「栴檀は双葉より芳し」
センダン・ライムの花が咲いています。
葉の色がライムのように明るいのでセンダン・ライム。
園芸種です。
ミツバチの巣箱の西には、
少し葉の色の濃い斑入りのセンダン。
花はもう終わっていますので
花が咲いているときの画像。
庭に何本か植えてあるヒペリカムにも、
黄色い花が咲きはじめました。
くちなしの花
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高速増殖炉原型炉「もんじゅ」を、
組織をかえて存続させる案がまたぞろ上がっている。
とんでもない話だ。
もんじゅには、「廃炉」以外の道はない。、
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高速増殖炉原型炉「もんじゅ」を、
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社説:もんじゅ もう廃炉にしてあげて 2016年6月4日 中日新聞 高速増殖原型炉「もんじゅ」をどうするか。原子力規制委員会の勧告を受けた文部科学省の検討会は、受け皿を示せなかった。かつての「夢の原子炉」を、もうこれ以上、野ざらしにすべきでない。 もんじゅは悲劇の原子炉だ。 通常の原発の使用済み燃料からウランとプルトニウムを抽出し、燃料として再利用できるだけではない。さらにその燃料が理論上、消費すればするほど増殖、すなわち増える。もんじゅはこのような核燃料サイクルの要、資源小国日本にとって、まさに夢の原子炉と、もてはやされた。 もんじゅは通常の軽水炉とは違い、冷却水の代わりにナトリウムを使う。空気に触れると激しく燃える難しい物質だ。 一九九五年暮れ、発電開始からわずか四カ月足らずで、深刻なナトリウム漏れ事故が発生した。 その際当時の運営主体の動力炉・核燃料開発事業団(動燃)が、事故が小さく見えるように編集した現場のビデオを公開するなど、隠蔽(いんぺい)工作が次々明らかになり、激しい批判にさらされた。 信用失墜の動燃は核燃料サイクル開発機構に改組した。さらに二〇〇五年、今の日本原子力研究開発機構になった。ところがそのずさん体質、隠蔽体質は一向に改善されず、一二年には一万点近くの機器で点検漏れが見つかった。 原子力規制委員会は昨秋、不祥事を繰り返す機構には「運転を任せるべきではない」と、文科相に異例の勧告を行った。 もんじゅの燃料を抽出する青森県六ケ所村の再処理工場もトラブル続き、米国家安全保障会議(NSC)は日本の再処理事業に対する懸念を隠さない。核燃料サイクルは、すでに破綻を来している。 初臨界から二十二年、もんじゅは延べ二百数十日しか動いていない。それでも、年に二百億円もの維持費がかかる。 電力業界は運営に難色を示しており、文科省の検討会も受け皿を示せていない。人間のうそとずさんが、かつての夢の原子炉を、引き取り手のない、金食い虫の厄介者におとしめた。 実証炉に至る以前の原型炉、もんじゅは立派に役目を終えた。もう、廃炉にしてあげたい。“科学の夢”をこれ以上、さらしものにすべきでない。 廃炉には長い年月と新たな技術開発が必要だ。研究施設としては貴重な存在になる。 地元の雇用はそこで維持できるはずである。 |
社説:高速炉「もんじゅ」/組織改編でも存続は至難 2016年05月25日 河北新報 もはや廃炉が避け難いと思われた高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、新組織を受け皿に存続させる案が浮上している。有識者による文部科学省の検討会が、その方向でほぼ議論をまとめた。 検討会の議論がそのまま最終結論になるとは限らないとしても、もんじゅの存続には疑問が多すぎる。廃炉を本格的に見据えるとともに、核燃料サイクル政策を見直す時期に来ているのは明らかだ。 もんじゅの議論のきっかけになったのは、国の原子力規制委員会が昨年11月に出した勧告だった。運営する日本原子力研究開発機構に対し「必要な資質を有していない」と言い放った。 数々の不手際がその理由。2012年に大量の機器の点検漏れが発覚し、翌13年に規制委は事実上の運転禁止を命じている。ところがその後もミスが相次ぐ始末で、とうとう規制委も見放して「最後通告」を突き付けたのが昨年の勧告だった。 勧告に「廃炉」という言葉は盛り込まれていないが、規制委の田中俊一委員長は「廃炉を選択するかどうかは文科相の判断」と踏み込んだ発言をしている。 もんじゅはこれまで、運営組織を変えてどうにか廃炉の危機を乗り切ってきた経緯がある。規制委の今回の勧告は一応、「原子力機構に代わる運営主体」を求めているが、単なる「看板」掛け替えはもう認められないという姿勢も示している。 存続させるには相当高いハードルが設定されたが、もんじゅへの批判は今に始まったことではない。 消費した以上の核燃料(プルトニウム)を新たに生みだす「夢の原子炉」として1994年に臨界に達したが、翌95年にはナトリウム漏えい事故を起こした。 原子炉の熱を取り出して発電するために一般の原子炉は水を使うが、もんじゅは液体ナトリウムを利用する。その扱いが難しいことは以前から指摘されており、もんじゅもつまずく結果になった。 この事故では現場のビデオ映像隠しや虚偽報告が発覚、当時の運営主体である動力炉・核燃料開発事業団の体質が厳しい批判を浴びた。 もんじゅはそれから十数年も運転できず、2010年にようやく再開にこぎつけたものの、またすぐトラブルを起こした。今まで1兆円を超える巨額の開発費を投入しながら、20年以上も鳴かず飛ばずのありさま。 今もまだ存続していることが、むしろ不可解に思えてくる。その歴史が示したのは、高速炉開発の技術的困難さと研究組織のずさんな体質だけだったと言ってもいい。 文科省の検討会がどれほど存続を求めたところで、新たな引き受け手を見つけることは困難だろう。 巨額の費用をかけた高速炉開発路線にはもうピリオドを打つべきであり、同時にプルトニウムの本格利用を目指す核燃料サイクル政策も根本から考え直す時期に来ている。無理やり延命を図ったところで、取り繕いようもないほどの綻(ほころ)びが広がるだけだ。 |
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