二日間、東京に行って来ました。
東京では、上野さんとAさんと3人で「WINWIN」代表の赤松良子さん、
「ファムポリティク」の田中喜美子さんの事務所を訪問し、
「全国フェミニスト議員連盟」、「生活者ネットワーク」など
女性と政治にかかわる団体の関係者などにもお会いして、協力をお願いしました。
赤松さんも田中さんも、はじめてお会いするのですが、趣旨に賛同して快諾してくださって、
さらに声をかける人を紹介していただきました。
25日にお会いした女性は20人ほど、みなさん素敵な方ばかりで、
こうして顔を合わせて話して、少しずつネットワークが広がっていくのがうれしいです。
赤松さんと上野さんの世紀のツーショットを撮って、
ブログにアップすればよかった、とあとで悔やんだのですが、
ハードなスケジュールを組んだので、説明に汗だくでそんな余裕はなし。
で、東京の画像は、たべものばかりです。
ブレックファースト
ランチ
東京で出会ったお花たちも少し。
翌日午後は、2時間半ほど雑誌のインタビューを受けて、
日の沈むころ新幹線で帰路に着きました。
昨夜は、畑の野菜でディナー。
メーンデイッシュは、ソラマメです。
朝起きてブログをしようと思ったら、
おっと、忘れていました、gooがメンテナンス中。
午前中はたまったメールにお返事を書き、
昼ごはんを食べて休んでいたら、あっという間にこんな時間。
月日の、いえ、時間の、たつのは早いものです。
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ということで、ここからは、
紹介したいと思って下書きに入れていた「無国籍ネットワーク」のこと。
『無国籍』(新潮社)の
著者の陳天璽(チェン・ティエン シー)さんが立ち上げたネットワークで、
わたしは前から、国籍問題に関心があったので、
この本は2004年に刊行してすぐに買って読みました。
ひと:陳天璽さん 「無国籍ネットワーク」代表 毎日新聞 2009年5月14日 自らも30年以上「無国籍」だった。今、無国籍者は国内に約1500人、世界には千数百万人いるとされる。そのつらい思いを共有し、存在に理解を求めるネットワークを1月、当事者や研究者、弁護士ら約30人と設立した。 戦後、台湾から留学生として来日した父と母の下、6人兄弟の末っ子として71年、横浜・中華街で生まれた。翌年の日中国交正常化に伴い、日本か中国の国籍取得を迫られた両親は「両国への複雑な感情」からいずれの国籍も選ばず、一家は無国籍になった。 筑波大に進み、94年に香港の大学、97年から3年間は米ハーバード大に留学。海外渡航のたび、相手国側のビザだけでなく、帰国時の再入国ビザも求められた。「生まれた国にも拒否されるのか」。そんな思いが「国」や「国境」へのこだわりを強めた。 留学から帰った00年、筑波大大学院を修了して東大の文化人類学研究室に入り、無国籍の人々を各地で取材した。ベトナム独立のためフランスと戦ったインドシナ戦争(46~54年)を逃れタイに渡った両親から生まれた無国籍の男性らと出会い、共に涙を流した。03年、研究を円滑に進めるため日本国籍を取得。05年には自らの体験を著書「無国籍」(新潮社)にまとめた。 4月下旬、悩みを相談し合う定期的交流会「すてねとカフェ」も始めた。「存在を否定された人たちを勇気づけ、その人生の重さを伝えていきたい」【工藤哲】 【略歴】チェン・ティエン シー ホームページは「http://www.stateless-network.com」。横浜市在住。37歳。 毎日新聞 2009年5月14日 0時15分 |
無国籍ネットワーク 無国籍ネットワークは無国籍者の今と未来を考えます。 国籍って、誰でも持っているものだと思っていませんか? 持っていて当たり前だと思っていませんか? 国籍のない人。 どの国にも国民と認められていない人。 世界には無国籍の人が1500万人以上いるといわれています。もちろん、日本にも。 「無国籍ネットワーク」は無国籍の人たちや国籍問題で悩む人たちがもっと暮しやすくなるよう、相談窓口を設け、フォーラムや交流会など各種イベントを開催するなどの活動をしています。 無国籍の人も、そうでない方もご参加いただけます。 国籍の壁を越え、みんなが暮しやすい社会をめざしています。 陳 天璽 |
無国籍ネットワーク:横浜で初の交流会…協力を確認 毎日新聞 2009年4月25日 日本に住む無国籍者と支援者らで作る「無国籍ネットワーク」(東京都渋谷区)が25日、横浜市内で初の交流会を開き、生活面などで協力しあうことを確認した。 法務省などによると、複数の国を行き来した際、制度の違いで国籍が取れなかったり、政治的な理由でどの国からも国民と認められないなどの無国籍者が日本に約1500人いるという。同ネットは、30年以上無国籍で後に日本国籍を得た横浜中華街出身の陳天璽(チェン・ティエンシー)・国立民族学博物館准教授(37)が今年1月、弁護士や研究者ら約30人で発足させた。 この日は、約10人の無国籍者を含む約40人が参加。中国・上海生まれの李文彪さん(57)=千葉県八街市=は「渡航や生活の不自由が多く、長年息をひそめて生活するしかなかったが、新しい人と出会えて希望が持てるようになった」と話した。 同ネットの問い合わせはホームページhttp://www.stateless-network.comへ。【工藤哲】 毎日新聞 2009年4月25日 |
「無国籍」の問題は、遠いどこかの国のことではなく、
いま・ここで、わたしたちの足元で起きていることなのです。
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