みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<空き家を生かす!!> 実家の将来、売却か相続か/キーワードは「野菜」「水」「小皿」「腹筋」 年末年始に太らないこつ

2016-12-29 17:59:56 | ほん/新聞/ニュース
ちょっと出かけていて、中日新聞を開いて読んだら、
生活面に白井康彦さんの「<空き家を生かす!!> 実家の将来、売却か相続か」の記事がでていました。

親の家をどうするか、という問題はわたしも経験したこと。
母が一人で住んでいた家は、母がホームに入ってからはずっと空き家になっていました。
亡くなったあとは、兄が処分していまは更地になっていて、
ときどき、近くを通ると思い出します。

  <空き家を生かす!!> 実家の将来、売却か相続か 
2016年12月28日 中日新聞

 高齢の親だけで暮らす実家は、親が亡くなると空き家になって、人口減少に直面する地方都市では、売るに売れない事態に陥る可能性が高くなる。実家を空き家にしないために、専門家は「現時点でいくらくらいで売却できるか調べ、親自身が売るかどうかを早めに決断するべきだ」と指摘する。

 「実家を空き家にしてしまうと、後々大変だとの認識を親子でしっかり共有してほしい」と語るのは、空き家問題にくわしい不動産コンサルタントの長嶋修さん(49)東京都渋谷区。「話し合うには、親族が集まるお正月が最適です」

 長嶋さんによると、空き家は都市部でも増えており、人口減少が顕著になる今後はさらに急増する。東京都心部から三、四十キロ圏内のベッドタウンなどでも厳しい状態になりかねないという。

 親の死後、空き家の所有者になった子どもは固定資産税を負担しつつ、空き家が荒れ果てないよう管理し続けなければならない。

 長嶋さんは、空き家の処分に悩む人からの相談をよく受けており、「実家が空き家になりそうでも、子どもからは言い出しにくい。親は自分がいなくなった後を考えてあらかじめ手を打っておくのがベスト」と話す。

 実家の活用法としては▽親が亡くなった後に親族のだれかが相続して住む▽買い手がいるうちに早めに売却し、親は転居する-などが考えられる。

 親族が住む場合は、その地域から勤務先に通えるのかや、子どもの教育環境などが検討項目になる。売却する場合は、親の年金収入に見合った転居先を確保できるのかという点や、転居先に知り合いがいないと出歩くことが減って認知症のリスクが高まること、墓や仏壇などの管理が問題となりそうだ。

 長嶋さんは「地方都市の中古物件はどんどん売りにくくなっており、できる限り早く売ろうと動いた方が有利。地元の不動産業者はいくらくらいなら売れるかといった情報を知っています」と相談を勧める。

◆買い主探し、地縁が力に
 「家の所在地など売却条件が比較的良かったのは確かだけど、息子や娘が空き家を抱えて困る事態を回避できて良かった」

 自宅を売却し、名古屋市内のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)で二月から一人住まいをしている男性(87)は笑顔を見せる。

 以前住んでいたのは人口約五万人の中部地方にある都市。JRの駅から約一・五キロ離れた住宅地にある築四十年の一軒家に住んでいた。昨年六月に妻が亡くなり、一人暮らしになったことで食事に困るようになった。

 「男子厨房(ちゅうぼう)に入るべからずという言葉通りに暮らしてきたので、自分で料理ができず、足腰も弱ってきてしまった。

 このままでは、要介護状態になってしまう-。そう心配した名古屋市内に住む娘が、転居できそうなサ高住を見つけてくれたが、気がかりは自宅が空き家になってしまうこと。

 そこで、地元に知り合いが多い男性自身が、家を探していそうな知人に声を掛けたところ、「娘の家として買いたい」という返答があった。

 自宅にある仏壇は車で四十分ほどのところに住む息子が引き取り、墓の見守りもしてくれることになって、引っ越しの障害はなくなった。

 男性は「地元で暮らしている私が探したので、買い主を見つけられた。息子や娘では難しかっただろう」と想像する。男性によると、この地方都市では中心部でも空き家が目立っており、「不動産会社に依頼したとしても、売れたかどうかは分からない」という。
 (白井康彦) 


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話しは変わりますが、
庭仕事などをしていて、27日の新聞も読んでいませんでした。
で、こちらは「年末年始に太らないこつ」。

年末は宴会もお酒も予定はなかったけれど、
運動不足になりがちなお正月、こころせねば(笑)。

  キーワードは「野菜」「水」「小皿」「腹筋」 年末年始に太らないこつ
2016年12月27日 中日新聞

 忘年会や新年会など宴会続きで、お正月にはおせち料理をパクパク-。ごちそうを食べる機会の多い年末年始は、気付かないうちに太ってしまいがちなもの。家族や友人とのだんらんを楽しみながら、健康的に過ごすためのキーワードは、「まず野菜」「アルコールには水」「重箱から小皿に」「テレビを見ながら腹筋」の四つだ。

 「この時季は宴会が多く、正月料理はカロリーが高め。寒いので家から出ずに運動不足になる。この三重苦にはまると、太るのは当たり前です」

 「糖尿病・甲状腺いしやま内科クリニック」(愛知県日進市)院長の石山雅美さん(52)はずばりと言う。日本糖尿病学会専門医で、日頃は糖尿病患者に食事指導を行っている。

 まずは宴会対策から。宴会で出される料理は大皿が多く、ちょこちょこつまむうちについ食べ過ぎてしまうことが多い。から揚げや天ぷらなど、高カロリーの揚げ物も盛りだくさんだ。

 石山さんが勧めるのは、最初にサラダから食べること。空腹感をまず満たして一気に食べ過ぎるリスクを減らす。野菜の食物繊維は、糖質と油分の吸収を抑えてくれる効果もある。

 宴会に付きものなのが、アルコールだ。一日の適正量は二十グラム程度で、例えばビールなら五百ミリリットル(ビールジョッキ一杯)、日本酒は一合、焼酎は半合、ウイスキーはシングル二杯程度。だが、仲間との楽しい会話や雰囲気につられて、飲みすぎてしまう。アルコール対策はちょっとハードルが高めだ。

 石山さんが勧めるのは、テーブルに水も用意しておいて、酒を一杯飲んだら水を一杯のペースで、アルコールと同量の水を飲むこと。喉の渇きを潤し、アルコールを分解する際に必要な水分を補うこともできるという。

 糖質の少ない焼酎なら大丈夫と思っている人もいるが、「たくさん飲めば同じこと。お酒は食欲を増進させるので、食べ過ぎの原因にもなる」。

◆おせち、カロリーに要注意
 正月の食事も肥満防止の関門だ。

 おせち料理は長期間保存するために、砂糖や塩分が多く使われている。カロリーも高く、黒豆や栗の甘露煮、だて巻きなどは、市販の一袋で二百キロカロリーを超える。

 「食べ過ぎないように、重箱のおせちは一人分を小皿に取り分けて量を把握して」

 さらに、お雑煮やお汁粉で食べる餅は、一般的な市販の切り餅二個で、ご飯一膳分にもなる。宴会と同じように、先に野菜を食べるのが有効だ。

 最後に注意すべきなのは運動不足。こたつに入って「食っちゃ寝」はいいものだが、体重計に乗ったら飛び上がってしまうことになりかねない。この時季は寒くて外に出るのが面倒でもあり、「寝正月」が生活リズムを崩してしまう。

 防止するためには「一日一回は外出を」。コンビニに歩いて買い物に行くだけでもいい。さらに余裕があれば、歯磨きをするときにスクワットをしたり、テレビを見ながら腹筋したり。日常の動作に軽い運動を取り入れると、無理がなく長続きしやすいという。

 石山さんは「太る理由をきちんと理解することが大切。年末年始は家族や友人など大切な人に会う機会。少し気を付けるだけで、楽しみながら健康的に過ごすことができる」と呼び掛けている。
 (河野紀子) 


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12月28日(水)のつぶやき

2016-12-29 01:06:09 | 花/美しいもの
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