みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

森喜朗氏「女性がたくさんいる理事会は時間がかかる」JOC評議員会で/「ボランティアやる気なくなった」 森会長女性蔑視発言 東京都に抗議殺到//

2021-02-04 22:44:03 | ほん/新聞/ニュース
倉庫に保管してあった自家用のサツマイモを
まどくんがたくさん持って来てくれました。
遠慮なく全部いただきました。

サツマイモは収穫してから寝かせておくと、
でんぷんが糖に変化してとても甘くなります。
泥付きのままなので、きれいに洗ってすぐに食べてみました。

いつもはホイルに包んで薪ストーブの上に置くのですが、
ヘルシオで「かんたん蒸し10分+かんたん焼き10分」。

スイーツのような甘さの焼きいもの出来上がり。

午後に行ったモレラの「おなかすいた」で
グレープフルーツのような柑橘を見つけました。
店員さんに聞いたら、間違いなく「国産レモン」とのこと。
買う人がいなかったらしく、1個250円が
50円と格安になっていたので2個買いました。

夕ご飯はたらちりにレモンの薄切りを乗せました。
厚い皮はさすがに苦みが強かったです。
中身だけ野菜ジュースに入れましょう。

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後半は、
森喜朗の「女性蔑視」発言のニュース。
強い憤りを感じます。

  森喜朗氏「女性がたくさんいる理事会は時間がかかる」JOC評議員会で 
毎日新聞2021年2月3日

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長は3日、東京都内で開かれた日本オリンピック委員会(JOC)の評議員会で、日本ラグビー協会を例に出しながら「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。女性は優れており、競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言うと、自分も言わないといけないと思うんでしょうね。それでみんなが発言される」と述べた。女性蔑視とも受け止められる発言で波紋を広げそうだ。
 JOCはスポーツ庁が定める競技団体の運営指針「ガバナンスコード」に沿って、女性理事を40%以上とする目標を掲げる。3日の議題にも上ったことから、会合の最後にあいさつに立った森氏が私見として言及した。森氏は「『女性を増やす場合は発言時間の規制を促しておかないとなかなか終わらないので困る』と(誰かが)言っておられた。誰が言ったとは言わないが」とも語った。
 一方で組織委の7人の女性理事にも言及し、「みなさんわきまえておられる。競技団体ご出身で、国際的に大きな場所を踏んでおられる方ばかり。話も的を射ており、役立っている」とも述べた。
 JOCの理事は25人で、そのうち女性は現在5人。評議員会はオンラインで報道関係者にも公開されていた。【浅妻博之】

JOCの女性役員
役職   氏名    スポーツ関連団体などの役職
常務理事 籾井 圭子 元日本スポーツ振興センター審議役
理事   小谷実可子 世界オリンピアンズ協会理事
理事   高橋 尚子 日本陸上競技連盟理事
理事   山口  香 筑波大大学院教授
理事   山崎 浩子 日本体操協会常務理事

東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の女性役員
役職 氏名    スポーツ関連団体などの役職
理事 荒木田裕子 国際オリンピック委員会オリンピックプログラム委員会委員
理事 田中 理恵 オリンピアン(体操)
理事 谷本 歩実 オリンピアン(柔道)
理事 成田真由美 パラリンピアン(水泳)
理事 蜷川 実花 写真家・映画監督
理事 丸川 珠代 参院議員
理事 ヨーコ・ゼッターランド 日本スポーツ協会常務理事
※JOC、組織委ホームページなどより(敬称略) 


  「ボランティアやる気なくなった」 森会長女性蔑視発言 東京都に抗議殺到
毎日新聞2021年2月4日

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)による女性蔑視発言が波紋を広げている。大会ボランティアに応募していた人の中からは「辞退を申し出る」という声が相次いでいるほか、開催都市の東京都には抗議の電話が殺到している。

 「先日もボランティアの講習を受けたばかりだが、さすがにやる気がなくなった」。埼玉県に住む男性(54)は「地元に貢献したい」と大会ボランティアに応募し、県内の会場近くの駅で来客案内の業務に携わることが決まっていた。しかし、今回の発言を受け、ボランティアを辞退する考えだという。「森会長の発言を撤回する記者会見も見たが、考えが変わったようには思えなかった。自分以外に責任を転嫁しているように感じた」と話す。

 「ボランティアを辞退する」という声はツイッター上にも続々と上がっている。福島市のNPO法人「うつくしまスポーツルーターズ」の斎藤道子さん(56)もボランティアの一人だが、「時代錯誤の発言をするような人がトップにいるような状況は、日本が取り残されているようで悲しい。女性問題でこんな発言をしてしまうくらいだから、果たしてボランティアの意義や五輪の理念をきちんと理解しているのか疑わしい。辞退を考える人の気持ちも分かる」と語る。

 組織委員会によると、大会には約8万人のボランティアが参加する。五輪の延期によって辞退者も出ていたが、今回の森氏の発言の影響が懸念される。

 一方で東京都のオリンピック・パラリンピック準備局には、4日朝から森氏の発言に対する抗議の電話が殺到した。担当者は「朝からずっと電話が鳴りっぱなしで、受話器を置けば鳴るような状態。課員がかかりきりになっている」とあわただしい様子で話した。都民から男女問わず「発言は不適切」「開催都市としてどう対応するのか」といった声が寄せられているという。

 また4日昼には、東京都新宿区の日本オリンピック委員会(JOC)が入居するビル前で、拡声器を持った男性(39)が1人で抗議活動を展開する一幕もあった。男性は「さまざまな性別、人種、障害などを乗り越えて、世の中を作っていくのが五輪の理念ではないか。最後の可能性にかけて五輪をやろうと毎日、汗水たらして働く人たちの頑張りを踏みにじる発言」などと訴えていた。【金子淳、五十嵐朋子、大島祥平】 


  森喜朗会長の謝罪会見に不信感しか募らない訳
なぜ不用意な「女性蔑視」発言が生まれたのか

2021/02/04  東洋経済新聞

2月4日午後、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が自らの発言に対する謝罪会見を開き、その内容が波紋を広げています。

森会長は2月3日、日本オリンピック委員会の評議員会で、「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」「女性の優れているところですが、競争意識が強い。誰か手を挙げると『自分も言わないといけない』と思うんでしょうね」「女性を増やす場合、発言の時間をある程度は規制しておかないと、なかなか終わらないので困る」「組織委員会にも女性はいるが、みんなわきまえておられる」などと発言。国内外のメディアやSNSで「女性蔑視」などと批判が集まっていました。

オリンピック憲章には、「オリンピック・ムーブメントの妨げとなるあらゆる差別と闘う」「あらゆる階層および組織において女性のスポーツ振興を奨励する」「男女平等の原則の完全実施を目指す」などの記述がある中、組織トップの発言は決して看過できるものではなかったのです。

政治家によく見られる論点ずらし
会見で森会長は、「昨日のJOC評議会での発言につきましては、オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な発言であったと認識しています。まず深く反省をしております。そして、発言をした件について、撤回をしたい。不愉快な思いをされたみなさまにはおわびを申し上げたい」と謝罪。

しかし、その言葉に抑揚はなく、終始下を向いて原稿を読み続けるなど、感情が伴っていたようには見えませんでした。せめて謝罪のフレーズを話しているときだけでも、前を見て、言葉に感情を込め、深々と頭を下げておくべきだったのです。

さらに森会長は、「オリンピック・パラリンピック(憲章)におきましても、男女平等が明確にうたわれています。アスリートも運営スタッフも多くの女性スタッフが活躍しておりまして大変感謝しています。私が組織委員会のことを申し上げたわけじゃないことはみなさんもご承知だとは思いますし、この組織委員会については円満にうまくいっています」とコメント。
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