gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ジョン・ヒルコート監督『トリプル9 裏切りのコード』その5

2018-02-09 06:17:00 | ノンジャンル
 アニメ映画『この世界の片隅に』を観ていたので、その原作である、こうの史代さんの’07~’08年作品『この世界の片隅に』上中下巻を3日間かかって、遅ればせながら読み終わりました。映画も素晴らしいものでしたが、原作もやはり素晴らしいもので、大友克洋さんの『童夢』を読んだときの感動や、先日読んだ手塚治虫先生の『七色いんこ』の見事さとと並び称されるほどのマンガなのではないか、と思ったりしました。
 また、今日は手塚治虫(てづかおさむ)さんの29回忌にあたる命日でもあります。今朝の東京新聞には、手塚さんが残した言葉として「ああよかった。いま生きているうれしさを何かの形にしたい」というものが掲載されていました。手塚さんのマンガはどれも時代を問うことなく、光を発し続けていると思います。今日、改めて手塚さんの作品を読み直してみるのもいいかもしれません。

 さて、また昨日の続きです。
 マイク、少年に「こっちへ来い。俺のボスにはルールがある。最初に銃を見つけたら休める。家に帰ってくつろげる。お前のシャツをめくったら銃があるだろ? 質問に答えれば見逃す。マーカスを知ってるか?」「ああ」「撃たれた日の朝、一人で来たか?」「あの朝彼は一人でやって来てルイスと話してた」「マーカスがあの日の朝、ルイスと? 嘘だろ?」「本当だよ」「分かった。銃を寄越せ」。
 アレン宅。「誰だ?」「マイクだ。(部屋の中の様子を見て)ひどいな。お前の母さんが失望するぞ。セラピーにでも通って話をしてみれば?」「今お前と話してる」「皆何かあると怪しんでる。でもロドリゲスは“偶然”で片付けてる」「何だと?」「もっと状況は悪いと思う。マーカスが関わって俺を殺す気だった」「証明できるのか?」「多分ね。マーカスとゲイブは同じ管区の配属だった」「4人組だよな。マイケル・アトウッドとゲイブにマーカス。1人足りないな。4人目は誰だ?」
 アレン「ゲイブの女が死んでた。胸に2発、頭に1発だ。予測すべきだった。後始末をしてる人物がいる。恐らく警官だ」。
 雷鳴。リン「ボス」アレン、リンに「頼みがある」リン「何なりと」「リアの事件の資料がほしい。遺体発見現場の指揮を執っていたのは誰だったかだ」「調べます。内密にやらなるようにします」。
 マイク、マーカスの許へ。マーカス、マイクに「何てザマだ。この大バカ野郎が」既にマーカス邸にいたフランコに向ってマイク「やっぱりここか」フランク「何か用でも?」マイク「一緒に署へ戻ろうかと思ってた。お前の調書がまだだ」フランク「そうか? 分かった」。
 マイクに電話。マイク「今エレベーターの中だ」アレン「マイク、聞こえてるか。何もするな。ロドリゲスが4人目だ」「もう一度頼む」「フランコ・ロドリゲス刑事だ」「分かった。後で行く」。電話を切る。フランコ「大丈夫か?」。
 屋上の駐車場。フランコ「俺の車は向こうだ。署で会おう」。フランコ、車の中で拳銃を取り出す。後部座席に隠れていたアレン、フランコを射殺。マイク、電話をかけ、「オールセインツ病院で発砲。場所は屋上の駐車場。999だ。オールセインツ病院」。アレンもマイクに腹を撃たれている。マイク「オールセインツ病院で999。警官が負傷。全車に告ぐ。オールセインツ病院で999。警官が負傷」。タバコに火をつけるアレン。拳銃を構え、フランコの車に近づいていくマイク。微笑むアレンの顔で映画は終わる。

 登場人物の名前と顔を一致させるのが大変でしたが、何とか乗り切りました(文章で伝えるのは、うまくできませんでした((;^_^A)。)しかしじっさいの映画は緊張感の漂ういい作品だったと思います。特に残酷な場面もなく、お子さんからお年寄りまで楽しめる内容になっていたのではないでしょうか。家族そろってDVDで見ても楽しめる作品だと思いました。

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto

P.S 昔、東京都江東区にあった進学塾「早友」の東陽町教室で私と同僚だった伊藤さんと黒山さん、連絡をください。首を長くして福長さんと待っています。(m-goto@ceres.dti.ne.jp)