みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

『女のせりふ』『続・女のせりふ』(伊藤雅子著)/『さようなら、オレンジ』 ちづこのブログNo.72

2014-06-07 22:03:18 | ほん/新聞/ニュース
5月に上野さんから送っていただいた二冊の本。

伊藤雅子さんの『女のせりふ』と『続・女のせりふ』。

『続・女のせりふ』のほうには、
上野千鶴子さんのながい解説と帯のことばがあります。

この本は、一つずつのエッセイが短いので、
いつでも好きなときに手にとって読めます。

おんなたちの発するこころに残ることばをすくいあげて書かれた、
伊藤さんのことばがとってもよいです。

   

  『続女のせりふ』  
伊藤 雅子 (著), 山田 賢一 (イラスト) 福音館書店 : 2014年5月

内容紹介
たくさんの心に響くせりふに出会ってきた――。
暮らしの中で、文学作品で、有名無名の女性たちがつぶやいたひと言を聴きとり、そこにひそむものを共感と鋭い観察眼で読み解いたショートエッセイ集『女のせりふ』の続編。
長年、公民館で大人の女性のための学習活動支援にたずさわってきた著者が、退職後の12年間、月刊誌「母の友」に連載した136編の初単行本化です。
「思いやりがあぶないのよね」「どうしてあんな男と」「しっかり夫婦喧嘩をしたほうがいいわよ」……在職中の『女のせりふ』と同じく、著者の出会った、若い主婦をはじめとするおおぜいの女性の口からこぼれ出る様々な言葉の持つ意味を、豊かな感性と人生経験によって受けとめ、つづります。
この続編では、著者が愛し、読み込んだ詩歌や文学の中の女性のせりふが多く採られているのも、楽しみの一つ。社会学者・上野千鶴子による解説も読み応えがあります。

内容(「BOOK」データベースより)
たくさんの心に響く“せりふ”に出会ってきた―若い母親たちがふともらした言葉を中心に、時に小説や詩歌から、女たちの“せりふ”をすくいあげ、鋭く、温かく解剖したショートエッセイ集『女のせりふ』、続編。12年間136回の雑誌連載の初単行本化。

著者について
伊藤雅子(いとう まさこ)
1939年中国・大連生まれ。99年まで東京・国立市公民館職員として、主に女性問題学習に取り組んだ。その活動からは『主婦とおんな』(国立市公民館市民大学セミナー著)などの記録が生まれている。著書に『子どもからの自立』(以上未來社刊)は75年度毎日出版文化賞を受賞(現在は新版である『新・子どもからの自立』が岩波現代文庫に収められている)。

山田賢一(やまだけんいち)
1974年新潟県燕市生まれ。95年よりイラストレーターとして活動。2000年から12年間、「母の友」誌上で連載「新・女のせりふ」の挿絵を担当した。


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  『女のせりふ』
伊藤雅子/著 福音館書店 : 2014年5月

商品の内容[要旨]
女たちは、さりげなく、すごいことを言う…。暮らしの中で、文学作品で、有名無名の女性たちがつぶやいたひと言を聴きとり、そこにひそむものを共感と鋭い観察眼で読み解いたエッセイ集。120編を収録。

[目次]
私は会社と結婚したのに
女には名前なんていらないんですね
わたしが殺せないところまで成長した子供よありがとう
すぐ、女は幸せにされてしまうから
ご主人は、私よ
自分の年って、いつも気にいらないのよね
男の人ってタダのことはしないでしょ
夫と力を合わせてやったことって義父のお葬式だけ
「家庭生活」が移動しているだけなんですもの
「落ち度のないように」なんて、私、冷たい人間だった〔ほか〕

[出版社商品紹介]
日常の中のハッとする一言。文学で出あう輝くような台詞。有名無名の女性の言葉に触発された温かくも切れ味鮮やかなエッセイ集。

おすすめコメント日常の中のハッとする一言。文学で出あう輝くような台詞。有名無名の女性の言葉に触発された温かくも切れ味鮮やかなエッセイ集。

著者紹介伊藤 雅子 (イトウ マサコ)  

1939年、中国・大連生まれ。99年まで東京・国立市公民館職員として、主に女性問題学習に取り組む。著書に『子どもからの自立』(1975年度毎日出版文化賞受賞、現在は『新版・子どもからの自立』が岩波現代文庫に収められている)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


上野さんの「ちづこのブログ」も更新されて、
『さようなら、オレンジ』の書評です。
『さようなら、オレンジ』まだ読んでないので、読みたいと思います。

  『さようなら、オレンジ』 ちづこのブログNo.72   
WAN ウイメンズアクションネットワーク

岩城けい著『さようなら、オレンジ』が評判です。太宰賞を受賞しただけでなく、大江さんが年に1作だけ選ぶ大江健三郎賞を受賞しました。書評をいくつか読みましたが、どれもしっくり来ません。で、頼まれてこんな書評を書きました。みなさんの読後感はいかがでしょうか?

*************************
さようなら、オレンジ (単行本)
著者/訳者:岩城けい
出版社:筑摩書房( 2013-08-30 )
.
グローバル時代の日本語文学
——岩城けい著『さようなら、オレンジ』書評


本年度太宰治賞受賞の作品、岩城けいの『さようなら、オレンジ』は松浦寿輝はじめ、読み巧者の文芸評論家から絶賛を浴びている。
そそられて、読んだ。

読み始めてひきこまれた。読み終わって粛然とした。あまりにまっすぐな、生きるための作品。いまどき「書くことがある」人の作品が持つまぶしさがある……それがわたしの最初の感想だった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


きょうから無農薬ハツシモの田植えが始まっています。
今日は、田植え機をつかっての機械植え。

明日は朝から、みんなで手植えをします。
といっても、わたしは田植えはしませんけどね(笑)。

ではまた。

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6月6日(金)のつぶやき

2014-06-07 01:17:12 | 花/美しいもの

『さようなら、オレンジ』 ちづこのブログNo.72 | WAN:Women's Action Network wan.or.jp/ueno/?p=4000


マルベリー(大実桑)の実が黒紫に色づきました。 goo.gl/8lb2Na


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