みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

介護の負担増 制度への信頼が揺らぐ/シナノゴールドのコンポート。天然真鯛のアラの煮つけ。

2016-12-14 18:33:34 | ほん/新聞/ニュース
半月ほど前に香りのよい黄色リンゴ「シナノゴールド」 を見つけて買ったのですが、
冷蔵庫の奥の方に入れておいたら、少ししなびていました。

生で食べてみると、味と香りはよいのですが、歯ざわりがサクサクしすぎ。

調べてみたら、
「このりんごは果肉がやや硬めで、加熱調理しても崩れにくいので
お菓子用としても適しています。」ということなので、
コンポートを作ることにしました。
シナノゴールド(JA全農)

皮をむいて、厚さ5ミリほどのいちょう切りにして、
コーヒー用の砂糖をまぶしてレンジで3分加熱。
    
しんなりしたところに、蜂蜜小さじ一杯くらいと
ユズ一個を絞って入れ、さらに5分加熱。
  
取り出して、自然に冷まして出来上がり。  

黄色リンゴ「シナノゴールド」のコンポートです。

デパ地下で特大の天然真鯛のアラを見つけて購入。
    
下処理はしてあったのですが、血合いとうろこをとって、
75度くらいのお湯で湯通ししてから、昆布を敷き詰めた出汁で
煮すぎないように煮つけます。

鯛に陽が通ったらとりだしてから、煮汁を少し煮詰めて、
鯛を戻して、昆布をかぶせて冷まします。

上品な白身がたっぷりの真鯛の煮つけができました。


野菜たっぷりの白菜鍋もおいしいです。

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  社説:介護の負担増 制度への信頼が揺らぐ
2016年12月14日 中日新聞

 首相が掲げる「介護離職ゼロ」という目標に逆行している。厚生労働省の審議会は、利用者負担の引き上げなどさらなる負担増を盛り込んだ意見書をまとめた。制度への信頼が揺らいでしまう。

 「給付削減・負担増の波がやむ気配がない。介護保険制度の崩壊につながると危惧する」。意見書取りまとめの席で、社団法人「認知症の人と家族の会」の委員はこう懸念を表明した。

 意見書は、所得が高い高齢者らの利用者負担を二割から三割に引き上げるほか、中間所得層の月額負担上限額を上げることなどを打ち出した。介護保険の利用者負担は原則一割だが、昨夏、単身で年金収入だけの場合、年収二百八十万円以上、五人に一人が二割に引き上げられた。このうち年収三百八十三万円以上の人について、さらに三割とする方針だ。対象者は約十三万人になるという。

 二〇〇〇年度にスタートした介護保険の年間費用は約十兆円に膨らんでおり、今回の見直しは費用を抑制することが狙いだ。しかし、前回の給付カットによる影響も検証されていない中、短期間での再引き上げに別の委員から「計画性がなさすぎる」との苦言が呈された。その通りである。

 厚労省は三割にする根拠について医療保険における高所得者の患者負担がすでに三割になっていることを挙げるが、医療と同列に論じるのは乱暴だ。医療の場合は治療がすめば負担はなくなる。だが、介護は一般に要介護状態になってから生涯、長期にわたり負担をし続けなければならないのだ。

 「家族の会」の高見国生代表理事は「利用者や家族にしたら、この先どうなるのかという不安がどんどん大きくなる。介護保険を信頼できなくなる」と批判する。

 当初、介護の必要度が低い「要介護1、2」の人が利用する掃除や買い物をしてもらう生活援助サービスや福祉用具の貸与を介護保険から外すことも検討していたが、反発が強く見送った。妥当な判断だ。一人暮らしや老老介護などで、生活援助サービスや福祉用具を利用し、かろうじて自宅で生活している高齢者は多い。

 けれども、気掛かりは残る。生活援助サービスの報酬引き下げを検討することが意見書に記された。報酬が低くなれば、サービスを提供する事業者が減り、結果的に生活援助サービスはなくなってしまうのではないか。

 社会全体で介護を担うという制度の理念を忘れてはなるまい。


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12月13日(火)のつぶやき

2016-12-14 01:05:55 | 花/美しいもの
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