気ままに

大船での気ままな生活日誌

それは、”ぼんぼり祭り”から始まった

2009-08-11 09:09:58 | Weblog
ぼんぼり祭りは、ぼくにとって記念すべきお祭りなのです。実は、ちょうど3年前の8月8日の、”ぼんぼり祭り”をタイトルにした記事が、ぼくのブログのスタートなのです。その年、2006年は犬どしで、宮崎緑さんの雪洞が犬の絵であることも記述しています。その後、3日坊主で終わらず、そしてなんと、”3年坊主”も通過したことに対し、よくぞここまで続いたと、自分でも驚いています。この調子なら、来年のぼんぼり祭りまでは、がんばれそうです。ご支援(?)よろしくお願いします。

さて、前回のつづきで、写真をたくさん撮ってきましたので、雪洞、あれもこれもを紹介してみたいと思います。

まず、日本画家編。

平山郁夫さんと松尾敏男さん。平山さんは瑞泉寺に向かう道沿いにお住まいです。シルクロード研究所の看板もあります。両雪洞、両横綱のように本宮前に並んでいました。


田渕俊夫さんと後藤純男さん。不思議と、日本画家4人とも○○お(夫/男)ですね。子供を日本画家にさせたいときは、名前は、○○夫/男、にしてくださいね。最近はやりの、翔太とか悠人では前衛画家にしかなれませんよ(笑)


文学者もちらほら。
藤沢周さん。北鎌倉の円覚寺の裏山にお住いです。”あの蝶は蝶に似ている”。どうゆう意味でしょうか、はじめの蝶は”夜の蝶”でしょうか(笑)。柳美里さん、いつか西口のラーメン屋さんでおみかけしました(笑)。

伊集院静さん。奥さんだった故夏目雅子さん、素敵でしたね。ご夫妻がよく行かれたという長谷のお寿司屋さんにも行ったことがあります(汗)。そして詩人で小説家の三木卓さん。芸術院会員です。百先生のように”いやだからいやなのだ”と断わらなかったんですね。一度、ご講演を聞きにいきました。雪洞、もう少し、大きな字で書いてほしいでづね。いや、大きな余白に意味があるのかもしれない。


中高年の星ふたつ、朝丘雪路さんと扇千景さん。雪路さん、さすが伊東深水さんの娘さんだけあって、お上手です。深水さんは清方さんのお弟子さんで、鎌倉にお住まいでした。扇千景さん。宝塚出身ですが、政治家として大成しました。書もお上手ですね。四代目坂田藤十郎さんの雪洞と仲良く並んでいました。近くにお住まいなのでしょうか。

浄智寺と円覚寺のご住職の書。逆ではありません。右の”寶所在近”の言葉は浄智寺の山門扁額に書かれている言葉ですね。幸せは遠くにあるものでなく、すぐそこにある、あなたが気付かないだけ、という意味です。おいしいオムライスもお酒も宝物です(笑)。


まだまだ、たくさんありますが、新藤兼人監督で〆ましょう。 1912年生まれの97歳。1951年(39歳)、”愛妻物語”で監督デビュー、”愛妻”乙羽信子さんとの映画”午後の遺言状"が彼女との遺作となりました。逗子に長くお住まいです。


この5月、牛年生まれ、84歳の母を亡くしたぼくにとって、忘れられない、ぼんぼり祭りになるでしょう、この新藤監督の言葉と共に。
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ぼんぼり祭り

2009-08-10 12:11:55 | Weblog
土曜日の夕方、八幡さまのぼんぼり祭りに出かけた。去年もそうだったけれど、鎌倉駅前のビルの、和食屋さんで、軽く飲んで、食べて、ぼんぼりに灯がともる頃に外に出た。

第二鳥居からの段葛の両側にずらりと雪洞が並んでいる。ここの雪洞は、両側に並ぶ商店街の方々が描いたものが多いと聞いている。素人さんといっても、さすが鎌倉、くろうとはだしの腕前の書画も数多く、見られる。たとえば、これ。向かいのカレーラーメン屋さんのおばあちゃんが描いたものである。なぜ、知っているかというと、2,3年前、雨になったときに、その店で、雨宿りしている雪洞があったので、聞いてみたのだ。毎年、作品を出すのを楽しみにしているらしい。今年もふたつ傑作を出されていた。まだまだお元気なのだなと、嬉しく思った。



八幡宮の境内に入る頃になると、夕闇がせまってきて、ずらりと、ほのかな灯りの雪洞がづっと先まで続いていた。ここのは鎌倉にお住まいの、あるいは、ゆかりのある有名人の作品が並んでいる。



いつもトップの、指定席に、宮崎緑さんの雪洞には、これもいつも同じ、今年の干支の絵が描かれていた。ウシ。今回のモチーフにウシは多かったけれど、ムシもいた、虫好きの、養老孟司さんのだ。これも定番で、必ず虫で、それも甲虫類しか描かない(笑)。



どうゆうわけだか、猫も多かった。猫好きも多いのだろう。鎌倉に住んでおられた大仏次郎さんも大の猫好きだったけ。ぼくも好きですよ。でも猫だけでなく、生きものみんな好き。

猫は天敵?金魚と鯉も。ボクはお魚料理も大好きです。いつもいただいています。ありがとうございます。


ヒトも動物の一種、ほもさぴえんす。こんな美女はとくに好きです(汗)。左のは、安野モヨコさん作です。


その年の話題の人に似顔絵も必ずみられる。今年はやっぱりこの人か。福井県小浜市も応援して大統領になったオバマさん。でんぐりがえしを何百回して国民栄誉賞をもらった森光子さん。


日本の政治家も。なんで鳩山さんが鎌倉ゆかりなのだろう。鳩さぶれの関係者かな。それにしても、うちの知事は、やぼな雪洞をだすなあ(笑)。都知事も出してだけど(逗子に住んでいたことがあるので関係者なのだ)、もう少しましなのを出していたよ。


ぼんぼり見物も良かったけど、こんな浴衣美人見物も良かったゼ。



今日の鎌倉花火大会は中止と決定しましたと、朝、電話が入った。せっかくいい席を予約しておいたのに。花火も浴衣美人もみられなくなってしもうた。くやちい。
今日のぼくの気持ちを表している”さけび”のような雪洞もありました。竹中直人さん作です。


まだ、つつづきがあるのですが、夕方にでも投稿しますので、また、みてくださいね。ではまた。
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黄金の都シカン展

2009-08-09 10:10:17 | Weblog


昨晩は鶴岡八幡宮のぼんぼり祭に行ってきた。十分、楽しんで、午後10時頃、家に戻ると、TBSの”世界不思議発見”で、先日、上野で観てきた、”黄金の都、シカン”に関連した番組をやっているではないか。ここでは、ぺルーのシカン博物館を訪ねたときの映像が主体だが、黄金の仮面やら、副葬品など、上野で観たものが続々と出てくる。会場では写真を撮れなかったので、パチパチ撮った。それらの写真をのせながら、あの、国立博物館での展覧会を思い出してみようと思う。

この展覧会は、30年間にわたり、調査研究をつづけてきた、南イリノイ大学教授の島田さんの研究発表会みたいだなと、はじめに思った。よくぞここまで、と感心する。もちろん一人の仕事ではなく、冶金、金属工芸、環境学、分子人類学など、いろんな分野の科学者の力添えもあり、このような大きな成果をあげてきたのだ。



ここに、インカのルーツとなる都市があった、と予知できる能力がすごい。一流の考古学者はこうゆう鋭敏なアンテナが備わっているのだろう。ロロ神殿の前に盗掘跡がたくさんあり、きっと大規模に発掘すれば、必ず、大発見があると睨んだのだ。

予測は見事に当たった。1991年にロロ神殿東の墓の主埋葬者の顔につけられていた黄金の仮面が見つかった。”アーモンドアイ”と呼ばれるつりあがった目は、シカンの神を示している。金が主体の銀銅の合金でできており、朱で彩色されている。展覧会でもこれが売り物になっている。



シカンはインカ帝国の、少し前のAD1000年頃からの都市(国)だから、日本でいえば平安時代くらいに当たる。ナイペと呼ばれる砒素銅(青銅)の大量生産技術に長け、それをもとに周辺都市と交易し、金や琥珀やエメラルドを手にいれたらしい。それで、豊かな交易都市として栄えたのだ。


面白いことをいくつか紹介しよう。主埋葬者は、こんな格好で埋葬されていたそうだ。こんな格好では安らかに、永眠できないと思うのだが(笑)。何か宗教的な意味があるのではないかということだ。近くに女性がお産をするような格好の像も再現されているので、死の世界から蘇るという意味も考えられている。



これは展覧会の方にあったかどうか、記憶がないが、”世界不思議発見”のクイズで出たものだ。シカンの男たちは日本人と同じものを着けていました、さてなんでしょう、という問いかけだった。たいていの回答者も当てたし、ぼくも当てた。答えは”ふんどし”だ(笑)。女はノーパンです(うそどす)。



30年間の研究成果は、まだ1%にすぎないという。全貌を明らかにするには、島田さんは、あと3000年生きなければならない。長島が引退セレモニーで述べた”我が巨人軍は、永久に不滅です”のように、シカン考古学も永久に不滅ですね。
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立秋 東慶寺

2009-08-08 08:09:57 | Weblog


立秋になったとたん、真夏の空になってしまいましたね(笑)。”残暑”お見舞い申し上げます。昨日、立秋の日、実家の片付けをしたあとの帰り、午後4時過ぎに東慶寺に寄ってみました。

真夏の空ですが、やっぱり、暦通り、秋の気配も少し感じられました。秋の七草のひとつ、女郎花。咲き始めていました。ぼくはここの、竹穂垣(だと思う)を背景にした、女郎花が鎌倉で一番気に入っています。


なんと、秋海棠まで花をつけていました。


河原なでしこ。なでしこのようにうつくしかった大原麗子さん逝く。寅さんのマドンナ役に二度、出演されました。


ご冥福をお祈りします。静かさや 岩にしみいる 蝉の声(芭蕉)


白桔梗。清純派の、のりピーに覚せい剤所持疑惑。シロであって欲しいです。もし、のりピーまで使っているなら、いっそのこと、”元気になる薬”として政府が販売にしたらどうだろうか。もちろん95%くらいの税率をかけてね。そうすれば、ばかばかしくて、誰も買わなくなるかもしれない(笑)。


中高年の清純派代表、小百合ちゃんは大丈夫だろうか。かぐせいざい(お香)ぐらいは許します(笑)。

水引。上からだと赤く、下からだと白く見える花を、紅白のお祝いの水引に見立てています。小百合ちゃんも、いずれは、国民栄誉賞の水引でしょう、でんぐりがえしの方がもらったくらいですから。
稟とした姿が小百合ちゃんみたいですね。

。。。

さあ、甲子園の高校野球が始まりました。第一戦は常総学園対九州国際大付属。木内監督対若生監督。両監督は、03年、常総が優勝した時の、決勝戦の相手、ダルビッシュを擁する東北高校、それぞれの監督でした。因縁の対決。

早くも、常総、先取点。25年間、茨城県民だったボクは常総を応援。九州出身のワイフは九州国際を応援。こちらも夫婦対決。ふーふー。
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茅ヶ崎美術館は夏景色

2009-08-07 07:25:29 | Weblog
むしむしする、夏の暑い日は冷房のきいている図書館か美術館が一番。で、図書館と美術館が高砂緑地をはさんですぐ近くの、茅ヶ崎へ行ってきました。まず、図書館で吉田秀和のエッセイを読んだり、松園の画集を観たりして、ついでにいねむりもしっかりはさんで(汗)、それから美術館に向かいました。


茅ヶ崎美術館は、ひとつは常設展”夏季収蔵作品展/水の情景”。そして、もうひとつは、”奥村幸弘/不思議な楽園”展。どちらも夏らしい、のびのびするような気分になるいい展覧会でした。


第一会場の正面に、肥沼守の”航海譚/キトラ島。いつか、ここで肥沼守展があり、すでにみているフレスコ画です。ほのぼのした好きな絵でした。再会できて、まずにっこり。そして、入江観の海辺の景色3点、海の色が良かったな、岩本和子、”輪廻の空間”、平山郁夫タッチの日本画。萬鉄五郎や三橋兄弟治の海辺の景色も。夏らしい景色を堪能し、機嫌よく、二階の会場へ。



二階は、奥村幸弘の不思議な楽園シリーズ。象さん、麒麟さん、亀さん、ペンギンさん、そして、お花が咲き乱れ、木々も伸びやかに育ち、本当に天国みたい。こんな楽園の中だから、象さんの目もやさしい、麒麟さんの目も、喜びに満ちている。色彩が、青(象さんがなぜだかみなうすいブルー)、赤、緑と豊かで明るく、何もかも満ち溢れている感じを受ける。まさしく楽園だ。おらが地球さもこうでなくちゃあかんね(笑)。こんな絵、一枚、部屋に飾っておけば、どんないやなことがあっても、癒されてまうだろうな、そんなことを感じさせる絵の数々でした。1966年生まれの方で、画家であり、また美術作家でもあるそうです。

そして、この会場の向いに薄暗い、ちょっと不気味な部屋が。入ってみると、河童とか、ひとつめ小僧とか、こわい人形や絵がいっぱい。講師の先生の指導で、近くの小学生がつくったものだそうです。タイトルは”あやしいをつくる”。ぼくらも子供の頃はこわいものが大好きでしたね。お化け屋敷もよく行きました。夏はおばけが一番(笑)。関係ないけど、桜田淳子の”夏にご用心”好きでした(汗)。♪あぶない あぶない 夏はほんとにご用心♪

茅ヶ崎美術館の夏景色を十分、楽しんで外に出ると、外も夏景色。蝉の声が、ひっきりなしに。

美術館前の、八木重吉のこの詩碑がぴったりの季節になりました。
いつも胸が締め付けられるような、命の詩です。


へくそかずらちゃんも、(へんな名前つけられちゃたけど)今咲いておかなければ、今、匂っておかなければ、もう駄目だというふうに咲いている。自然と涙をさそわれる。



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立秋前日の満月

2009-08-06 20:11:26 | Weblog


やっぱり、ちょっとだけよ、と午後8時前に
お月さま、東の空の雲間から顔を出してくださいました。

ぼくがいつもお月さまをソンケイしているのが分かっているのですね、
どうもありがとうございます、お月さま。

もう明日は、立秋。
暑中お見舞い申し上げます、のいえる最後の日に、

それも満月の夜に、
そして、広島原爆投下の、平和を祈る日に、

みなさんに、夏のごあいさつができて、
ぼくは、なんだかとてもうれしいのです。



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月の石に再会して

2009-08-06 10:15:33 | Weblog
たしか、今晩、満月のはずですが、この天気では無理でしょうか。先月の七夕満月のときは、ぼくがベランダに出ると、お月さま、雲間からちらりと”ちょっとだけよ”と顔を出してくれました。今晩もお願いしますね。

先日、上野の科学博物館で、本当に久しぶりに月の石を観てきました。そして、忘れもしない1969年7月21日のアポロ11号の月面着陸の、たぶん人類史上、空前絶後のビッグニュースを思い出しました。そして、アームストロング船長の言葉、”ひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である”も。

ミニ企画展 ”月の石”。日本に一部、寄贈され、この博物館(1969年11月)や大阪万博(1970年)で公開され、大人気となりました。ぼくも、もちろん”いざ鎌倉”じゃない””いざ上野”へと駆けつけました。その後、当館で常設展示されていましたが、展示室改修のため、しばらく姿を隠していたのです。再度の常設展示に当たり、当時の資料なども飾られ、なつかしく想い、楽しめましたよ。

日の丸の上の、宝石箱のようなケースに入っていました。左がアポロ11号が採取した石、中央のメタルは月面に残してきたもののりプリカ、右はアポロ17号が採取した石です。思ったより小さかったです。


”人類、ここに月を踏む”の大見出しの朝日新聞。ぼくもちょっと前まで、これを保存していたんですよ。引っ越しのとき整理してしまいました。


アームストロング船長の言葉。


そして、時代がうつって、月の地平線から、昇る青い地球の”日の出”(地球の出?)までみることができるようになりました。なんてうつくしいんでしょう。





こんなにもうつくしい地球を汚すのは誰れ?ほもさぴえんすです

本当に、♪青い地球は誰のもの♪ですね。富田勲作曲、NHK”70年代 我らの世界”のテーマ曲です。いいメロディでしたね、歌詞はこれだけの繰り返しでしたが、多くのことを語っています。このときから30年以上たっているのに、悪くなる一方ですね。
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常若(とこわか)の心

2009-08-05 11:07:05 | Weblog
昨日、伊勢神宮の、20年ごとに宮を建て変える式年遷宮、そしてそれ故の、いつまでも若々しい、”常若(とこわか)の心”についての記事を書いているときにふと、ある科学者の名前が想い浮かびました。

ロケット博士として有名な糸川英夫さんです。糸川さんは、研究テーマは10年ごとに変えるのがいいと、実際、はじめは音響学をやり、自身でバイオリンの設計をしたりしていましたが、次の10年は糸川さんを有名にした、宇宙ロケットの研究へと舵を切り、一段落すると、自身で研究所をつくり、海洋工学や地球環境問題等の課題に情熱を燃やしました。

式年遷宮の、同じものを20年ごと再建継承するという、意味合いとは異なりますが、糸川さんの10年ごとの研究テーマ替えは、伊勢神宮の”常若(とこわか)の心”と通じるものがある、と思ったのです。

ぼくも経験があるのですが、研究が一番面白い時期は、あるテーマの、研究をはじめて、2,3年の間です。ああでもない、こうでもない、といろいろな可能性を探り、実験を繰り返しているときは、夏休みの子供が、林の中に入り込み、カブトムシの棲みかや蝶の飛ぶ道を探しているような楽しい気分です。

そして、そのうち、ポイントがみつかり、そこに深入りしてゆくようになります。その段階にくると、もう、研究成果を公表できるようになり、論文も次々と書けるし、協力者も増えてきて、10年もたつと、その分野では第一人者にもなれます。

そのまま、さらにこの分野で研究を進めていけば、2,30年後には大御所として世間に遇されるようになるでしょう。自分で実験しなくても、弟子たちがどんどん仕事を進めてくれるようになります。たいていの科学者はこうゆう道を選びます。

しかし、糸川さんは、あの、研究の一番楽しい頃の自分はどこに行ってしまったのだ、と10年目頃に思い悩んだに違いありません。で、今までの研究業績をあっさり捨てて、新たな分野に挑戦していったのでしょう。そして、若々しい情熱を取り戻したのでしょう、まさに”常若(とこわか)の心”です。ぼくも糸川さんの研究スケールの大きさには及びもしませんが、似たような”研究航路”を選びました。

現役引退後も、趣味も多彩で、チェロの演奏、クラシックバレエなどもされたようです。”常若(とこわか)の心”はこの世を去るまで、続いていたのです。

また別の機会に、”常若(とこわか)の心”芸術家編を書いてみたいと思っています(汗)。
。。。

先日、訪れた国立科学博物館。宇宙線を検出する霧箱の前で、ボランティア説明員にいろいろ質問している子供たち。こうゆう常若の心、いつまでも、もちたいものです。

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新盆施餓鬼供養会

2009-08-04 21:56:18 | Weblog
今日、菩提寺で新盆施餓鬼供養会が開催された。母は、他界してからも、本当に”晴れ女”だ。昨晩の天気予報では、この辺りは終日雨のはずであった。それが、朝から、曇り空であったが、10時半頃、お寺に到着し、1時間ほどの法要の間も、一滴の雨も降らなかった。法要を終えて、お墓に参ったときには、晴れ間さえ覗いていた。加えて、真夏だというのに、涼しいくらいで、汗ひとつかかなかった。お通夜も葬儀のときも、そして納骨の日も、晴れて、翌日は雨だった。

16年前の、父のときの新盆では自宅にご住職さんにおいでいただき、お経をあげていただいたが、最近は、新盆をむかえる家庭が多くなり、このようにまとめて新盆供養するようになったという。今年も40に及ぶ、檀家が新盆を迎え、1家族5人以内という制限でも、本堂は喪服の人々でいっぱいになっていた。

実家での、7月のお盆には親戚の方がたくさんおいで下さり、実質的には新盆供養を終えているが、今回は、正式に、ご住職さんにていねいなお経をあげていただく供養会だった。

ご住職さんのお話しの中で、今回新盆を迎える方々の中には、お寺によくおみえになり、また、お酒の席で楽しくご一緒した方も何人もおられ、今年はとくに、しみじみと心にしみる供養会です、とのお言葉があった。ご住職さんと親しくなり、カラオケまで誘ったことのある(汗)母も、間違いなくその一人だな、と思ったら、胸があつくなった。

5月はじめに、母がこの世を去り、3か月たった。今日、新盆供養の儀も無事終わり、ぼくら家族も、今日の空のように、雲間に少しだけ青空がみえてきたようだ。



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東博でお伊勢参り

2009-08-04 08:36:56 | Weblog
もう、1週間ほど前のことですが、東博にお伊勢参りに行ってきました。本物のお伊勢参りは2度ほど行っています。仕事で津に行ったついでに、足を延ばしたのと、あとは、松坂牛を食べながら(和田金だったかな)のバスツアーで参拝したのと、計2回です。

江戸時代には、60年に一度の”おかげ参り”が流行し、せめて一生に一度はと、こんなふうな旅格好で訪れたようです。

広重”伊勢神宮宮川の渡し”会場のパンフより


そして、世界に例をみないユニークなのが、20年に一度、神宮を新しく、建て変えるとゆう、御遷宮。それが1300年間も続いているゆうすごさ。建物だけかと思ったら、御装束・神宝まで更新するのだそうですね。これで、宮大工や工芸品制作等の技術も、着実に継承され、何よりも、いつまでも若々しい、”常若(とこわか)の心”が継承されるのです。20年間、技術継承にちょうどいい期間ですね。

式年遷宮の儀式

ご神宝の数々。太刀、衣、鏡等。


”東博でお伊勢参り”なんてタイトルにしてしまいましたが、”お伊勢参り”は、やはり、お伊勢さま。ここでは、伊勢神宮のほか、わが鎌倉の八幡さまを含む、いろいろな神社の神宝を拝見できる”神々の美術展”です。

第1章では、古事記中巻、日本書紀、日本書紀などの写し本や伊勢神宮曼荼羅など”神宮の歴史と信仰”を、第2章では”遷宮と古神宝”の太刀や鏡など、なかなか目にすることのできない、鎌倉、室町時代のお宝をみることができます。そして、第3章では昭和の”今に伝える神宝”の数々も。

第4章の”神々の姿”として、京都石清水八幡宮の神々の像を中心に展示されています。お寺の仏像とはだいぶ、イメージの異なるものです。ただ、ぼくとしては神社の神は姿が見えなくてよい、みえない方がいいと思っています。神社のうしろの、大きな自然が神さまでいいと思っていますので、形にあらわされてしまうと、どうかなと思ってしまいます。

これは常設展の方で撮ったものですが、こんな感じの神々の像です。これは島根の八幡宮の八幡神坐像です。


平成25年の式年遷宮には、3度目のお伊勢参りに行きたいな。最近1日2万歩ペースが落ちてきたので、ちょっと心配。元気でいられるかな。”常若ハイカイ”、がんばらなくちゃ。

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