みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

続報!新型インフルエンザ、国内感染ひろがる。

2009-05-17 20:26:35 | 健康/くらし/薪ストーブetc
今日は朝から雨が降っているので、家の中で仕事を片付けていました。

ナンジャモンジャが咲いたので紹介しようと思ったのですが、
gooとPCの調子が悪いので立ち上げなおしてばかり。

ということで、
昨日に続いて、国内初の感染が確認された新型インフルエンザの最新情報です。

一日で、一気に40人に増えたようです。

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 新型インフル国内感染、計40人に 
2009年5月17日(日)19時49分配信 読売新聞

 厚生労働省は17日、新たに高校生ら7人が新型インフルエンザに感染していることが確認されたと発表した。
 また、神戸市はこれとは別に12人の感染を確認したと発表した。水際の検疫を除く国内感染が確認されたのは計40人となった。
 厚労省が発表した7人はいずれも兵庫県の検査で新型インフルエンザの陽性反応を示し、国立感染症研究所の検査で感染が確認された。内訳は、男子高校生4人、女子高校生1人、40歳代の男性教諭1人、20歳代前半の男子大学生1人。
 神戸市が発表したのは、市内の高校の生徒11人と保護者1人。
2009年5月17日 読売新聞




新型インフルエンザ対策新段階 
朝日新聞 2009年05月17日

 神戸市で新型の豚インフルエンザ感染者の発生が確認された16日、修学旅行で関西方面に向かう予定の中学校などには、計画の見直しに着手した学校もあった。「国内発生」という新たな段階に対し、県内の保健・医療関係者は週明けから態勢整備を本格化させる。
 県教育委員会によると、16日に中学校3校から関西方面への修学旅行について相談が寄せられた。そのうち、神戸市などへの修学旅行を1週間後に控えた高萩市の中学校は、旅行会社と奈良など別の行き先への変更を相談し始めたという。ただ、県教委の担当者は「安全第一だが、キャンセル料など保護者の負担も大きい。危ないからといって、すべてやめるというのは難しい」と話す。
 県は16日午後、保健師らによるインフルエンザ相談窓口=表=のうち、県庁の窓口を24時間対応にした。12保健所でも引き続き、毎日午後9時~午後5時に相談を受ける。
 相談窓口には16日午後5時までに、前日までの2倍強に当たる98件の相談があった。「海外渡航歴がなくてもかかるのか?」といった質問が多かった。発熱やせきなどの症状を訴える相談もあったが、新型インフルエンザと疑われるものはなく、かかりつけ医などへの受診をすすめた。
 県保健予防課は、国が感染を疑う必要がある症状の定義を変更すると想定したが、午後5時40分に「変更なし」との通知を受けた。担当者は「これまでは海外渡航者に比重を置いていたが、手を広げざるをえない」と話した。
 感染症指定と結核病床を持つ13医療機関に対し、県は発熱外来の設置を要請した。週明けに関係者が協議し、対応を詳しく検討する。
 指定医療機関の土浦協同病院(土浦市真鍋新町)には16日午後、土浦保健所から発熱外来の設置が要請された。ただ、同病院は9日、病棟脇に発熱外来専用の仮設プレハブ診療室を建て、すでに態勢を整えている。15日までに、保健所から紹介を受けた感染の疑いのある9人を診察した結果、全員が新型インフルエンザではなかったという。



新型インフルエンザ:初の国内感染 部活で交流、拡大か バレー試合、接点
 毎日新聞 2009年5月17日

 ◇他校でも22人
 初の国内での新型インフルエンザ感染が確定した神戸市では16日、学校間のスポーツ交流を通じて感染した疑いの強い高校生が相次いで現れた。市対策本部が特定した地域では、幼稚園、小中学、高校が1週間休校になり波紋が広がったほか、街では特にマスクを求める市民が薬局に詰めかけた。突然の感染確定と急激な拡大に不安が高まる一方、冷静に対応しようと努める企業なども目立った。【向畑泰司、金森崇之、金志尚、花澤茂人、近藤諭、重石岳史】

 兵庫県立神戸高校(神戸市灘区)の運動部と試合をした兵庫高校(長田区)など複数の県立高校の生徒計22人がインフルエンザに感染していることが分かった。少なくとも半数はバレーボール部員で、同市などが遺伝子検査で新型かどうかを調べている。試合などの交流で感染した可能性がある。
 兵庫高によると、8日、神戸高とスポーツの交流戦をした。インフルエンザと診断された16人はバレー部やサッカー部などに所属。うち4人はバレー部で、遺伝子検査でその後、新型と確認された。
 また、神戸市内の別の県立高校も2日、神戸高校を含む複数の高校のバレーボール部と試合をした。男子部員ら3人がインフルエンザに感染している。兵庫県高砂市の県立高校のバレーボール部も10日神戸高と練習試合をし、部員3人にA型の陽性反応が出ている。
 感染が確認された神戸高校の男子生徒(17)が所属するバレーボール部の後輩部員によると、10日に他校と練習試合をした際、既に複数の部員が体調不良を訴えていたという。翌日、男子生徒を含む複数の部員がインフルエンザを発症した。この後輩部員の体調に異変はないが、先輩の感染にショックを受けた様子。「話したくない」と言葉少なだった。
 3年の女子生徒(17)は、15日深夜の連絡網で新型インフルエンザ発生を知った。以前から同高ではインフルエンザがはやっていたが、新型インフルエンザを疑う声はなかったという。当面の休校と外出禁止の指示があり、通う学習塾も16日は休みに。女子生徒は「受験勉強もしたいので、学校も塾も休みが続くと困る」と話した。
 神戸高の岡野幸弘校長は16日午後3時から断続的に報道陣の取材に応じ、感染が確認された3人について「接点はほとんどないはず。部活が異なり、友人同士ということもない」と話した。同校では今月初めからインフルエンザなどによる欠席者が急増し、全校生徒995人のうち、11日32人、12日33人、13日46人が欠席。14日にいったん減ったが、15日は52人と急増した。うちインフルエンザと診断されたのは計12人という。
 今回の事態を受け、神戸市内では16日の高校や中学の各種スポーツ大会が相次いで中止や延期になった。
 女子生徒5人が新型インフルエンザに感染した兵庫高の江本博明校長は16日夜、報道陣の取材に応じ、「子供たちが早く回復してくれることを祈るばかり」と話した。この日朝、今月8日にスポーツの交流戦をした神戸高の校長から「うちの学校から疑い患者が出た」と連絡があり、職員を集め、確認作業中だったという。「驚きという言葉しかない。私どもの足元で起こるとは夢にも想像しなかった」と動揺を隠せない様子だった。

 ◇大阪の高校も動揺 症状訴える生徒100人に
 大阪府でも16日、私立高校の生徒ら9人の新型インフルエンザ感染が濃厚になった。大阪府などによると、症状を訴えるなどしている生徒は系列の中学を含めて約100人に上る。感染が大勢に拡大している可能性があり、関係者に緊張感が走った。高校の校長は同日夜、感染濃厚の生徒に「頑張ってほしい。学校として最大限守ってあげたい」と呼びかけた。
 生徒が通う茨木市の私立高校では午後8時10分から、校長らが記者会見。校長は「予想していないことが現実になり、とても残念だ。これからの危機管理を含めたチェックを徹底したい」と苦渋の表情を見せた。同校では、インフルエンザと診断された生徒が2年生に多かったため、13日、3日間の2年の学年閉鎖を決めた。その学年閉鎖は16日に解除。今回の事態は、2年生が登校を再開したばかりの判明だった。
 最初に感染濃厚となった女子生徒(16)は午後8時半ごろ、大阪府豊中市の市立豊中病院に搬送され、感染症病棟(14床)の個室に入院した。病院の説明では、女子生徒は搬送された時、38・4度の熱があったが、話ができて元気という。
 女子生徒が住む豊中市は市立小中学校の休校や市主催行事の中止などを決定。浅利敬一郎市長は市民に冷静な対応を呼びかけた。17日、市内の診療施設に発熱外来を開設する。また、私立高校のある茨木市は16日、17日に出発予定だった市立中学1校の修学旅行の延期を決めた。
 大阪府では午後8時から、笹井康典・健康医療部長らが記者会見。笹井部長は「準備はしていたが……」と疲れ切った表情で話した。豊中市に隣接する大阪市の平松邦夫市長は「大阪市内で発生したのと同じ認識で対応を」と職員に指示した。学校の休校やイベントの自粛要請などは、17日以降に判断する。

 ◇マスク売れる、品切れ店舗も--神戸の薬局
 神戸市の中心部・JR三ノ宮駅近くの薬局チェーン「コクミン」三宮センター店では、店員がマスクの入った小箱を並べるのももどかしげに買い物客が手を伸ばし、レジに長い列を作った。最後の一箱を手に入れた同市須磨区の大学教員の女性(40)は「新聞の号外で知り、別の薬局に行ったが品切れだった」と話した。別の店では、10箱単位でまとめ買いするサラリーマンの姿も。同社は、神戸市内の店舗に在庫のマスクを配るため、本社の社員が総出で対応している。兵庫県内では、スーパーへ食料品などの買い出しに駆けつける人も見られたが、混乱はなかった。【武井澄人】
毎日新聞 2009年5月17日 東京朝刊



新型インフルエンザ対策関連情報(厚生労働省)


新型インフルエンザの国内発生にかかる対応について(厚生労働省)
事務連絡

平成21年5月16日

新型インフルエンザの国内発生にかかる対応について

今般、メキシコや米国等における新型インフルエンザの発生に伴い、世界保健機関(WHO)において、4月28日にフェーズ4の宣言が行われ、世界の感染拡大が見られていたところですが、本日、国内において新型インフルエンザ患者の発生が認められました。

こうした事態を受け、新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会より「『基本的対処方針』の実施について」(別紙1)において、国内における感染の状況が第2段階(国内発生早期)となったとの報告がなされました。新型インフルエンザ対策本部幹事会においては、これらの報告に基づき、基本的対処方針にかかる確認事項等(別紙2、別紙3)をとりまとめ、政府一丸となって、より一層の対策を講じていくこととなりました。

都道府県、保健所設置市及び特別区におかれましては、新型インフルエンザのまん延を防止するとともに、健康被害を最小限にとどめるため、関係部局及び医療機関、医師会等の関係機関と連携し、基本的対処方針及び確認事項を踏まえ、万全の体制で対策を講じていただくようお願いいたします。

別紙1:「基本的対処方針」の実施について(新型インフルエンザ対策本部専門家諮問委員会)
別紙2:確認事項(新型インフルエンザ対策本部幹事会)
別紙3:確認事項Q&A(新型インフルエンザ対策本部幹事会)(PDF:259KB)


PS:9時前のNHKニュースでは、
新型インフルエンザの感染者は計46名だそうです。



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