今日も3時に目が醒めて、用をたし、床(ゆか)に映る、ぼんやりとしたお月さまを眺めて寝床に入ろうとしたとき、はたとひらめいた(汗)。このお月さまを鏡に映すことができないか。そして、WIFEの鎌倉彫の手鏡をとりだした。床に置き、お月さまが映っているかどうか。な、ななんと、うつくしい、そのまんま南のお月さまが。お月さまが我が家に訪問してくれたような、喜び。
はじめ、床面のときと同様、暗闇でノーフラッシュで撮っていた。ふと、フラッシュでも可能か、と思い撮ってみると、床面とは違い、なんと、ばっちり写っているではないか。フライパンと卵の黄身みたいだな。
満足して、寝床に入った。うとうとし始めたとき、また、はたとある考えが頭に浮かんだ。そうだ、水に映すことも可能かもしれない。そうすれば、さらに拡大して人工池を室内につくり(幼稚園生用のプールでもいい)、そこに名月を浮かべ、よもすがら、観月できるかもしれない。その予備実験を行おう。ボールに水を入れて、月を映してみる。すると、水面が揺れている間は月も揺れていたが、落ち着くと、まさにお月さまが。今朝、PCでみたら、月のリサちゃん(兎のこと)まで映っているではないか。これも、フラッシュで撮れた。
そして、満足して寝床に入った。また変な考えが頭に浮かんだ。そうだ盃に月を浮かべると風流だな、と思い、起き出した。そして、実験。見事、お酒をたたえた小さな盃にお月さまを浮かべることができたのだ。しばらく観月し、祝杯をあげ、お酒を呑みほした。これはいい。秋になったら、名月を酒に浮かべて月見かな もできるぞ。
結局、朝が来てしまった。お日さまとお月さまに笑われてしまった。いい歳のおじさんがこんなことばかりして、遊んでていいのだろうか。
これから、箱根の、山のホテルの躑躅を観にいきます。 リサには黙って行きます。