みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

検証「安倍政治」官邸主導 統治機構の根腐れ生む/<視点>望月衣塑子 菅政権の情報開示に懸念 官僚支配とメディア管理が進む恐れ/

2020-09-14 22:52:58 | ほん/新聞/ニュース
朝晩涼しくなってきたので、そろそろキンリョウヘンに液肥をやるころ。
真夏のあいだは一日一回の水やりを欠かさなかったけれど、
これからは水やりも徐々に減らしていきます。
花芽が着くには、乾燥気味にして秋の日光によく当てることが必要なので、
秋の長雨がおさまったら、よく日の当たるところに出してやるつもりです。

カトレアも順調に新芽が伸びてきました。
バルブも太ってきたので、今年も花が咲くことを期待しましょう。

寺町畑のキャベツ、ハクサイなどの苗。

トレイに種を蒔いて、寒冷紗で遮光して育てています。

植え替えた花月「金のなる木」。
花を咲かせるには、7,8月は水を控えるのがよいみたい。

株分けしたオリヅルラン。


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後半は、一昨日の中日新聞の社説、検証「安倍政治」です。
今日は新聞休刊日でした。

   社説:検証「安倍政治」官邸主導 統治機構の根腐れ生む 
2020年9月12日 中日新聞

 連続、通算ともに在任期間が史上最長となった安倍晋三首相。その政治状況は「安倍一強」とも呼ばれた。政権中枢に権力や権限を集中させ、官邸主導で政権運営を進めたが、一方で、森友・加計問題や「桜を見る会」に代表される「統治機構の根腐れ」も生んだ。
 日本の政治は長い間、中央省庁の官僚が大きな力を握ってきた。政省令を根拠に許認可や予算配分に影響力を行使し、政治家や財界とも結び付き、政界を実質的に支配してきた。
 自らの省庁の利益を優先する姿勢は「省益あって国益なし」と批判され、政財官癒着の構図は大型汚職事件を引き起こした。
 リクルート、東京佐川急便事件を機に「官僚主導」から「政治主導」に転換するのが、「平成の政治改革」の目的だった。
 政治に緊張感を生むため政権交代可能な二大政党制を目指して衆院小選挙区制、政治家が無理な資金集めをしなくて済むよう政党交付金制度がそれぞれ導入された。
 第二次安倍内閣で顕著になった「官邸主導」も「政治主導」を目指す政治改革の延長線上にある。
 官僚の権限や権力を国民に選ばれた首相を中心とする政権中枢に集め、政策決定や遂行、政権運営を機動的に行う。自民党のみならず旧民主党もそれを目指した。
 一連の政治改革で自民党政治の弊害とされた派閥は力を失い、大型疑獄事件も鳴りをひそめた。
 政権交代も二度実現したが、第二次安倍政権では「統治機構の根腐れ」ともいえる事態を引き起こした。官僚不祥事の続発である。
 官邸に権力や権限を集めたまではよかったが集めすぎた。内閣人事局の創設により人事権を政権中枢に握られた高級官僚は、首相らの意向を忖度(そんたく)するようになった。
 その結末が、首相と近しい関係者を優遇した森友・加計問題であり「桜を見る会」の問題だ。官僚機構のトップに君臨してきた財務官僚までもが、公文書改ざんに手を染めるに至った。
 政党中心の選挙への移行で政治資金配分や選挙での公認という権限が強まった政権・党中枢に反論する議員も少なくなった。
 統治機構の根腐れと与党内の議論低迷の結末が、憲法や国民と向き合わぬ政権の横暴だ。
 築き上げた政治制度を一度に変えることは難しいが、統治機構の根腐れを放置してはならない。後継首相にはまず、官邸主導の弊害を認識することを求めたい。


  <視点>望月衣塑子 菅政権の情報開示に懸念 官僚支配とメディア管理が進む恐れ【動画あり】 
2020年9月14日 東京新聞

「新型コロナウイルスという国難にあって政治の空白は許されない。安倍総理の取り組みを継承し、進めていかねばならない。私にはその使命がある」
 14日午後、菅義偉よしひで官房長官(71)が、自民党の両院議員総会で全体の7割の377票を獲得し、新しい党総裁に選出された。両手を高く掲げ、会場の祝福にこたえる菅氏の姿に、モヤモヤ感が消えなかった。
 菅氏は16日に召集される臨時国会で第99代首相に指名され、新内閣を発足させる。私は2017年6月から官房長官会見の取材を続けているが、菅内閣では官僚がモノを言えなくなる空気が強まり、安倍政権よりもさらに情報開示が後退するのではと懸念している。
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