気ままに

大船での気ままな生活日誌

科博の植物展から

2021-07-24 13:20:01 | Weblog

こんにちわ。

東京五輪が始まったが、植物界のオリンピックのような展覧会が上野の科博で開かれている。題して、植物/地球を支える仲間たち。みな三大会連続金メタル級のすごい植物たちばかりで、全部は、とても紹介しきれないので代表選手を五つほど。

まずは、世界最大の花と言われるラフレシア。直径80センチにもなる。ボルネオ島とスマトラ島、その周辺の島でのみ生息している。 この地域では古くからラフレシアのつぼみが漢方として使用されてきたこともあり、乱獲されたり、森林破壊により生育できる環境が少なくなり、絶滅の危機にさらされている。ラフレシアは茎や葉、根を持たず、ハエを媒体として受粉し”つぼみ”となり、ブドウ科の植物に糸のような細胞を食い込ませて栄養をとって育つ寄生植物とのこと。ハエを呼ぶために異臭を発する。

これは模型なので臭いはしない。

シンガポールの建国の立役者、ラッフルズが発見。

ショクダイオオコンニャク 高さ3メートルを超える世界最大級の花。スマトラ島の熱帯雨林に自生しているサトイモ科コンニャク属の植物。数年に1度、開花し、2日間しか咲かない。高く伸びた「付属体」を取り囲む仏炎苞が1メートルほど広がり、全体の姿が巨大な燭台のように見える。ハエなどの媒介虫を集めるため付属体から悪臭が放たれる。イギリスの王立園芸協会が2009(平成21)年に行った投票では、”世界一醜い花”に選ばれたとのこと。

科博・つくば実験植物園では5回連続で同じ株での開花を成功させ、これは、金メタル級の成果らしい。そのときの写真がホームページに掲載されている。

オオミヤシの種子も重さ10キロと最重量級。フタゴヤシとも呼ばれるが、種子に割れ目が入って2つの種子が合わさったように見えるから。しかし、1つの種で、1つの胚を有し、双子ではないとのこと。

こんな説明があった。お尻のように見えるが、肛門に当たる部分から発芽する。臭いはないとのこと(笑)。

埋木 9万年も前の阿蘇第4火砕流中から見つかった杉の埋木。アザラシのように見える(笑)。美人にチュー。

先端技術からも。伝子組み換えによる青いバラの作成

元株の花の色を青くしてゆく過程。さらに綺麗な青にしたいとのこと。

おみやげには、やはりこの大きな花が人気。臭いはないです。

とても楽しい展覧会でした。

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箱根美術館の山百合 東京五輪開会式 お月見8連勝

2021-07-23 23:50:57 | Weblog

こんばんわ。

今夜は、話題がもりだくさん。

まず、箱根美術館庭園の山百合。もう遅いかなと思いつつ、朝から出掛けた。なんとか残っていてくれた。二年振りのうれしい再会。

苔と青紅葉の美しい庭園

この手前が渓谷になっている。そこに山百合が十数株。少し遅かったかな。

青紅葉と苔庭園にも山百合があちこちに。

苔石にも。いつも、ここだけで十数株、咲くのだが、今年は少ないようだ。

ほかにも、あちこちに。

茶室前にも。

苔も見頃。

隣接する石楽園の山百合。

今日一番の山百合はここに。

箱根の山々を背景に咲く山百合。

山百合のあとは、冷房の効いた美術館で。縄文土器や珍しいうさぎの埴輪など。

。。。。。

いよいよ東京五輪2020開会式が始まった。8年前、東京に決定したとき以来、ぼくら飲み会の合言葉は、東京五輪を元気で見よう、だった。そんな仲間のうち、二人はもういない。ぼくも4年前、あわやという時期があった。こうして元気で東京五輪を迎えることが出来るのはありがたいことだ。

聖火ランナーに王さん、長嶋さん、松井さんの豪華メンバー。

最終ランナーは、世界の大坂なおみ。いい人選だ。

開会式に合わせたようなほぼ満月のお月さま。そういえば、7月16日からお月見8連勝だ!またむくむくとぼくのお月見連勝記録の更新に意欲が湧いてきた。最長記録は26連勝(21年1月)。五輪に重ねた日々で最長記録を更新したい。目標は金メタル予想数と同じ30連勝!

まるで金メタルのようなお月さま。明日の満月は五輪満月と名付けよう。

西空には宵の明星(右上)も姿を現してくれた。幸先いいぞ。”金星”だからね。

拡大すると金メタル!

昨夕の十三夜の月。(今後の連勝記録の証拠写真のため未記載はまずいので加えました)

では、おやすみなさい。

いい夢を。

生後1か月の双子のパンダ。だいぶパンダらしくなりましたね。

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招き猫亭コレクション 夏猫ビヨリ

2021-07-22 14:16:19 | Weblog

こんにちわ。

昨日、二回目のワクチン接種を終えた。副反応は二回目の方が強いというので、今日は一日、家でのんびりしていようと思っている。初回は翌日、肩の接種部位がわずかに痛んだ程度だった。二回目の今朝も、同様な痛みがあるだけで、体温は6度1分で平熱。ただ、なんとなくだるい気がするが、こんなことは70代に入ってからはよくあることで、副反応のせいにはできない。まずは順調といったところ。

藤沢のアートスペースで面白い展覧会が開催されている。世の中には猫好きが多いが、そんな人にはぴったり。

猫に関する美術品ならなんでもござれと40年間に渡り蒐集し続けたのは、本名を明かさない招き猫亭氏。2018年にこのコレクションが藤沢市に寄贈されたとのことで、もうすでに2回ほど公開していたそうだが、全く知らなかった。

はじめちょっと軽くみていたが、会場に入って、びっくり。藤田嗣治の猫はいるし、小林清親の”猫と提灯”もある。ポスターに選ばれた”金魚鉢に猫”の作者は、小原古邨である。そして浮世絵界からは国芳、国貞らが登場するし、ほかにも日本画、洋画、版画、イラスト、彫刻の各界から錚々たる美術家が。たとえば、ぼくが名前を知っている範囲だけも、竹内栖鳳、水野年方、山口華楊、杉山寧、中川一成、 椿貞雄、猪熊弦一郎、木村荘八、川上澄生、籔内佐斗司、黒田征太郎、そして 植草甚一も、と多士済々なのだ。

残念なことに、同じビルの階上の浮世絵館は撮影自由なのに、ここのアートスペースは何故か、撮影禁止。でもそれでよかったかも。100以上の作品、どれも撮りたいものばかりだったので、整理がつかなくなったかもしれない。ということで、チラシに採用された作品とか、ぼくが持っている写真などを添えて、各章ごとにまとめてみたい。

第1章 涼を感じて

小原古邨(祥邨)金魚鉢に猫

歌川国芳 猫の百面相

木村荘八 猫の銭湯 

テオフィル・アレクサンドル・スタンラン(夏─手すりの上の猫)

生田宏司 (キャットテール)

ほかに、竹内栖鳳(猫乃面)、中川一政(日日閒(花に猫))、椿貞雄 (とら寝る図)、山口華楊 (華と猫 )猪熊弦一郎(二人の女)など。

第2章 夏蚕を守る猫絵

岩松(新田)徳純 (猫図)

楊洲周延 蚕まじない(ねずみよけの図)など鼠除けの猫図7点。

第3章 暑さも吹き飛ぶ怖い猫

オーブリー・ビアズリー  黒猫

国芳 見立東海道五拾三次 岡部 猫石の由来

国貞(五十三次の内・京)、 歌川国芳(日本駄右エ門・猫之古事)、植草甚一 (猫男)、駒井哲郎(人のような猫 )ほか多数。

第4章 猫夜行

小林清親 猫と提灯 

鈴木敦子 (光る)

大森暁生(月夜のテーブル ─Burmese─ )

ほかに池田満寿夫(夜の猫 chat de nuit)など。

第5章 夏休み遠くへ行く、それとも近くへ 旅と猫 

国芳(猫飼好五十三疋) 

其まま地口猫飼好五十三疋

斎藤真一 (軽便鉄道)

藤田嗣治(猫を抱く少女 )、杉山寧(ローマの猫) 籔内佐斗司(猫も歩けば)、つげ義春 (猫町紀行)川上澄生(猫町)など。

とても楽しい展覧会でした。

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東京五輪スタート 

2021-07-21 22:26:30 | Weblog

こんばんわ。

開会式を二日後に控え、早くも一部、競技がスタートした。コロナももうすっかり収まっているはずと一年延長した東京五輪であったが、江戸の川柳ではないけれど、本降りになって出てゆく雨宿り、みたいなことになってしまった。

コロナ本降りと猛暑の中、選手のみなさん、ご苦労さま。ぼくは、今日、コロナワクチンの二度目の接種を終え、冷房のきいた部屋で熱戦を見るという、なんとも申し訳けない気持ちで観戦していた。

午前中はソフトボール日本がオーストラリアにコールド勝ち。あの上野投手が先発とはびっくりした。まだまだ若いんだね。初回、あやうかったが、二回以降立ち直ってくれた。東京五輪、全種目最初の白星となった。

そして、夕方からは、なでしこジャパンが登場。相手は強豪、カナダ。開始早々、カナダに被弾。この一点がなかなか返せず、後半のPKまではずし、もうダメかと思ったが、最終盤、岩淵が起死回生のゴールを決めてくれた。ドローに持ち込む。若い時からエース候補と期待されていたっけ。よくやった。

いつもの五輪と違って、心から喜べないが、始まったからには、応援し、選手の皆さんの熱気でコロナのバカを吹き飛ばしてほしいものだ。

さあ、満月が近いぞ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。

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夏色美人/清方が見た夏げしき

2021-07-21 10:09:01 | Weblog

おはようございます。

鏑木清方記念美術館では、盛夏には夏姿の美人画と夏の風景を描いた作品が並ぶ。今年も”夏色美人/清方が見た夏げしき”と題して涼やかな作品が展示されている。

清方は、大正9年、42歳のとき(横浜の)金沢八景に別荘(遊心庵)をもったが、ここでいくつも名品を描いた。長女、清子をモデルに描いた、朝涼(あさすず)大正14年もその一つ。蓮池のほとりをおさげ髪をさわりながら歩く少女。よくみると、(右上に)明け方に残る白い月が描かれている。当館所蔵の名品。

清方の奥さんをモデルにした襟おしろい(大正13年)

そして、切手にもなった名作、”築地明石町”の下絵。本画が2019年、44年振りに姿を現し、竹橋の東近美で見てきたことを思い出す。モデルのM夫人は奥さんの女学校時代の友達。清方の文集に、新橋駅で見送りに来ていた女学生時代の彼女をはじめて見たと綴られている。桃割れに紫の裾長のすらりとした後ろ姿が印象的でいつか描いてみたいと思っていたようだ。その後、彼女の夫が鏡花を通じて清方と知り合いとなり、モデルとなったようだ。

築地明石町(下絵)昭和2年 本絵ではぼやけている帆船が下絵でははっきりみえる。晩夏の風情の朝顔。

本絵(ここでは展示されていない)。東近美の所蔵となり、もう行方不明になることはない。

以上の3点のほかにも夏色美人がいっぱい。

紅雨荘(大正元年)第6回文展出品作の下絵。建仁寺垣の前で洗い張りをする振袖新造の姿を描いた。振袖にある孔雀の羽の文様は歌川豊春の《遊女の図》に描かれたもの。清方は、かつて目にした遊女の寮の風景に風情を感じ、これを制作した。

妓女像(昭和9年)第15回帝国美術院美術展覧会への出品作の下絵。日本橋の音喜久の芸妓、小菊と春枝がモデルをつとめた。鼻筋、丸い鼻先、小鼻の形など、顔は写実的に念入りに描かれ、左幅では撥を持つ左手の位置が修正されている。本画は戦火で焼失した。

柳の下に涼む娘(昭和30年)

夏の柳井戸(昭和4年)夕立ち雲(大正11年)

ほかに、清方が意匠を手がけた浴衣資料も展示されている。

夏色美人と夏景色をながめ、ゆるりとしたひとときでした。

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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第76回春の院展 大谷、8K零封

2021-07-20 20:47:02 | Weblog

こんばんわ。もう、ひと月もすると秋の院展が始まる時節だが、横浜のそごう美術館では”春の院展”がはじまっている。何故、春の院展かというと、いつも春3月に日本橋三越からスタートするから。そこから、全国を巡回し、真夏の頃に、横浜に来る。真夏の院展である(笑)。秋の院展は大作ばかりだが、ここでは、小品が多い。

昨晩のブログでは月が描かれた作品をいくつか載せたが、ここでは、それ以外の気に入った作品を掲載したい。それぞれの作品には作者の思いが綴られている。それらも要約して付け加えた。

下田義寬 花火 以前熱海の花火大会をクルーザーの船上から見物する機会があり、夫婦でデッキに仰向けに寝ころがり煙やススを団扇で払いながらの貴重な体験でした。花火につつまれてゆくうちに、不可思議な原始の世界に浮遊しているような感覚に囚われた、あの感覚が忘れられず筆をとりました。

梅原幸雄 狐それとも鬼になりましょか 現代美人画を今の時代を生きる女性像として追求していきたい。
 
村上裕二 印相は何としょ、大如来様あの頃の夜に 過去の仏と同じように東京の夜に来たのだけれど
、どんな印相で存在すれば良いのかを迷っておられる図。

 
倉島重友 春の郷 残雪の山々を背景に麓はもうすっかり春。待ち侘びた春の訪れを謳うように桜、桃、菜の花、蒲公英等咲き競っていた。山梨県北杜市眞原(さねはら)の桜並木にて。

 
小田野尚之 昼さがり 美しい田園風景とその中を走るローカル線。もしそれを毎日アトリエの窓から眺めて過ごせたら、どんなに幸せだろうかと思います。今回はそんな夢のまた夢の暮らしを想像しながら、額縁を窓に見立てて、その向こう側にあったらいいなと思う風景を描きました。

 
松本高明  秋櫻 私は子供の頃からコスモスの花が大好きで、絵を描くようになってからも、毎年のように写生をしています。今回その中から3、4枚を組み合わせて、自分のコスモスを形作ってみました。

 
前原満夫 富士仰望 大沢崩を仰ぎ見る位置から見る富士は、まるで生きているかのような圧倒的な凄みを感じます。
 
 
藁谷実 那智の滝 那智の滝は、地殻変動と時間が作り出した自然の造形であり、水を有する地球ならではの景観は、聖地として古代から祀られています。風景画に象徴性をもたせて描きたいと考えました。

 
宮北千織 春の宵 梅の花が咲き始める初春の夜、冷たい空気と共に梅の香りをいっぱいに吸い込むのが好きです。その清々しい緊張感を、針に糸を通す人物の姿で表現できないだろうかと思い制作しました
 
 
髙島圭史 きいろいひと ひとの心が研ぎ澄まされた様子、ひとの命の力が高まった状態の表現として「きいろいひと」を制作しました。光のように軽やかで夢のように不思議でありながら、確かな存在感のある人物像をイメージしています。
 
 
伊藤髟耳 案外元気 外出がむずかしく、時間をかけて題材と向き合えるものを探しました。身近な人を描く事にしました。大下図を描いてゆくと、見方の甘さを感じます。使う写生もどれも不充分なものです。今は描くものを整理してゆく事、墨の細い線の力を大事にしてゆこうと思っています。モデルからしわをあまり描かないように言われています。


麻生弥希 深遠
 
 
石村雅幸 眼界
 
 
新生加奈  移りゆく世界

 
春季展賞(郁夫賞)

吉村佳洋 序奏 静かに佇む女性と、幸運を呼び込む使者としての蜘蛛を描きました。世界が浄化され、新たな日常の始まりを予感させる序奏の旋律が聴こえてくる。そういう情景を想い制作致しました。

 
春季展賞
 
永吉秀司 彼岸の雫 新潟県内の村上地方では、古くから願掛けの意味を込め布で作った房に小豆を入れ、古祠や寺院に祭る風習がある。それぞれの房の色や形が、人々の願いをひとつの形として形成している。その願いは、待ち人の無事を祈るものであったり、近親者への加護、自身への戒めや祈願であったりするのだろう。人はとても小さきものである。常に拠を求める存在であるその房が雫となり、まるで人々と彼岸との縁をつなぎとめているかのようだ。
 
 
 
すばらしい展覧会でした。9月の院展も無事に開催されますように。
 
今日の大谷はNHKテレビでは中継されなかったので、初めて、PCのアベマで見た。十分、満足。
 
 
大谷投手、ナイスピッチング。6回無失点8Kで快投したものの5勝目はならず。圧巻は3回、1死二、三塁の危機を迎えたが、ここからギアを上げ、160キロの剛速球で二番、三番を空振り三振、ニゴロに退けた。今日も打者としても出場、三回、強烈な二塁打を放ち、走者生還と思われたが、惜しくも先制点ならなかった。さらに降板後、右翼の守備にまわり、久しぶりの三刀流。8回の打席で、ツーランホームランを期待したが凡退。チームは1-4で負けた。しかし、後半戦の初戦、大谷の見事なピッチングに安心した。この調子なら、10勝は間違いないし、防御率もすぐ2点台だ。
 
投げた翌日は必ずホームランが出る!35号!明朝もアベマだ。NHKはあてにしないぞ。
 
綺麗な夕焼けが出ました。
 
夕月も。



 
では、おやすみなさい。
 
いい夢を。
 

ご心配おかけしました。カルガモ母子、元気でした!
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大谷、後半戦1号 月の日本画

2021-07-19 22:29:23 | Weblog

こんばんわ。

しばらく、午前中は大谷、夕方は名古屋場所を楽しんでいたが、お相撲も今日からはないし、野球も数日前から五輪の関係なのか生中継がなくなってしまった。ちょっとさみしい。

今朝、起きてすぐ、スマホでチャックすると大谷はもう4打席終了で、三振、四球二つで安打と、あと、9回に打席が回るかどうかという状況だった。今日もホームランは出ないかとあきらめていた。ところが、朝食後、スマホを開けてみると、ちょうど大谷の打席。一球速報を見ると、2ストライク3ボール。さて、また四球かと、ヒヤヒヤしてみていると、な、なんと2ランホームラン!

映像はないが、生中継を見ているような緊迫感。映像はあとでネットで見ればよい。

内角低めいっぱいに落ちる変化球をまるでゴルフのようなスイングで高々とすくい上げたようだ。後半戦第1号のホームラン、トータルで34号。ゲレーロが球宴後2本打って、迫ってきたが、また3本差とした。明日は投手で先発。5勝目が期待される。ぜひ、緊急生中継をお願いしますNHKどの。

今夕のお月さま。だいぶ膨らんできた。あと5日で満月。

昼間は横浜のそごう美術館で”春の院展”を見てきた。今年はどういうわけかお月さまの絵が目立った。それらの絵と画家の一言を。

田淵俊夫 夕月 柿の葉が散り、数を減らした赤い実が夕日に輝やくころ、どこからともなく夕月が現れて、暮れいく晩秋の物悲しさを演出します。

那波多目功一 宵に咲く 宵闇せまる頃、かすかな月の光さえ、自分の中にとり込んで妖精の様に不思議に光り輝くバラの花に魅せられて描きました。

手塚雄二 うすくれなゐ 一瞬、雅で愛しい風景が私の心の中に広がりました。

福王寺一彦 三日月 星達を引き連れて 今まで、この天空を仰ぐ作品を何度か描いていますが、今回は明るい群青の色彩の中で、星達の耀きを表現したいと思いました。

大矢紀 カムイ月光 約60年程前に初めて北海道の取材旅行を、上野から夜行列車に乗り青森では連絡船に乗る為走った事がなつかしい。昨年11月に久しぶりに息子と取材旅行をした。コロナ禍もあり人も少なく山は月光に神々しく、風景、気象は変化に富み、旅の実感と描くよろこびを与えてくれた。

ちょっと心配なことが。カルガモ母子。今日2度ほど見たが、二羽の子鴨はおらず母鴨のみ。別の鴨だと信じたい。

喜ばしいことも。照ノ富士が第73代横綱に事実上決定。横審が満場一致で推挙した。一方、白鵬に対しては、取り口が見苦しいと苦言を呈した。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今日のスパイダーリリー

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照ノ富士、有終の美飾れずも、新横綱へ

2021-07-18 21:32:44 | Weblog

こんばんわ。

大相撲名古屋場所も、はや千秋楽。9年振りの全勝対決となった白鵬対照ノ富士戦。ここは、照ノ富士が実力通り、勝って、全勝優勝で有終の美を飾るもんだとばかり思っていた。ぼくばかりではなく、北の富士さんも舞の海さんも誰もそう思っていたんだなということは、白鵬全勝優勝で放送席がしゅんとしてしまったことでよく分かる。舞の海さんは、早速、白鵬の取り口を批判、左手でかざし、そのあと右ひじで顔面をかちあげですからね、と。

昨日の正代戦には誰もが開いた口がふさがらなかった。翔猿にやられたことを猿真似し、横綱がやるなんて。それに引き換え、照ノ富士は14日間、真っ向う勝負の、内容も”横綱相撲”だった。だから、ふつうに取れば、6場所休場明けで、進退をかけた白鵬に負けるわけがなかった。

千秋楽全勝対決はこれまで5番しかないとのこと。栃若、柏鵬、など名力士がずらり。今日の結びの一番は、歴史的な一番なのだ。

時間いっぱいで、両者、にらみ合う。これも白鵬の作戦か。

仕切りは昨日のようなソーシャルディスタンス(笑)はとらなかったが、じらすようになかなか立たない。

立った!まず左手でかざす。

次に右ひじで顔面に強烈なかちあげ。

両者張り手の応酬の末、四つになり有利な体勢へ。

そして、強引な小手投げで土俵にたたきつけた。照の右ひじ大丈夫か。痛かったはず。

やった!六場所ブランク後の全勝優勝!

白鵬は45回目の優勝。

優勝は逃したものの、照ノ富士の横綱昇進は決定的。取組を終えて、審判部が八角理事長に臨時理事会招集を要請したとのことで。

怪我と内臓疾患で大関から序二段まで落ち、昨年、大関に復帰し、優勝を重ね、来場所には新横綱になる。見事な”逆転人生”。おめでとうございます、照ノ富士関。九月場所は国技館で横綱土俵入り、そして、こんどこそ、千秋楽で白鵬を破り、新横綱優勝して、白鵬に引導を渡してほしい。

今場所のぼくの予想は見事にはずれた。本命としていた貴景勝が怪我で早々に脱落、対抗の照ノ富士が千秋楽で負け、無印の白鵬が全勝優勝となる。また、穴の正代と高安が千秋楽で同星決戦で勝越しを争うという、さみしい大関・関脇。来場所は奮起してもらいたい。

今場所は、優勝争いが早々と両力士に絞られて、少々、物足らなかったが、全勝対決という、めったにない一番を見られたということで、よしとしよう。それに、このコロナ禍で無事に場所を終えたことを喜びたい。

今夕のお月さま。昨夕の半月から少し膨らむ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


スパイダーリリー

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JR久里浜駅前広場のアメリカ芙蓉

2021-07-18 09:16:03 | Weblog

おはようございます。

鎌倉駅前の中華料理屋さんで家内とランチをとったあと、横須賀線で久里浜駅まで足を延ばした。駅前広場のアメリカ芙蓉がそろそろ見頃になっているのではと。

三角形の広大な駅前広場は、約2000平米。季節ごとコスモスとかポピーが植えられるが、現在はない。昨年はマリーゴールドが植えられ、緑できれいだったが、今年はこんなふう。

その片隅の223平米の広さに、数百株ものアメリカ芙蓉がびっちりと植えられている。

一日花なので、次から次へと人の顔ほどの大きな花を咲かせている。これだけ集まると壮観である。久里浜駅を背景に。

ユリノキの巨木を背景に。

ここから30分ほど歩いて久里浜花の国に行くのがぼくの定番コースで、暫く歩いたが、あまりの暑さに引き返した。情けない。こうして老いぼれていくのか(笑)。

今朝の富士山。すっかり夏姿に。

頂上付近にわずかな残雪が。

ぼくの朝散歩道のアメリカ芙蓉。

ニッポンカンナ(笑)

酔芙蓉が蕾をもった!

それでは、みなさん、今日も一日、お元気で!

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上弦の月、宵の明星、夕富士 揃い踏み

2021-07-17 21:59:42 | Weblog

こんばんわ。

昨日、梅雨明けし、夕空が華やかになりました。

折しも今日は上弦の月。月齢7.1。

あっ!ロケットが月に向かっている!

通る過ぎてくれた。ほっ!

日が沈む

夕空にはうつくしい青い川が。

夕富士が現れる。

そして、富士山の右上に宵の明星がぽっと現れる。

宵の明星(金星)。お久し振りね。ひと月はみていない。

上弦の月と夕富士と宵の明星を一目でみられるスポット。上弦の月、宵の明星、夕富士の揃い踏み

分かりにくいので、金星(黄)と夕富士(緑)の位置に印をつけてみました。

すばらしい光景でした。明日も是非!

お相撲はやはり、白鵬と照ノ富士の全勝決戦!一方、正代と高安は勝ち越し争いと低レベル。とほほ。

では、おやすみなさい。

いい夢を。


今日のカルガモ母子。

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