みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

新型インフルエンザ「フェーズ5」に引き上:げ/「岐阜ハートセンター」に母が緊急入院

2009-05-01 19:40:17 | 健康/くらし/薪ストーブetc
東京女子医大病院での母のインスリノーマの手術から1年。
5月に1年目の診察を予約しました。

今年になって息切れと動悸があるので、持病の心臓の調子に心配があり、
県庁西に2月にできたばかりの岐阜ハートセンターを27日に受診しました。
母の主治医の上野先生はハートセンターの院長になったばかり。


岐阜ハートセンター

大したことはないかと思ったのですが、ステントを二つ入れているので、
大事をとって翌日、緊急に心臓カテーテル検査をすることになり、
お昼ごろから付き添って、用事があったこともあり、
いったん帰ってまた日が暮れてからにハートセンターに行きました。



検査の結果、心臓の血管自体はきれいだし母の調子もよかったので、
その日は泊まらずに帰ったのですが、翌日午後から嘔吐が始まって、
原因がわからず、のまず食わずで脱水も心配だったので、翌朝、緊急に受診。


「たぶん検査で疲れたか、冷えたのだろう」と点滴をして帰れるはずだったのですが、
血液検査の結果がよくなくて、そのまま緊急入院となりました。

4人部屋ですが、広くてとってもきれい。
冷蔵庫とテレビと家具つきです。

『む・しの音通信』69号を月末発行の予定だったのですが、
ばたばたとハートセンターと自宅を行き来してるので、
原稿は出来上がっているのですが、また印刷・発送ができていません。

2~3日入院して様子を見て、血液検査の結果がよくなれば退院できるとのこと。
今日は検査のため、内臓のCTも撮りました。
このところ全身に湿疹が出ていたし、なんとなく調子が悪そうだったので、
連休中はハートセンターにいて、元気になって退院してほしいと願っています。


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ところで、
新型インフルエンザは「フェーズ5」に引き上げられたようです。

呼称については、食肉産業に及ぼす影響などに配慮し「豚インフルエンザ」から
「インフルエンザA型(H1N1)」に変更することになったそうです。

横浜で高校生が「インフルエンザA型(H1N1)」の疑いとのことですが、
持病がある人や、体力が弱っている人がかかると怖いので、
母の東京女子医大病院行きをキャンセルしようかと迷っています。


舛添厚労相「疑い症例、落ち着いて行動を」…未明の緊急会見
(2009年5月1日03時30分 読売新聞)

国内初の新型インフルエンザの疑い例を確認し、記者会見を行う舛添厚労相(5月1日午前1時34分、東京・霞が関の厚労省で)=佐々木紀明撮影 新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)を巡り、世界保健機関(WHO)が4月24日にメキシコでの大規模感染を発表してから1週間で、ついに日本でも「疑い症例」が出た。
 厚生労働省が1日未明に発表した国内初の疑い症例は、カナダから帰国した横浜市の17歳の男子高校生で、政府による本格的な“水際対策”が始まる前の25日に帰国していた。舛添厚生労働相は「まだ(感染が)判明したわけではない。落ち着いて行動を」と国民に呼びかけた。
 「横浜市から先ほど通報がありました。カナダから帰国した方が新型インフルエンザの可能性があります」
 1日未明、東京・霞が関の厚生労働省9階の会見室で開かれた緊急の記者会見で、舛添厚労相は険しい表情で語り始めた。
 会見は当初、午前1時15分からの予定だったが、20分遅れて始まった。会見場にはメモ帳を手に立ったままの記者など多数の報道陣が詰めかけ、NHKや民放数局も急きょ、会見の様子を生中継で放映した。
 舛添厚労相が患者の年齢や様子などを述べると、報道陣はそのたびに携帯電話を取り出し“速報”を本社などに伝えていた。
 カメラのフラッシュを浴びる中、舛添厚労相は手元の書類に目を落としつつ、報道陣を見渡しながら、「精密検査を行わないと新型インフルエンザかどうかわからない」と強調した。

 ◆水際の成田、一時緊張走る◆
 一方、30日に米国から帰国し、航空機内の簡易検査でA型インフルエンザの陽性反応が出た日本人女性(25)については、A香港型インフルエンザだったことが1日未明に判明した。
 成田国際空港会社によると、この女性が搭乗していたのは米ロサンゼルス発のノースウエスト便。同機に乗り合わせていた東京都の男性会社員(33)と妻(30)によると、成田に着陸後、「すぐに降りないで下さい」と機内放送があった。
 防護服姿の検疫官が乗り込んできて、出発時に配られた質問票を回収。中央のやや後方に座っていた夫妻は、検疫官が乗客2、3人に対し、前方に移るよう促す様子を見たという。
 約1時間待たされた後、「熱がある方がいる。医師を呼んでいる」と再び機内放送があり、待機は続いた。時間がたつにつれ、「早くしてくれ」と叫ぶ外国人や、携帯電話で「羽田に6時までに着きたい」と大声で話し始める乗客が現れ、機内は騒然となった。数時間後に「厚生労働省に情報を伝えて判断を待っています」とアナウンスが流れた。その後、「医師の問診を受けていない人は帰ることができます」という放送で、夫妻ら大半の乗客は機外へ降りたが、機内には十数人が残されたという。
 夫妻は米国からの新婚旅行帰りで、「こんなことになるなんて。今日中に帰れてよかった」と疲れた様子で話した。
 同機では、午後8時頃、救急車が横付けされ、布を頭からかぶった女性とみられる乗客1人が検疫官に付き添われてタラップを降り、救急車に乗り込んだ。救急車は赤色灯をつけ、サイレンは鳴らさずに走り、病院に着くと、女性は検疫官に支えられ、新型インフルエンザ患者の専用口から歩いて入った。
 最終的に、女性は新型インフルエンザに感染していないと判明したのは、1日未明になってからだった。

 ◆最終診断には3日程度◆
 簡易検査は迅速診断キットを使い、結果は約15分で判明する。ここで陽性が出ると、A香港型、Aソ連型、新型インフルエンザなどのA型インフルエンザに感染している可能性がある。この後に行う遺伝子検査はA香港型かどうかを調べるもの。
 遺伝子検査でも疑いが晴れない場合、Aソ連型か新型インフルエンザに感染している可能性が高く、厚労省ではここで新型インフルエンザの「疑い症例」として扱うことになる。最終診断には、国立感染症研究所(東京)でさらに詳しい検査が必要で、3日程度かかる見通しだ。
 患者が「疑い症例」と判断された場合、飛行機内で患者の周辺座席にいた乗客らは「停留措置」となり、空港周辺の施設に最長10日間留め置かれて経過を観察される。
(2009年5月1日03時30分 読売新聞)



WHO、新型インフルに警戒度「5」 世界的大流行目前
(2009年4月30日 読売新聞)

 【ジュネーブ=金子亨】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は29日夜(日本時間30日朝)、緊急記者会見を開き、新型インフルエンザ(豚インフルエンザ)の感染拡大を受けて警戒レベルを「フェーズ4」から世界的大流行(パンデミック)の一歩手前を意味する「フェーズ5」に引き上げると発表した。
 感染が確認されたり疑いがあるのは30日、メキシコや米国をはじめ34か国・地域に広がっており、大流行に向かう流れがいっそう強まったと判断、警戒レベルを上げて各国に対策強化を求めることにした。
 チャン事務局長は「ウイルスは変異を起こしやすく、性質は予測がつかない」と述べ、今後、感染力や毒性が強まる可能性を警告。記者会見に同席したケイジ・フクダ事務局長補代理も、世界的大流行を認定する最高レベルの「フェーズ6」にいつ移行しても不思議でないとの見方を示した。
 WHOは27日に警戒レベルを「フェーズ3」から「フェーズ4」に上げたばかり。チャン事務局長は、わずか2日で「フェーズ5」への再引き上げを決断した理由について、メキシコに加え、米国でも人から人への感染が持続的に起きていることが確認され、条件が満たされたためと説明した。
 事務局長は、各国政府に警戒態勢の一段の強化を求める一方、〈1〉ビジネス、サービス、人の移動を止めるような勧告をしない〈2〉十分に調理した豚肉は食べても安全だ――などとして、経済や消費活動に影響が出る過剰反応を慎むよう促した。
 新型インフルエンザにかかってもメキシコ以外ではほとんど死に至らずに回復していることから、現段階ではウイルスは「弱毒性」の可能性が強い。WHOが渡航制限などに慎重な背景には、「強毒性」鳥インフルエンザを前提に設けられた警戒レベルに基づく対応措置の画一的な適用は不要との判断もある。

感染・疑い34か国・地域に
 新型インフルエンザの感染者はスイス、ペルーでも1人ずつ確認され、感染者が出た国は、30日午後1時時点で12か国に拡大した。南米で感染が確認されたのは初めて。
 一方、ベルギー、ポルトガル、オランダで新たに感染の疑いがある人が見つかり、疑い例は22か国・地域に広がった。コロンビアとイタリアはそれぞれ42人、20人に急増している。メキシコの死者は疑い例を含めて176人となり、うち8人は新型インフルエンザによると確認された。ロイター通信によると、ペルー政府はメキシコからのすべての民間航空機の着陸を禁止すると発表した。
(2009年4月30日 読売新聞)



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