6月18日の東京都議会のみんなの党の女性議員の一般質問で、
自民党議員席から、「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」、
「産めないのか」などのやじを受けたという事件がおきました。
やじがひどい自治体議会はあるのですが、ここまであからさまなセクハラや
質問議員への侮辱は、最近はあまり聞いたことがありません。
女性に対する誹謗中傷、ということで、報道されている記事も多いのですが、
それ以前に、議会という公式の場での議員の発言に対するやじ(不規則発言)ですから、
言語道断です。
議事整理権があるき議長が、注意してやめさせるべきですが、
それもされていませんし、言いたい放題言わせていたとは信じられません。
「侮辱に対する措置」で処分要求書を足せばよいのに、と思っていたら、
きょう提出されたようです。
当事者の議員は、法や議会のルールを駆使して、徹底的にたたかってほしいですね。
応援クリック
してね 


議会での「ヤジや侮辱にどう対応するか?」については、
『市民派議員になるための本』に書いてありますので、
関心のある人は、よかったら参考にしてください。
一度口から出たことばは消えませんから、議会内だけでなく、
名誉棄損、人格権の侵害で訴えることもできるでしょう。

『市民派議員になるための本』(寺町みどり・学陽書房・2002)P160
最後まで読んでくださってありがとう
クリック してね 


記事は毎日アップしています。
明日もまた見に来てね

自民党議員席から、「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」、
「産めないのか」などのやじを受けたという事件がおきました。
やじがひどい自治体議会はあるのですが、ここまであからさまなセクハラや
質問議員への侮辱は、最近はあまり聞いたことがありません。
女性に対する誹謗中傷、ということで、報道されている記事も多いのですが、
それ以前に、議会という公式の場での議員の発言に対するやじ(不規則発言)ですから、
言語道断です。
議事整理権があるき議長が、注意してやめさせるべきですが、
それもされていませんし、言いたい放題言わせていたとは信じられません。
「侮辱に対する措置」で処分要求書を足せばよいのに、と思っていたら、
きょう提出されたようです。
当事者の議員は、法や議会のルールを駆使して、徹底的にたたかってほしいですね。
都議会で女性議員にセクハラやじ 2014.6.19 NHKニュース 18日行われた東京都議会の一般質問で、みんなの党の女性議員が子育て支援策について質問を行った際、ほかの議員から「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじが飛び、女性議員は「人格を否定するものだ」と反発しています。 18日行われた都議会の一般質問で、みんなの党の塩村文夏議員(35)が妊娠や出産などに関する子育て支援策について都の取り組みをただした際、ほかの議員から「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」、「産めないのか」などとやじを受けました。 塩村議員は18日夜、ツイッターで「政策に対してのやじは受けるが、悩んでいる女性に言っていいことではない」などと反発し、「リツイート」と呼ばれる引用が19日正午までに1万件を超えるなど波紋が広がっています。 19日午後、報道各社の取材に応じた塩村議員は、やじに同調する議員が複数いたことが残念だとしたうえで、「人格を否定するようなやじや政策と全く関係のないやじはするべきではなく、ひぼう中傷になる。質問に立つ議員を尊重してほしい」と述べました。 複数の会派によりますとやじは、自民党の議席周辺から聞こえたということです。 これに対して都議会自民党の吉原修幹事長は「どういう状況だったのかよく分からないが、誰が言ったのか特定することは難しい。それぞれの会派が品格のない発言は慎むようにすべきだ」としています。 この問題を受けて、19日夕方、会派の枠を超えて都議会の女性議員たちが「品位を汚すやじは控えるべきだ」として議長に対し再発防止に取り組むよう要請したということです。 |
都議会やじ問題 処分要求書を提出 2014.6.20 NHKニュース 18日行われた東京都議会の一般質問で子育て支援策について質問した女性議員に「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじが飛んだ問題で、20日、女性議員が、発言した議員の処分を求める要求書を議長宛てに提出しました。 この問題は、18日行われた都議会の一般質問で、みんなの党の塩村文夏議員(35)が妊娠や出産などに関する子育て支援策について都の取り組みをただした際、一部の議員から「自分が早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじを受けたものです。 塩村議員は20日、地方自治法に基づいて、発言した議員の処分を求める議長宛ての要求書を都議会に提出しました。 この中で、塩村議員は、やじの内容は名誉を害し侮辱に及ぶものだったとして、議会として調査を行い発言した議員を明らかにするとともに、再発防止のための措置を取るよう求めています。 要求書を提出したあと、塩村議員は取材に応じ、発言した議員が名乗り出ないことに対し、「犯人捜しをして判明するよりも名乗り出ていただいたほうがすっきりすると思うし、私自身も少し心の傷が癒える」と述べました。 また、都議会に都民の抗議が多数寄せられていることについて、「私1人に浴びせられたやじというよりも、妊娠・結婚にまつわる悩みを抱えた方たちの気持ちが数字に現れていると思う」と述べ、議長に早急な対応をとるよう求めました。. 都議会に批判の声相次ぐ 18日に行われた東京都議会の一般質問で女性議員が質問を行った際、一部の議員から「早く結婚したほうがいいんじゃないか」などとやじが飛んだ問題で、東京都議会には都民から抗議や批判の声が相次いで寄せられています。 この問題で、東京都議会には19日の午後4時までに都民から電話やメールでおよそ1000件の意見が寄せられました。 内容は、▽女性に対して失礼な発言だ、とか▽やじだとしても言い過ぎではないか、などといった抗議や批判が大半だということです。 こうした声は20日になっても相次いでいるということですが、都の議会局では「議会が開会中で通常の業務が多いなか、抗議が相次ぎ、集計する余裕がない」としています。 |
応援クリック




議会での「ヤジや侮辱にどう対応するか?」については、
『市民派議員になるための本』に書いてありますので、
関心のある人は、よかったら参考にしてください。
一度口から出たことばは消えませんから、議会内だけでなく、
名誉棄損、人格権の侵害で訴えることもできるでしょう。


『市民派議員になるための本』(寺町みどり・学陽書房・2002)P160
都議会:セクハラヤジに抗議殺到 ツイート転載2万件超 毎日新聞 2014年06月19日 東京都議会で女性の妊娠・出産を巡る都の支援体制について質問に立った女性議員に浴びせられた「セクハラ発言」が、波紋を広げている。ヤジを受けた、みんなの党会派の塩村文夏(あやか)議員(35)が短文投稿サイト「ツイッター」に投稿(ツイート)したところ、19日夜にはリツイート(転載)が2万件を突破。都議会の事務局には同日夕までに1000件を超える苦情や抗議が寄せられたという。 18日の本会議で質問中、男性の声で「自分が早く結婚した方がいいんじゃないか」などと複数のヤジが飛んだ。塩村氏が「大変に女性として残念なヤジが飛びました」とツイートすると、「企業内でこんな事言ったら懲戒処分」などのコメントが相次いでいる。作家で都教育委員の乙武洋匡さんはツィッターで「胸が押しつぶされそうになる」とコメントした。 19日の取材に対し、塩村氏は議場で笑い声が上がったことに触れ「都議会には(女性の悩みは)届かないのかもしれないという気持ちになった」と述べた。複数の議員が、ヤジは最大会派の自民党席の辺りから聞こえたと説明した。 一方、都議会の女性議員有志は同日、再発防止を求め、議会局の秘書課長を通じ吉野利明議長に口頭で申し入れをした。共産党と地域政党の生活者ネットワークの両会派はそれぞれ「人権侵害」だとして議会運営の改善を求める文書を提出。みんなは発言者の処分を求める構えで、専門家に「声紋分析」を依頼することも検討している。【和田浩幸、武本光政、川口裕之】 |
都議会やじ波紋 「産めないのか」「早く結婚しろ」 2014年6月20日 東京新聞 東京都議会の本会議で、妊娠や出産に悩む女性への支援策について都側に質問していた女性都議に対し、「自分が早く結婚したらいいじゃないか」「産めないのか」などのやじが飛び、議会内外に波紋を広げている。女性を蔑視し議会の品位をおとしめる内容の発言に、業を煮やした超党派の女性都議25人全員が19日、再発防止を徹底するよう議長に異例の申し入れをした。 やじを受けたのは、十八日に一般質問に立った塩村文夏(あやか)議員(35)=一期、世田谷区。ツイッターに「政策に対してのヤジは受けますが悩んでる女性に対して言っていいとは思えない」と書き込むと、これを引用して拡散する「リツイート」の数は二万件を超えた。都議会局には十九日、千件を超える意見が電話や電子メールで寄せられ、ほとんどが「女性に対して失礼な内容だ」などの苦情や批判だった。 やじは男性の声だったが、発言者は特定されておらず、名乗り出てもいない。「自民党議員席から聞こえた」との証言が複数会派からあり、塩村氏が所属するみんなの党は、幹部が抗議したが、自民幹部は「確認できていない」と取り合わなかった。 塩村氏は十九日、取材に「代弁すべき議員が人格を否定する発言をするのはやめてほしい」と語った。 |
最後まで読んでくださってありがとう






明日もまた見に来てね

