おいしい蕎麦が食べられる「蕎麦の里・荘川」。
朝ごはん抜きなので、まずは、インターから車で5分ほどの、
大きな5連水車がひときわ目に付く「そば処 心打亭」に。
荘川で蕎麦のはしごをする予定なので、ざる蕎麦の並二つ注文。
新そばなので、蕎麦の香りが高くておいしい。
細めの上品な二八蕎麦ですが、
岐阜近辺の10割蕎麦より腰が強い感じ。
「手打ち蕎麦専門店」の看板に引かれて、
次に目指したのは「飛騨匠味蕎麦処 蕎麦正」。
お店の構えも、地味だけどいい感じ。
おすすめの「源流蕎麦」は、透明感のある極細の二八蕎麦。
「挽き立て・打ちたて・ゆでたて」の三たてにこだわる姿勢は、
極細のお箸やおつゆや、汐蕎麦(塩で食べる)にも現れています。
どちらのお店の蕎麦もおいしくて、量はさほど多くなかったのですが、
お腹がいっぱいになりました。
次に目ざすは、平瀬から県道145号白山公園線で西へ約14kmの、
白山国立公園内の大白川露天風呂。
温泉めぐり「大白川露天風呂・平瀬温泉」
県道とはいえ狭くて、落石注意の看板がいたるところにあり、
すわ川のなかと思う石橋もわたり、スリル満点の山道を走ります。
山をのぼるにつれて、紅葉も鮮やかになってきました。
大白川は、十数年前の秋
子どもたちと来たことがあるのですが↑、
ぶな原生林の紅葉がすばらしく感動しました。
また来たいと思っていたのですが、落石で通行止めになったりして、
やっと、念願がかないました。
、
あまり知られていませんが、車でいける道では、
白山スーパー林道よりも、白山に近いところなのです。
途中、車を止めて、白川公園線から白山を望む
望遠の威力か、手の届きそうなところに白山が・・・・。
それもそのはず、大白川は白山登山口(平瀬道)があり、
秘境の天然温泉(大白川露天風呂)も、
手付かずの原生自然(ブナ・ミズナラ他の巨木林)もあります。
白水湖畔ロッジは、山小屋だけでなく温泉宿としても
多くの登山客に親しまれています。
ロッジの管理人に300円払って、
白水湖畔、秘境の「大白川露天風呂」へ 。
露天風呂は、含硫黄・ナトリウム・塩化物泉(アルカリ高張性高温泉)の
源泉が、惜しげもなくかけ流れています。
といっても、92度と高温なので、伏流水を入れて温度調節しているそうです。
手の届きそうなところに湖があり、
女湯からは下の男湯がよく見えます。
誰も入ってなくて貸しきり状態ですが、ちょっと熱めなので、
広い露天風呂でぬるそうなところに入り慣れたら移動します。
シンプルな温泉のみ、上がり湯もないので、
泉質が濃そうなので、水で温泉を薄めてかけ湯にしました(笑)。
体の芯まであたたまり、お風呂上りにロッジでラムネを一本。
エメラルド色の白水湖が神秘的なうつくしさ。
近くには、白水の滝や、ぶな原生林もあり、絶景の紅葉がたのしめます。
今年は紅葉が遅れていて、ピークは一気にやってきそうなので、
ぜひ、めぼしをつけてお出かけください。
ところで、昨日は十三夜、
今日は、24節季の「霜降(そうこう)」。
露が冷気によって霜となって降り始めるころ。
「露が陰気に結ばれて霜となりて降るゆゑ也」
寒くなりますので、ご自愛ください。
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