。

もう真っ赤な林檎になっている。

山門前の紅イタドリ(メイゲツソウ)が少し色づいてきた。

紅色になりはじめてきた。もう一度、見頃の時期に。イタドリは近くの川べりで見るが、紅はない。

秋明菊も。

紫式部と白式部。

 

最期にもう一度、彼岸花。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

コメント (2)
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