みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

【浜岡停止 市民たちに聞く】 原発にこのまま頼っていけるのか?(上)

2011-07-23 07:20:43 | 地震・原発・災害

ペヒーノ二個とイチジクを収穫しました。

   

イチジクはそのまま冷蔵庫へ、ペピーノは半分に切ってみました。

   

クリーム色のペピーノは、ちょっと甘くて、メロンと梨を足したような味と香り。
そのまま冷やして食べましょう。
   

大きめの白いペピーノは、香りはよいのですが、
甘みがなくてウリのようなので、スライスして浅漬けに入れることにしましょう。
   

夕ご飯は、今日も無農薬野菜尽くし。
賀茂なすの田楽と、  

白ゴーヤとバラ三枚肉の炒め物。

 
じっくり蒸し焼きした賀茂なすはとろけるようなやわらかさで、
ナスじゃないみたいです。

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朝日新聞岐阜版の特集【浜岡停止 市民たちに聞く】。
昨日の「原発にこのまま頼っていけるのか?(上)」が
webにアップされていたので、紹介します。

きょうの(下)には、わたしも登場。
また明日紹介する予定です。

【浜岡停止 市民たちに聞く】 原発にこのまま頼っていけるのか?(上)
2011年07月22日 朝日新聞

福島第一原子力発電所の事故による放射能被害は広まる一方だ。暴れ出したら制御できないエネルギーに、このまま頼っていけるのか。「安全」と「便利さ」について考える市民たちに聞いた。

◆子どもたちの健康が心配
 北方町の「かえる農園」で野菜約60種類を栽培する石井伸弘さん(39)は原発事故後の3月19日、名古屋市の街頭で署名を呼びかけていた。静岡県の中部電力浜岡原発を止めよう、という内容だったと記憶している。頼まれて署名したことはあるが、自分が依頼するのは初めてだった。
 事故は衝撃的すぎた。「本当にやばい。日本はどうなるんだろう」。何かできないかと友人に電話をかけたのが署名の日だった。妻の久美子さん(35)と2人の息子と出かけた。
 その後、名古屋市での反原発パレードに2回参加し、岐阜での開催を思いたった。事故から3カ月後の6月11日に岐阜市内で開いた「さよなら原発パレード・ぎふ」でトラクターに乗って列を先導。最終的には約500人に膨らんだ。この日は全国各地で同様の取り組みがあり、6万7千人が参加したとされる。
 石井さんは「原発に疑問を持って声を上げている人がいることを多くの人に知ってもらいたい」と願う。もっともパレードをするだけでは運転を止められないことは分かっている。
 原発がなくても生活できることを証明するため、太陽光など他のエネルギーを使う方法があることも知人らに呼びかけ始めた。
    ◇
 久美子さんは初め、伸弘さんが原発に反対する理由が分からなかった。お出かけのつもりで署名活動やパレードについて行き、図書館で放射能に関する本を読むうちに「これはちょっとただごとではない」と思うようになった。
 5月に福島市に住む学生時代の友人からメールが届いた。夫を残し、2人の子どもと新潟市の実家に避難しているという。「福島では毎日放射線が検出される。子どもを育てようと思ったら国の言うことは信じられない」。そんな嘆きも添えられていた。
 石井さん夫婦にも4歳と0歳の子どもがいる。被災地で危険な環境にさらされた子どもは、将来何らかの病気になるかもしれない。久美子さんは「住む場所の違いだけで、こんなに差があるなんて」と胸が痛んだ。「止められるものなら、止めなきゃいけない」。岐阜から原発NOの声を上げ続けている。

◆行動起こしたことなく反省
 垂井町の宇都宮亮二さん(35)は、被災者を支援するNPOのボランティアスタッフだ。福島、宮城、茨城の3県から西濃地区に移り住んだ5家族の就職相談や子供の入園・入学手続きを手伝った。
 「原発は処分場のない施設。トイレのない家だ」。高校の物理教諭だった父親が口にするのを聞いたことがある。そのせいか、原発に否定的だが、特に行動を起こしたことはなく節電とも無縁だった。
 原発事故で周辺住民は避難を余儀なくされた。5家族の中には、子どもを西濃地区の公立保育園に通わせたいが、住民票を故郷に残したいと希望する家族もいた。
 そんな姿を目の当たりにして、「自分たちは原発立地の人々にリスクを押しつけて生活してきたのではないか」と感じた。漠然と原発に反対しただけで行動しなかったことを反省したという。
 被災地復興の具体案や原発政策の行方は、まだ見えない。宇都宮さんは「できる限り市民感覚の意見を国に伝え、反映させたい」と考える。岐阜から数十キロの福井・敦賀原発の動向については、特に注意を払うつもりだ。
 宇都宮さんらの元には今、「夏休みの間、母子だけでも避難したい。滞在できる施設はないか」という問い合わせが北関東を中心に約20件ある。少しでも多くの人たちの希望に添えるよう力を尽くしている。それが今、自分にできる「行動」だと考えている。

◆原発推進は「公共の福祉」か
 垂井町の宇都宮亮二さん(35)は、被災者を支援するNPOのボランティアスタッフだ。福島、宮城、茨城の3県から西濃地区に移り住んだ5家族の就職相談や子供の入園・入学手続きを手伝った。
 「原発は処分場のない施設。トイレのない家だ」。高校の物理教諭だった父親が口にするのを聞いたことがある。そのせいか、原発に否定的だが、特に行動を起こしたことはなく節電とも無縁だった。
 原発事故で周辺住民は避難を余儀なくされた。5家族の中には、子どもを西濃地区の公立保育園に通わせたいが、住民票を故郷に残したいと希望する家族もいた。
 そんな姿を目の当たりにして、「自分たちは原発立地の人々にリスクを押しつけて生活してきたのではないか」と感じた。漠然と原発に反対しただけで行動しなかったことを反省したという。
 被災地復興の具体案や原発政策の行方は、まだ見えない。宇都宮さんは「できる限り市民感覚の意見を国に伝え、反映させたい」と考える。岐阜から数十キロの福井・敦賀原発の動向については、特に注意を払うつもりだ。
 宇都宮さんらの元には今、「夏休みの間、母子だけでも避難したい。滞在できる施設はないか」という問い合わせが北関東を中心に約20件ある。少しでも多くの人たちの希望に添えるよう力を尽くしている。それが今、自分にできる「行動」だと考えている。
 


浜岡停止 国会議員に聞く
原子力政策のあり方について、県選出の国会議員はどう考えているのか聞いた(朝日新聞)
 

きょうはWANの拡大会議があるので、もうすぐ京都に出かけます。
おとまりは修学院ちかく。楽しみです。

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