みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

払う側にモノ言わせよ 電気料金と廃炉/久しぶりの田毎(たごと)のおうどん。家具の引越しも。

2016-10-03 21:44:24 | ほん/新聞/ニュース
耐震シェルターの設置も終わったので、
昨年から懸案の部屋の模様替えもすることにしました。

つれあいはPC台をかえたいということなので、
この辺りでは一番大きい羽島のバローホームセンターに行きました。
いくつかを見比べて、だいたい何にするか決めたようです。

帰りに、旧国道21号を通ったら{田毎」の看板を見つけました。

田毎(たごと)のおうどんはおいしいのですが、
産業会館横のお店はいつ行っても行列ができていて、
あきらめて他のお店に行くことが多いのです。

お昼を過ぎていたので、ラッキーなことに待ち時間なしで、
すんなり席に着けました。

わたしは、温かいきの子あんかけうどん。
出汁を薄くして減塩仕様にしてもらいました。

麺は細めで、しこしこつるつるしています。
出汁が効いていて、塩分が少なくて、やさしい味です。
つれあいは、ころうどんの大盛り。

久しぶりの田毎(たごと)のおうどん、おいしかったです。



帰ってから、蜂蜜を採る仕事と並行して、
食器棚や本棚の引っ越し。

つれあいの姉が亡くなって、山口の家には誰もいなくなったので、
使えそうな家具は、山口から持ってきて倉庫に置いてあったのです。
たんすなどは置いてきましたが、食器棚と本棚はとても良いものなので、
処分するのはもったいなくて、はるばる運んできました。

重いので運ぶのは男性たち。
わたしは置く場所を決めて、家具をきれいにする係。

台所には
両面ハッチ。

食器棚。


西の部屋には、本棚。

紫檀の棚


蜂蜜を採ったり、運んできた食器棚をふいたりと、目の回るような一日。
そんな日々なので、ブログをアップするのが夜になっています。

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後半は、中地に新糞の社説「払う側にモノ言わせよ 電気料金と廃炉」を紹介。
このところ、新聞を読むのも夜になっていますね。

  社説:払う側にモノ言わせよ 電気料金と廃炉
2016年10月3日 中日新聞

 見えない商品だからでしょうか。電気料金の仕組みは複雑怪奇です。でも月々の検針票をよく見ると。国からのさまざまなメッセージが読み取れます。

 託送制度を知っていますか。

 ことし四月、電力の小売りが全面自由化され、一般の家庭でも電気の購入先を選べるようになりました。しかし、ドイツのように発電事業者と送電事業者を切り分ける発送電分離は四年後に先送りされ、大手電力会社による送配電網の独占状態は続いています。

 新電力と呼ばれる新規参入の発電事業者は、たとえば風力や太陽光を使って電気を自前でつくることはできますが、今のところ、消費者にじかに届けることはできません。大手電力会社の送配電網を有料で使わせてもらわなければなりません。それが「託送」です。

 新電力の電気代には、大手に支払う託送料金が、上乗せされているのです。

 託送料金は、電力会社が旧来所管する地域ごとに決まっています。既存の大手も送配電網の利用に応じて、決められた料金を自らに支払う建前です。

 家庭で使う電気(低圧)の場合、北陸と関西が、一キロワット時あたり七・八一円と最も安く、最も高いのは沖縄の九・九三円。東京は八・五七円、中部は九・〇一円などとなっています。

 このような託送制度が、政府がうたう「電力改革システム貫徹」という名目で、原発の延命に、一役買おうとしています。

 原発の廃炉には、当然巨額の費用がかかる。東京電力福島第一原発だけで十兆円を超えるともいわれている。現状では、原発を保有する大手電力九社が積み立てることになっており、それがどこから出るかと言えば、結局は私たちの支払う電気料金です。

 原則四十年の原発寿命が法制化され、本格的な廃炉時代に向かう中、老朽原発を抱える大手電力会社の負担感は膨らんでいる。

 そこで、政府がひねり出したのが、福島の廃炉や事故処理にかかる費用だけでなく、あらゆる原発の廃炉費用を託送料金に上乗せし、国民全体に広く浅く転嫁してしまおうというアイデアです。

 政府の委員会で検討が始まりました。

 3・11を教訓に、自由化が進めば、原発の電気はもういらない、新電力の再生可能エネルギーを使いたいと考える人たちにも、過去には原発の恩恵を受けてきたからと、一様に負担を強いるというのです。これはおかしい。

せっかくの市場がゆがむ
 もともと電力自由化は、大手電力会社による地域独占と総括原価、すなわち発電、送電、販売にかかるすべての費用に一定の利益を上乗せできる値決めの方式を突き崩し、健全な電力市場を育てるための改革ではなかったか。

 電力市場に競争原理を働かせ、国際的にも高いとされる電気代を引き下げて、消費者の利便を図るはずではなかったか。

 いかに廃炉促進という大義名分があるとは言え、既存大手の優位を解消せず、消費者に新たな負担を強いるかのような政策は、電力改革の貫徹どころか、本末転倒、逆行というしかありません。

 消費者へのつけ回し体質はまったく変わっていないのです。

 このような苦し紛れの政策自体、3・11以前は安い、安いと言われてきた原発の、果てしない高コスト体質を物語るものでもありましょう。福島の賠償や廃炉費用は恐らくさらに膨らみます。

 電力市場が健やかに成長すれば、「高過ぎる原発」はおのずと淘汰(とうた)されていくはずです。

原発存続、見え隠れ
 市場をゆがめ、保有者の負担を軽くして、高過ぎる原発をあえて維持、存続させようという意図が見え隠れしないでしょうか。

 福島第一原発の廃炉に、家族三人、月間消費電力約三百キロワット時の標準家庭で月額百二十円(関東エリアのみ)、そのほかの廃炉に六円…。資源エネルギー庁が例示した、託送制度で“公平”に回収できるとされる費用の一部です。

 石油や石炭などの価格変動を電気料金に反映させる燃料費調整額、再エネ発電促進賦課金…。

 電力会社から月々送られてくる検針票=写真=に込められたさまざまなメッセージ。もう少し丹念に読み解いて、モノ申す必要がありそうです。 


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10月2日(日)のつぶやき

2016-10-03 01:09:04 | 花/美しいもの
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