こんばんわ。
以前、ここで紹介したが、60年に一度の円覚寺・洪鐘(おおがね)祭が昨日(10月29日)行われた。このお祭りの目玉は何と言っても、華やかな祭礼行列で、明治時代の洪鐘祭の行列は16mにも及ぶ長大な絵巻で詳しく紹介されている。
さて、令和の洪鐘祭の行列はどうだったか。北鎌倉の小袋谷十字路から出発して、鎌倉街道を円覚寺までの行進。ぼくはその中間あたりで待ち構える。街道沿いは観客でいっぱい。行列のすべてをカメラに収めているが、ここでは、代表的なものをいくつか。明治の絵巻とも比較してみたい。
円覚寺の洪鐘は1301年、江の島神社の協力を得て鋳造されたもので、この洪鐘祭も江の島神社と共同で開催される。今回も江の島神社関連の行列が多い。また円覚寺と同じ山之内の鎮守さま、八雲神社も大神輿をはじめ、面掛行列など人気の出し物を提供する。では、出発!
先頭は”触れ太鼓”
そして、金棒。
明治の絵巻では、先頭は金棒引で、その後ろに江の島唐人行列・囃子がつづくとある。
ここでは、木遣り衆が先頭集団(鎌倉鳶職組合)。
そのあとに江の島神社の行列がつづく。
流れ旗
江の島囃子(唐人囃子)の行進
明治の唐人囃子行進の人々の赤い衣装と似ている。
小学生たちによる太鼓、三味線などによる演奏。
重そう!
大榊と剣鉾
獅子頭・四神(山之内八雲神社所蔵)。
円覚寺、洪鐘弁財天の旗
円覚寺の僧
稚児行列。円覚寺内の幼稚園児か。
前回(60年前)参加者の行列。
人力車行進(順に円覚寺管長、江の島神社宮司、山之内地区実行委員長)
山之内の鎮守、八雲神社の行列
高張提灯
そのうしろに待ってました。八雲神社の大神輿登場。
明治時代にももちろん登場。行列の主役です。
ここで、ほぼ半分、中締めとしたいと思います。後半も面掛行列、洪鐘張り子など見どころいっぱいです。(つづく)
では、おやすみなさい。
いい夢を。
十六夜の月。今夕は鉄塔から月の出。↑ 簪つけてかわいらしく。↓