みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

NHKためしてガッテン/ 医療の常識が大逆転!患者1330万人「腎臓病」治療革命/慢性腎臓病(CKD)対策 透析を防ぐために「睡眠」の改善が必要 大阪大

2019-02-01 22:02:53 | ほん/新聞/ニュース
一昨日夜のNHK「ためしてガッテン」で、
「腎臓病」治療革命と題して、
「腎臓リハビリテーション」のことを紹介していた。

ちょうどわたしも、クレアチニンの数値があがっていたので、
本を読んで、「腎臓リハビリテーション」の運動療法をしていたので、
興味深く番組を見ました。

食事はずっと前から塩分制限はしていたのですが、
たんぱくとカリウムの摂取量にも注意して、
腎機能を悪くしないようにしようと思っています。














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   医療の常識が大逆転!患者1330万人「腎臓病」治療革命  
2019年1月30日(水)午後7時30分
2019年2月2日(土)午前0時25分

<今回はコレ!>
なぜ腎臓の機能が低下するの?
新たな治療法「腎臓リハビリテーション」
慢性腎臓病の早期発見方法


推定患者数1330万人、新たな国民病とも言われる慢性腎臓病。早期に治療を開始すれば進行を止めることも可能です。これまで、慢性腎臓病の治療は、腎臓に負担をかけないようにするために、食事を制限する、薬を飲む、運動を制限する、などという治療が行われてきました。しかし近年、従来は制限されてきた運動を、むしろ積極的に行う「腎臓リハビリテーション」という治療プログラムが登場。大きく変化した腎臓病治療の最前線をお伝えしました。
今回のお役立ち情報
01
なぜ腎臓の機能が低下するの?

腎臓の最大の役割は、血液中から老廃物をこしとって尿を作ること。しかし、高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病によって腎臓の血管が傷つくと、ろ過を担っている重要な細胞「タコ足細胞」がはがれてしまい、ろ過がうまくできなくなってしまうのです。生活習慣病にかかっている人が増えているため、慢性腎臓病のリスクを抱える人も増えています。

02
新たな治療法「腎臓リハビリテーション」

これまで慢性腎臓病の患者さんは、運動することを制限されるのが一般的でした。運動をすると腎臓に負担がかかると考えられてきたためです。しかし最近の研究から、適度な運動は腎臓の血管を広げて、腎臓への負担を軽減する可能性があることがわかってきました。薬物療法、食事療法といった従来の治療に運動療法を加えた「腎臓リハビリテーション」という新しい治療プログラムが広がりつつあるのです。

03
慢性腎臓病の早期発見方法

慢性腎臓病には自覚症状がほとんどないため、体調が悪くなって病院を受診したときには透析間近・・・ということも珍しくありません。しかし腎機能の低下を早期に発見し、適切な治療を受けることで、病気の進行を食い止めることが可能です。早期発見のために、2つの方法をご紹介しました。
ひとつは、尿検査でわかる「尿たんぱく」。これは、尿中にどのくらいの濃度のたんぱく質が含まれているのかを示す指標です。検査結果が(―)であれば異常ありません。しかし(+)(++)(+++)がついたら要注意。たんぱく質が尿と一緒に体外に漏れ出している証拠です。腎臓が傷ついている可能性があります。まずはかかりつけの医師に相談した上で、必要であれば再検査を受けましょう。(+-)の場合は経過観察。もし二年連続で(+-)が出たら、こちらもかかりつけの医師に相談しましょう。

もうひとつ大事なのは、血液検査で分かる「血清クレアチニン」という値。(血清クレアチニンは、自治体や会社の健康診断の血液検査項目に含まれていることがあります。また、人間ドックの検査項目には基本的に含まれているものです。)この値と年齢を組み合わせることで、自分の腎臓がどのくらい働いているのか、いわば“腎臓の点数”を知ることができます。今回、ガッテン!では専門家の監修のもと、「腎臓の働き早見表」を作成しました。横軸のクレアチニンと、縦軸の年齢がぶつかったところが、あなたの腎臓の点数。60点未満だと、慢性腎臓病の疑いあり!もしも60点未満だった場合、まずはかかりつけの医師にご相談ください。
※「腎臓の働き早見表」はこちらから!
男性版 女性版 


5時間以下の短時間睡眠がCKDの発症のみならず、透析への進行のリスクであること
も明らかになったので、早めに寝て睡眠時間を確保することにしましょう。

  慢性腎臓病(CKD)対策 透析を防ぐために「睡眠」の改善が必要 大阪大  
2019年01月18日 糖尿病ネットワーク

 慢性腎臓病(CKD)の患者数は増加している。CKDは、高額な医療費が必要な透析療法の原因になる。CKDの増加を抑制するために、睡眠の改善が重要なことが、大阪大学の研究で明らかになった。

慢性腎臓病 透析回避のカギは睡眠
 慢性腎臓病(CKD)は腎臓の働きが低下した状態や、尿の中にタンパクが漏れ出る状態の総称で、日本には1,000万人を超える有病者がいると推計されている。
 CKDが進行し、腎不全となり腎臓が機能しなくなると、それを代替する透析が必要となる。
 日本では、高齢化や生活習慣病の増加にともない、高額の医療費が必要な透析患者が増えている。CKD患者数を抑制するために、喫煙や運動不足などの生活スタイルの改善につながる治療戦略の確立が急務となっている。
 大阪大学の研究グループは、CKD患者を対象に睡眠とCKDの進行による透析導入リスクとの関連を検討し、CKD患者は睡眠の質が低いのに加え、睡眠時間が短いあるいは長いと、CKDの進行により透析にいたるリスクが高くなることを、1,601人のCKD患者を対象とした調査で明らかにした。
 「CKDを治療し透析を防ぐために、血糖や血圧のコントロールに加え、睡眠の改善も必要なことが示されました」と、研究者は述べている。
 研究は、大阪大学キャンパスライフ健康支援センターの山本陵平講師と大阪大学大学院医学系研究科腎臓内科学の猪阪善隆教授らの研究グループによるもの。詳細は、医学誌「Clinical Journal of the American Society of Nephrology」オンライン版に掲載された。
 短時間の睡眠などの睡眠障害は糖尿病や高血圧などのリスクとなり、CKDを予防・治療するために血糖や血圧のコントロールが重要であることが知られている。一方で、睡眠とCKDの関連についてはよく分かっていなかった。
 CKD患者と睡眠についての研究は、約400人を対象とした米国の小規模なものがあるのみだった。研究グループは、透析にいたるリスクの高い通院中のCKD患者について、睡眠がCKDの進行にどのような影響を及ぼすかについて明確にしたいと考えた。
 そこで研究グループは今回、国内17病院に通院中のCKD患者の大規模疫学研究であるCKD-JAC研究の参加者1,601人の4年間の追跡データを用いて、CKD患者における睡眠の重要性を評価した。
 「CKD-JAC(Chronic Kidney Disease Japan Cohort)研究」は、大阪大学医学部附属病院を含む国内17病院において実施されているCKD患者の大規模疫学研究。2007~2008年にCKD患者約3,000人が登録され、現在も追跡中だ。

睡眠時間が短いと透析リスクが2.1倍に
 研究開始時にピッツバーグ睡眠質問票(PSQI)というアンケートに回答し、睡眠の質と時間を評価することのできた患者を対象に、追跡開始から約4年間にどの程度CKDが進行し透析にいたったかを調べた。
 ピッツバーグ睡眠質問票は、睡眠の質を評価するために開発された調査票。18項目の質問から、7種類の睡眠要素(睡眠の質、入眠時間、睡眠時間、睡眠効率、睡眠困難、睡眠薬の使用、日中覚醒困難)をそれぞれ0~3点で評価し、その合計点を算出する。21点満点で6点以上だと睡眠の質が低いと評価される。
 参加した患者の平均睡眠時間は7.0時間で、37%がPSQI総合得点が6点以上だった。追跡期間中に透析にいたったのは282人だった。睡眠の質が低い患者が透析にいたるリスクは、正常の患者(得点が5点以下)の約1.3倍だった。
 また、短時間睡眠(5時間以下)の患者では、睡眠時間6.1~7.0時間(平均6.9時間)に比べ、透析にいたるリスクがそれぞれ2.1倍に上昇した。さらに、長時間睡眠(8時間超)の患者でも、リスクが1.5倍に上昇した。

CKDを治療するために睡眠の改善が必要
 CKDを発症すると、CKDの原因である糖尿病や高血圧が動脈硬化を進行させ、またCKDそのものが血管にさまざまな障害を引き起こし、脳卒中や心筋梗塞などのリスクが上昇する。CKDが認知症のリスクを高めることも分かってきた。
 CKDを治療するために、血糖コントロールや血圧コントロールが重要であることが知られるが、今回の研究でそれに加え、睡眠の改善も必要なことが示唆された。
 睡眠の質が低いCKD患者と睡眠時間が短いあるいは長いCKD患者は、透析にいたるリスクが高いことが示された。睡眠障害のあるCKD患者では、その原因を特定し、その原因に応じた治療を行うことによって、透析にいたるリスクを軽減できる効果を期待できるという。
 「日本人は外国に比べ睡眠時間が短く、睡眠が健康に与える影響がもっとも強い。5時間以下の短時間睡眠がCKDの発症のみならず、透析への進行のリスクであることが明らかになった。健康増進と医療費削減のために、十分な睡眠時間を確保することが重要です」と、研究者は述べている。


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1月31日(木)のつぶやき

2019-02-01 02:02:34 | 花/美しいもの
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