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ティム・バートン監督『ダーク・シャドウ』その1

2013-05-19 04:56:00 | ノンジャンル
 ティム・バートン監督の'12年作品『ダーク・シャドウ』をWOWOWシネマで見ました。
 “リバプール 1760年”の字幕。「“血は水より濃い”という言葉がある。血が人を意味づけ、結びつけ、呪うのだ」というナレーション。(以下、「」はナレーションを表します。)乗船を促されるバーナバス少年。「ある者は血によって富や特権を保証され、ある者は服従を強いられる」 召使いの娘アンジェリークはバーバナスとの理不尽な別れに怒りを禁じえません。「私が幼い頃、我がコリンズ家は事業拡大を目指し、新大陸へ渡った。英国の産業技術でメイン州の未開地に水産会社を創設。当時の米国では画期的だった」
 “1年後”の字幕。「商売が栄えるにつれてコリンズポートの町も栄え、我が家はこの地への定住を決めた。15年の歳月をかけて築いた愛する我が屋敷“コリンウッド”」城のような見事な屋敷。「だが我が家の成功を分かち合えぬ者もいた」 アンジェリークは呪いをかけ、その結果、バーナバスの両親は屋根からの落下物で死にます。「肉親の死は事故ではないと確信し、私は黒魔術や古代の呪術の研究に没頭した。だが深い悲しみの闇にも、一条の光が差した。最愛の恋人と巡り会ったのだ」とバーナバスのナレーション。恋人の名はジョセット。魔女アンジェリークは再び死の呪いをかけると、自殺の名所・やもめ岬の崖で「助けて」と無表情に言いながら、ジョゼエットは後ろに倒れて落ちていきます。バーナバスも後を追って崖から飛び降りますが、何故か助かり、やはりアンジェリークの呪いによって、牙を持ち爪の尖ったヴァンパイアにされてしまいます。生きたまま棺に入れられ、埋められるバーナバス。
 “1972年”の字幕。列車に乗る娘。娘は“家庭教師求む”という新聞広告を見ています。まずマギー・エヴァとして自己紹介する練習をした後、スキーの広告を見て、今度はヴィクトリア・ウィンターズとして自己紹介の練習をする娘。駅で降りてヒッチハイクし、ハイクしてくれた人たちに、自分はニューヨークから来て、コリンズポートの昔馴染みに会いに来たと教えます。ボロボロの門扉を開け、廃車が前に置いてある古い屋敷を訪ね、 出てきたただ1人の使用人ウィリーに、自分は家庭教師の面接で来たヴィヴィクリア・ウィンターズだと名乗ります。玄関ホールにはバーナバスの巨大な肖像画が飾られ、出て来た女主人のリズ(ミシェル・パイパー)は暖房費の節約のために閉めている無数の部屋があり、別の棟は現在は使っていないと言います。住人は7人で、私と娘のキャロリン、弟のロジャーとその息子のデヴィッド、使用人のウィリー、老人のジョンソン氏と女性のホフマン博士(ヘレン・ボーナム・カーター)。デヴィッドの母は彼が3年前の5歳の時に海で亡くなり、彼のセラピーのためにホフマン博士が呼ばれたのだとリズはヴィッキーに教えます。ニクソンやベトナム戦争、男女同権の話をして、気が合いそうだとヴィッキーに言うヴィクトリアは、16になったらマンハッタンに住むと言う娘のキャロリンにヴィッキーを紹介すると、キャロリンは1週間ともった人は今までいないと言って、バタンと自室のドアを閉めます。そこには「入るな」の札が掛けてありました。
 巨大な食堂での食事中もロックのレコードをかけて1人踊るキャロリン。遅れて食堂に入ってきたロジャーは「その雑音を止めろ!」と言って、キャロリンに音楽を止めさせ、やはり遅れてやって来たホフマン博士はヴィッキーを見ると「恐ろしい秘密を持っている顔だ」と言います。シーツを被って現われたデヴィッドは?ぃっきーを驚かそうと思っただけだと言うと、ヴィッキーはとても驚いたと言って笑ってあげます。そもそもコリンズ家は水産業を営み、大きな缶詰工場を持っていて、今でも漁船を持っているのだとリズは話しますが、キャロリンは「誰も借りないボロ船だ」と言い、「船底にはデヴィッドのママもいる」と言い、上に行けとリズに言われます。デヴィッドばかり大切にされると言ってキレるキャロリン。
 デヴィッドは今でもママはしょっちゅう話しかけてくると言い、それを否定するリズらに対し、ヴィッキーはデヴィッドの味方になってあげます。ヴィッキーが自室に戻ると、シーツを被った人が現われ、ヴィッキーがシーツを取ると、中には半透明な娘の幽霊がいました。幽霊が「彼が来る」と言って去ろうとし、廊下を滑るように移動していくのをヴィッキーが追うと、幽霊はホールのシャンデリアの上から「彼が来る」と言いながら背中から落ちて消えてしまいました。(明日へ続きます‥‥)

→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/