梅雨入りまでの晴れ間。
あたり一面、あふれるようなみどりの光が目に飛び込んできます。
源平しだれ花桃の木の下をふと見ると、白い花が咲いています。
わが愛しのオオヤマレンゲちゃんです。
よく見ると、大山蓮華によく似た台木が大きく育っていて、
接木したオオヤマレンゲはその下で細い枝を伸ばして、
ひっそりと一輪だけ花をつけていました。
なんど見ても、心がふるえるようなうつくしさ。
花が終わったら、台木を切って、
来年は大山蓮華のほうに大きく育ってもらいましょうね。
エゴノキも今年はびっしり花をつけています。
工事のトラックが入っていたので近寄れなくて、
気がついたら、満開を過ぎて、散り始めです。
大好きなバイカウツギも咲いています。
卯の花のにおう、6月です。
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今日6月1日から「子ども手当て」の支給が始まりました。
民主党の公約ですが、満額支給になるかどうかは、現時点でもまだ先行き不明。
とはいえ、支給を受けてよろこぶ人たちの声がニュースで流れています。
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あたり一面、あふれるようなみどりの光が目に飛び込んできます。
源平しだれ花桃の木の下をふと見ると、白い花が咲いています。
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接木したオオヤマレンゲはその下で細い枝を伸ばして、
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なんど見ても、心がふるえるようなうつくしさ。
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今日6月1日から「子ども手当て」の支給が始まりました。
民主党の公約ですが、満額支給になるかどうかは、現時点でもまだ先行き不明。
とはいえ、支給を受けてよろこぶ人たちの声がニュースで流れています。
読む政治:子ども手当「満額」に異論噴出 黙り込んだ厚労相 昨年の衆院選で掲げた公約通り、月2万6000円まで引き上げるのかどうか--。16日夜、民主党本部であったマニフェスト(政権公約)企画委員会は、1万3000円の子ども手当の満額へのアップを取りやめる流れを定めた。 「ギリシャみたいになっては困る」。財政破綻(はたん)を危惧(きぐ)する菅直人副総理兼財務相はそうまくし立て、仙谷由人国家戦略担当相らも赤字国債の増発を戒めた。マニフェスト見直しに慎重な小沢一郎幹事長の側近、高嶋良充筆頭副幹事長も強い異論は唱えず、関係閣僚で独り「満額」を主張してきた長妻昭厚生労働相は押し黙った。 終了後、長妻氏は「(保育サービスなど)現物に充てろという議論もあった。政務三役で議論したい」と語り、かたくなに修正を拒んできた姿勢を初めて転換させた。 4月22日、首相官邸。国と地方の協議の場で、全国市長会長の森民夫・新潟県長岡市長は、鳩山由紀夫首相を前に「福祉は子ども施策だけではない」と訴えた。「手当の満額支給には年間、個人市民税(125億円)に匹敵する112億円が必要」。森氏が示した市の試算に首相は目をむいて驚き、「他の福祉施策とのバランスは重要だ」と応じた。 減額の口火を切ったのは、3月末に上積み分を給食費に充てるようぶちあげた仙谷氏だ。原口一博総務相も減額の可能性に触れた。 主要閣僚が修正を口にするのは、満額に要する財源3兆円を見いだせないから。減額には党から異論も出て参院選マニフェストの議論は迷走したが、政府・民主党は「2万6000円」の表記は避けつつ、「上積みする」との一言を盛り込む玉虫色決着を描く。 長妻氏も簡単に折れたわけではない。周囲には「公約を変えるなら衆院選をもう1回やらないと」と漏らし、先日も厚労省の今別府敏雄会計課長に「難しいかもしれないが、財源は」と問うた。しかし答えは「子ども手当に所得制限を入れることで1000億円程度なら」。長妻氏は「うーん」とうなり、黙り込んだ。 「私は2万6000円の旗を降ろしたわけではない」。18日の政務三役会議で、長妻氏はなお強がった。だが、出席者の一人は「何が何でもというわけではなくなった」と受け止めている。 ◇「理念は?」省内に不満 長妻氏が公約にこだわるのは、政治家としてのけじめばかりではない。企業・団体献金を一切受けないスタイルは、潔癖さの半面、国民の支持頼みというもろさも抱える。それだから世論を気にし過ぎ、何をしたいのか理念が見えない--。長妻氏を見つめてきた厚労官僚の多くはそうとらえている。 4月27日夜。内閣府で開かれた「子ども・子育て新システム検討会議」の初会合は、議論の大半が厚労省関係だった。なのに長妻氏は役所がおぜん立てしたメモすら読まず、沈黙を守った。福島瑞穂少子化担当相が発言を促したものの、発したのは一言、「ありません」。「アドリブがきかないからな。他の閣僚と応酬になるのが嫌だったんだろ」。厚労省幹部はそう推し量る。 長妻氏は年金記録問題で名をはせた。ただ、厚労行政の手腕には当初から「未知数」の評がつきまとう。 「子どもの昼寝に敷布団が必要か? 床に直接寝かせればいい」。長妻氏は担当部局と保育所の設置基準面積の緩和を議論した際、そう言い切ったという。子どもを床に雑魚寝させれば1人当たりの基準面積を小さくでき、その分保育所を増やすことができるとの趣旨だった。出席した幹部はみな、あっけにとられた。 老人施設で食事介助を体験した時のこと。「おばあさんは、おかゆが好きなんですか」。そう問いかけた長妻氏に、女性は「歯がないからね。おかゆしか食べられないのよ」と諭すように答えた。 ◇「素人」武器に改革 世論に過敏反応も 「就任直後は30分おきにびっくりした。私ら普通の感覚とは違う」 4月24日夜、地元の東京都渋谷区で開いた国政報告会で、長妻氏は約200人の聴衆に語りかけた。厚労省に省や局、課ごとの目標がないことを紹介し、「目標のない会社って聞いたことありますか」とあきれてみせた。 長妻氏を「素人同然」と嘆く「プロ」の官僚たちだが、感覚が世論とズレている面があるのも事実だ。それは旧社会保険庁の不祥事や、薬害肝炎を引き起こす一因となった。それも現場を知らないからと考える長妻氏は、職員に自治体などへ足を運ぶよう命じている。自らも介護や保育、労働の現場30カ所を訪ねた。ある幹部は「今は国家公務員倫理規程で民間の人と食事もできず、若い職員は情報量が少ない。良い機会だ」と評価する。 衆院当選4回の長妻氏も、05年は小選挙区(東京7区)で落ち、比例で復活した。「一匹オオカミ」と称され、党内では孤立気味。そうした政治基盤の弱さもあって、時に世論に過敏となる。 3月下旬、母国に子を残してきた外国人にも子ども手当を支給するとの厚労省方針に、インターネットには「不正を招く」との書き込みが殺到した。長妻氏は「国会答弁がもたない。法案修正だ」と職員にあたった。 75歳以上を切り離した後期高齢者医療制度の見直しを巡っては、心の揺れを見せた。 「うば捨て山」との批判を浴びた制度だけに、民主党は「年齢で差別する制度を廃止」と公約していた。長妻氏の意をくみ、厚労官僚は高齢者もみな現役と同じ市町村の国民健康保険(国保)に加入させる案を用意した。 しかし、この案も65歳以上は医療費が別枠だ。長妻氏の了承を得て3月8日に公表すると、16日の参院厚労委で共産党の小池晃政策委員長は「うば捨て山の入山年齢を下げただけだ」と批判した。 うろたえた長妻氏は外口崇保険局長を呼び、「年齢を書き込まない方法はないか」と再考を促した。それでも高齢者には税を集中投入する必要があり、別財源にせざるを得ない。吉岡てつを高齢者医療課長の説明に、長妻氏も「うん」と消え入るようにうなずいた。 結局、長妻氏は幹部と「高齢者も現役も、同じ国保の保険証」との理屈で押し通すと腹合わせし、5月18日の衆院決算行政監視委員会第3分科会に臨んだ。「年齢差別ではない」。突っぱねる長妻氏を、自民党の谷公一氏はこう皮肉った。 「大臣の思いは理解しました。基本的仕組みは(後期高齢者医療制度と)大きく変わるものではないですね」【鈴木直】 毎日新聞 2010年5月23日 東京朝刊 |
子ども手当:支給開始 金一封、とりあえずありがたく 1日から一部自治体で支給が開始された子ども手当。多くの自治体では実際の振り込みは今月中旬以降になる予定だが、市役所などには早くも「いつから受け取れるのか」といった問い合わせが殺到した。一方、支給対象となる子どもを持つ親らからは、歓迎する声が聞かれる半面、今後の財源を懸念する声も聞かれた。 ◇問い合わせ殺到 この日朝、東大阪市役所には市民からの問い合わせ電話がひっきりなしにかかり、担当職員15人がかかりきりで対応に追われた。振り込み支給は15日からだが、テレビニュースなどで盛んに「子ども手当支給開始」と報道されたため、関心を呼んだとみられる。「いつ支払われるのか」「口座振り込みで受け取れるのか」といった質問が多かった。 一方で、手当を受ける側の保護者らの反応はさまざま。 JR大阪駅で、幼稚園に通う6歳の長女と一緒に歩いていた大阪府箕面市の会社員、高野守さん(41)は「1万3000円もらえればかなり助かる。生活が苦しいと削りやすいのは子どもにかかる部分。景気が悪くなってから、子どもと遊びに行く回数を減らしたり、絵本を買うのを控えたりしていた。保育料も1カ月に3万円もかかるので、手当はありがたい」と話した。 1歳7カ月の長男を連れた神戸市灘区、研究員、新井潤さん(35)は「おむつ代など子どものために使いたい」と話す一方、「2万6000円の支給は財源上、難しいのではないか」と指摘。「支給される側としてはうれしいが、負担する側としてはつらいのでは。現金支給でなくても、高校無償化などの制度として子育てを支援してくれるとうれしい」と注文した。 4歳の長男を自転車で幼稚園へ送った帰りの京都市上京区の主婦(35)は「児童手当よりも金額が増えるのはうれしいが、国の借金が問題になっているだけに財源が続くのか心配。学校の給食費を値下げするなどした方が恩恵を実感しやすいのでは」と話す。支給される手当は「とりあえずは貯金します」と話した。 毎日新聞 2010年6月1日 |
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