みどりの一期一会

当事者の経験と情報を伝えあい、あらたなコミュニケーションツールとしての可能性を模索したい。

<年金プア 不安の中で> 「生活保護は恥」根深く(白井康彦)/「なばなの里」のバラまつり

2018-05-11 21:08:44 | ほん/新聞/ニュース
三重県桑名市の「なばなの里」に行ってきました。
5月はベゴニアガーデンのなかのバラ園で
「バラまつり」を開催していました。

拡張工事中で、一部通れなかったところもあるのですが、
いろとりどりのバラがきれいでした。

まずは、バラの花たちをたんのうしてください。




     





  







  













  



ベニバナトチノキ









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後半は、昨日の中日新聞生活面の
白井康彦さんの<年金プア 不安の中で>シリーズ。
今回は「「生活保護は恥」根深く」です。

  <年金プア 不安の中で> 「生活保護は恥」根深く
2018年5月10日 中日新聞

 年金の受給額が少なくて生活が苦しい年金プアの最後の頼みの綱は生活保護。しかし、「生活保護は恥」「生活保護だけは絶対嫌」と拒絶する人が多く、制度を利用できる人も申請を控えがちだ。なぜ生活保護の利用を恥と考えるのか。年金生活者の心理を考えてみた。
 「自分も申請に踏み切るまでは生活保護は絶対嫌でした。軽蔑していた状況に自分がなるのですから。生き延びるために、恥を忍びました」
 首都圏のアパートで一人暮らしをしている七十代男性が率直に打ち明けた。生活保護の申請をすると親族に連絡が行くのが特に恥ずかしかったという。「警察に捕まった犯罪者が裸にされて検査を受けるようなものだと思った」
 今も、近所づきあいは極力避け、生活保護を利用しているとは知られないように振る舞っている。ただ、病院で知られそうになることも。「役所で医療券をもらって病院の窓口に出せば治療費の自己負担はなくなるのですが、窓口の事務員が制度にうとくて自分が説明せざるを得ず、『だれかに聞かれているのじゃないか』と気が気でなかったんです」
 男性は五年前から生活保護を受けている。二十六年前に妻と離婚し、子ども二人を男手一つで育てた。子育てと仕事との両立が難しく、時間は融通できても賃金が低い職を転々と変えざるを得なかった。生活は苦しく、国民年金の保険料を滞納することもしばしばだった。
 現在の年金受給月額は、老齢基礎年金、老齢厚生年金、企業年金を合わせても約五万七千円にすぎない。病気がちで働けず、援助してくれる親族もいないので、年金以外の収入はない。アパートの家賃は四万一千円。生活保護費を月に約五万一千円受給してようやく生活できる状態だ。男性は「余裕はありませんが、医療費の自己負担がないので安定した生活とは言えます」と話す。
 以前は「恥」と考えていた生活保護の利用。それでも申請したのは、生活が破綻状態になったためだ。
 申請前はあちこちで、警備員の仕事をしていたが、座骨神経痛が悪化してやめることに。生活費は借金で穴埋めしたが、返済に追われて地方税も滞納した。歯が痛くても治療費が払えず、我慢せざるを得なかった。「恥」の気持ちは捨てきれなかったが、背に腹は代えられず、生活困窮者の支援団体の助けを借り、生活保護を申請した。

◆偏見なくす啓発を
 今年二月の全国の生活保護利用世帯数は約百六十四万。うち高齢者世帯は約53%を占める。その数は五年前に比べると約26%も増え=グラフ参照、高齢者の貧困が浮き彫りになっている。しかし、生活困窮者の支援者の間では「生活保護を利用できる人の大半が申請していない」との見方が強い。
 全日本年金者組合東京都本部で年金相談室長を務める芝宮忠美さんは「高齢者の間で、生活保護が恥との意識はまったく薄れておらず、貧困にあえぐ低年金者を救済する際の厚い壁になっている」と指摘。「その背景には、生活保護の予算が増えないよう、行政が生活保護制度の利用を勧めていないことがある」と話す。
 芝宮さんには苦い記憶がある。芝宮さんが相談に乗った年金プアの男性が六年前、団地の五階から飛び降り自殺したのだ。男性に生活保護の利用を勧めたが「お上の世話になりたくない」と拒絶。しかし、貧困から抜け出すすべは他になく、追い詰められてしまったようだ。男性は「年金は長年保険料を払ってもらうお金だが、生活保護は違う」などと話していたという。
 芝宮さんは「生活保護は生存権を保障する極めて重要な制度。利用することは決して恥などではない。誤解や偏見をなくすよう行政やマスコミは啓発に努めてほしい」と訴える。
 (白井康彦) 


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5月10日(木)のつぶやき

2018-05-11 02:04:41 | 花/美しいもの
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通院中断解消や難病治療に効果 注目の「オンライン診療」/ナンジャモンジャはヒトツバタゴという名じゃ。バラ、紫蘭も咲きました。

2018-05-10 21:15:45 | ほん/新聞/ニュース
日本ミツバチの待ち箱の上に、
ナンジャモンジャが咲きました。

正式な名前は、ヒトツバタゴ。
細いリボンのような花は、
さいしょ黄緑色で徐々に色が抜けて白くなります。
  
最後は木全体が雪をかぶったように真っ白になるのですが、

二日ほど出かけていたので、真っ白になる前に写しました。




稲の苗床の南には、数年前に植えた八重ツルバラが咲きました。

こちらは数年ぶりに咲いたバラの花。

もう枯れたかと思うくらい貧弱な木だったのですが、
切り戻して株もとに土を入れて、寒肥を施したら元気になったようです。
  


バラの株もとには、口紅シラン。


  
源平枝垂れ花桃の下には紅色のシラン。

白大輪クレマチスも増えてきました。


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5月8日の中日新聞生活面は、オンライン診療の記事。
通院できない人も、専門医に「遠隔診療」してもらえるのはいいですね。

  通院中断解消や難病治療に効果 注目の「オンライン診療」
2018年5月8日 中日新聞

 パソコンのテレビ電話機能やスマートフォンなど、情報通信技術(ICT)を活用して医師が患者を診る「オンライン診療」が注目されている。忙しさから通院を中断してしまう生活習慣病の患者を減らしたり、専門医の少ない難病患者の受診機会を増やしたりする効果が期待される。
 東京都葛飾区の「いつき会ハートクリニック」。院長の佐藤一樹さん(54)がパソコン画面の女性に「こんにちは」と呼び掛けて診療が始まった。
 女性は五十代で高血圧と高脂血症がある。佐藤さんは、女性が毎日測っている血圧の数値を聞いて「頭痛や動悸(どうき)はないですか?」などと質問。問題ないと分かると「いつもと同じお薬で大丈夫。処方箋を郵送しますね」と伝えた。
 心臓血管外科専門医の佐藤さんがオンライン診療を始めたのは、昨年十一月。演歌歌手の通院患者が、地方公演中に突然死したのがきっかけだった。多忙でなかなか来院できず、薬を持たないまま地方公演に出掛けたという。二〇〇九年の開業以来、高血圧など生活習慣病患者を多く診てきたが、仕事で受診できずに服薬が途切れ、病状が悪化する例はほかにもあった。
 オンライン診療は、以前からの通院患者のうち六人が利用を希望し、定期的な受診につながった。佐藤さんは「忙しい人ほど、生活が乱れて病気になりやすい。こうした取り組みの必要性を訴えていきたい」と話す。
 オンライン診療は今年四月の診療報酬改定で、初めて報酬が設定された。情報通信機器を使い、患者と医師がリアルタイムのコミュニケーションを取れることなどが条件。初診は原則として直接の対面診療で、他に三カ月に一度は対面診療をすることなどが求められている。
 対象となるのは生活習慣病のほか、てんかん、難病外来に通う人、精神科の在宅患者など。通院時間が取れない患者の治療中断を防いだり、医師の訪問診療の負担を軽減したりすることを目指す。三月には実施の指針も公表された。
 オンライン診療のルール整備の背景には、情報通信機器を使った診療の広がりがある。医師法は医師が直接診察しない治療を禁じているが、厚生省(現厚生労働省)は一九九七年の通知で、特定の疾患や離島などで「遠隔診療」ができるとした。地域の制約をなくした二〇一五年が事実上の解禁とみなされ、医療機関にシステムなどを提供するIT企業が増えた。

◆専門医の受診が容易に

田村雄一さん
 難病治療にも効果がある。国際医療福祉大三田病院(東京都港区)は二〇一六年、通院が難しい「肺高血圧症」患者を対象に、テレビ電話などを使った診療を始めた。肺動脈の血圧が異常に上がり、心臓や肺に障害をもたらす難病で、国内の患者は約三千人。専門医が非常に少なく、同病院肺高血圧症センターには北海道など遠方からも患者が通う。
 同センター代表で同大准教授の田村雄一さん(39)によると、治療は主に薬による症状のコントロールで、受診は原則月一回。三カ月に一度しか受診できなかった遠方の患者も、テレビ電話の診療で受診回数を増やすことができた。
 多機能の携帯型心電計も導入。患者が計測するデータをオンライン化することで医師と共有し、薬の用量調整などがスムーズになった。患者が不調を訴えたときも、医師は客観的なデータを基にした的確な判断ができ、治療効果が上がっている。
 通信アプリによるサポートもある。患者の問い合わせに、医師らがこまめに返信。重症患者の中には二十四時間カテーテルで薬を投与し続ける人もいるが、小さな心配事でも相談でき、安心感が高まったという。
 オンライン診療の広がりについて、田村さんは「難病治療では専門医への受診機会を増やせるだけでなく、診療の『密度』を上げられることが利点」と話す。
 (竹上順子) 


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5月9日(水)のつぶやき

2018-05-10 02:02:29 | 花/美しいもの
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麻生氏の暴言 あなたもアウトです/麻生発言 なぜ首相は黙っている/プラムとジューンベリー、キウイ「孫悟空」の苗を購入。

2018-05-09 21:56:37 | ほん/新聞/ニュース
三重県の花ひろばに果樹の苗を探しに行って、
プラムの苗を買いました。

プラムは受粉木がいるので、
実がなる時期がずれる2本。
サンタローザと秋姫。
  
ちょっと珍しい矮性のジューンベリー。

開花しているキウイフルーツの雄の孫悟空も見つけたので、
ちょうど咲いている雌の受粉木に購入。

100円の花苗もあれこれ。

さて、どこに植えようかと思案しています。

花が終わった椿の植え替え。
  
アジサイは、もうすぐ花が咲きますは、。

カサブランカはぐんぐん伸びてきました。


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後半は、
セクハラ問題に関しての
麻生太郎財務相の暴言に対しての新聞社説です。

 社説:麻生氏の暴言 あなたもアウトです
2018年5月8日 中日新聞

 福田淳一財務省前事務次官の女性記者に対するセクハラ問題をめぐる麻生太郎財務相の発言は、国政の中枢を担う者としての見識を疑う。発言を撤回し、進退を検討すべきだ。
 「セクハラ罪っていう罪はない」。麻生氏がフィリピンでの記者会見で述べた発言は聞くに堪えない暴言である。しかもこの問題では一度ではない。「(女性記者に)はめられた」とも言っていた。
 下村博文元文部科学相ら自民党議員らの心ない発言も続く。セクハラの被害者を批判するような発言は二次被害を拡大させる。まずそのことを認識すべきだ。
 そもそも法を持ち出すまでもない。性的な言動で不快にさせるセクハラは、人の尊厳を傷つける行為である。こうした人権侵害をなくすために取り組むことが今や社会の共通認識である。
 民間では男女雇用機会均等法で事業主にセクハラのない職場環境の整備を求めている。
 公務員もまた、人事院規則によってセクハラ防止について定められている。各省庁の長は具体的な対策などを規定などでまとめ、職員に明示することを職責として求められている。
 福田氏が次官を辞任したのは、職員トップである自らの不適切な言動によって、職責を果たせなくなったからにほかならない。財務省も福田氏のセクハラを認定している。
 にもかかわらず、麻生氏は法にないことを逆手に取って、福田氏を擁護するかのように述べた。
 これまでも被害者に対して名乗り出るように求めるなど、配慮に欠ける発言を繰り返している。
 財務省が福田氏のセクハラを認定した後にも、大臣自らが省の認定と異なるかのような発言をして矛盾を広げている。本来ならば職場環境を改める先頭に立つはずの大臣が、セクハラと認めていないと受け取られかねない。
 国政の要職を担う者としての自覚や資質にも欠けるといわざるをえない。麻生氏が今後も職にとどまり続けるなら、モラルの崩壊など有形無形の悪影響を及ぼすことになるだろう。
 かつて憲法改正について「ナチスの手口に学んだらどうか」と述べるなど、数々の問題発言を繰り返してきた麻生氏である。
 福田氏の問題についても「事実ならアウト」と発言したが、もはや、大臣当人がアウトなのではないか。 


  社説:麻生発言 なぜ首相は黙っている  
2018年5月9日 朝日新聞

 安倍首相は、いつまで麻生財務相を放任するのか。
 前財務次官のセクハラ問題をめぐる一連の言動をみれば、麻生氏に対して、国民が信頼を寄せられないのは、もはや明らかだ。その氏をかばい続ける。それは、政権そのものがセクハラに寛容であることを、広く国内外に宣言するに等しい。
 きのうも麻生氏は会見で、先週と同じく「セクハラ罪という罪はない」とくり返した。
 いったい何が言いたいのか。問われているのは前次官が刑法犯にあたるかどうかではない。人間としての規範をどう考え、それを踏みにじる行為があったと疑われたとき、いかなる態度でのぞむかということだ。
 この認識が麻生氏には完全に欠けている。セクハラごときで大騒ぎするな――。そう考えているとしか思えない。
 だから被害者への配慮のかけらもない振る舞いを、平然と重ねられるのだろう。
 「(前次官は)はめられて訴えられているんじゃないかとか、ご意見は世の中にいっぱいある」と広言し、被害者側が出した抗議文について「もう少し大きな字で書いてもらった方が見やすいなと思った程度に読んだ」と言い放った。
 連休前に前次官の処分を決めたときも、自ら国民に説明することはせず、セクハラ行為があったのかどうか、大臣としての見解を改めて問われると「発表のとおり」とかわす。
 常識ではとうてい考えられない対応を、副総理で政権のナンバー2である麻生氏が続けている。各地に抗議活動が広がったのは当然だ。
 それでも、閣内から批判の声が上がらないのは、どうしたことか。麻生発言への認識を問われた菅官房長官はきのう、「麻生大臣に聞いてほしい」と言葉を濁すばかりだった。
 大臣や副大臣らの問題行動にそれなりに対処してきた安倍首相も、麻生氏には何の苦言も呈さない。これも異様だ。
 秋の自民党総裁選で3選を果たすために、党内第2派閥を率いる麻生氏を味方につけておきたい。そのために政治責任を問うようなことはしたくない。森友問題も混迷のさなかにあり、麻生氏が財務相を辞するようなことになれば、責任追及の矛先が自分に向かいかねない――。
 こうした思惑が、首相を沈黙させているようだ。
 だがこの問題から逃げれば逃げるほど、政権への批判は強まる。「女性が輝く社会」のめっきは、すっかりはがれ落ちた。
 さて、首相はどうする。


 社説:セクハラ問題 被害者に寄り添う
2018.5.9 佐賀新聞
 
 セクシュアルハラスメントという言葉が「日本新語・流行語大賞」の新語部門で金賞に輝いたのは1989年、平成が始まった年だ。セクハラを問題視することに、当時は「職場で冗談も言えないのか」と反発もあった。
 約30年を経て平成も終わろうとしているが、状況は改善したといえるか。福田淳一前財務事務次官によるセクハラ問題は、性差別の根深さを改めて浮き彫りにした。
 音声データに「胸、触っていい?」「抱きしめていい?」という発言が残っていても、福田氏は「全体を見ればセクハラに該当しない」と否定したまま財務省を去った。財務省はその後にセクハラを認定、福田氏を減給処分にして謝罪した。
 ところが麻生太郎財務相は「役所に迷惑を掛けたとか品位を傷つけたとか…(そういう理由で)処分した」と省の発表とは異なる見解を示し、「『セクハラ罪』という罪はない」と開き直った。麻生氏はその少し前にも他人の言葉を引用する形で「はめられて訴えられているんじゃないか」と述べている。二次被害をもたらす発言で、到底容認できない。
 財務省は「先進的な組織になるよう、生まれ変わらないといけない」と再発防止に努める姿勢を示した。それなのに麻生氏はセクハラに甘い態度を取り続けている。
 男女雇用機会均等法は2度の改正を経て対策を強化、組織の長はセクハラに毅然(きぜん)とした姿勢を示さなければならなくなった。麻生氏の態度は、この法の精神にももとる。
 性被害を告発する米国発の「#MeToo」(「私も」の意)運動は世界に波及し、ノーベル文学賞の選考をするスウェーデン・アカデミーも今年の発表の見送りを決めるに至った。アカデミー関係者の性的暴行疑惑などが浮上したためだ。
 だが日本での動きは鈍い。理由は明らかだ。麻生氏の責任を問わないばかりか、被害女性を責める動きさえある。世界経済フォーラムが昨年発表した「ジェンダーギャップ指数」で日本は144カ国中114位。“遅れた国”なのだ。
 法は事業主に相談窓口設置を義務付けたが、被害を申告した女性が配置換えになったり、「女性に責任がある」といったうわさを流されたりするケースが後を絶たない。これでは被害を訴えられない。事業主は「相談がないからセクハラはない」と判断せずに、実態をつかむ努力をするべきだ。
 セクハラは人権侵害であり、根底に差別意識がある。言葉による被害だけでなく、キスされたり、抱きつかれたりといった直接的な性暴力もある。被害者の心の傷は深く「セクハラ問題が報道されると記憶がよみがえってつらい」「苦しい」という声を聞く。「声を上げなかったことで後輩に迷惑を掛けた」と自分を責めている人も少なくない。そんな女性たちに言いたい。あなたは悪くない。胸を張ってほしい。
 ここにきて、反セクハラのうねりが生まれつつある。7日夜は財務省前など各地で女性たちが抗議の声を上げた。野田聖子女性活躍担当相は8日の記者会見で、再発防止策を講じると明言した。
 憤っている男性も多いはずだ。身近にいる被害者に寄り添い、セクハラを許さない立場を貫く勇気を持ってほしい。男女を問わず、誰もが働きやすく、生きやすい社会を目指さなければならない。(共同通信・田村文)


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5月8日(火)のつぶやき

2018-05-09 02:02:01 | 花/美しいもの
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診療情報スマホで確認 患者や家族データ推移ひと目/紫と白の大輪クレマチスが開花。受咲き大山レンゲも咲いています。

2018-05-08 17:04:27 | ほん/新聞/ニュース
チシオモミジの下に、紫のクレマチスが咲きました。
ツル性ですがツルは鉄線のようにかたいので
「テッセン」と呼ばれています。
 
パッと開く花びらと柔らかなシベ。
  


気品のある大輪の花です。
   
チシオモミジの花後にはプロペラのような種ができました。




クレマチスは、他の品種も咲き始めています。




道の下に、受咲き大山レンゲの花が咲いています。

高いところに咲くのでちょっと見にくいのですが、
つぼみを数えると20輪ほどあります。

ふっくらとした真っ白い花が咲き、中心の赤いしべもきれいです。
  
花は黄色くなって、真ん中のしべが残ります。
  
今年は、うつむきに咲くオオヤマレンゲが咲いてないので残念ですが、
受け咲き大山レンゲはたくさん咲いてうれしいです。

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体調管理や病気をITを使って管理するということが広がっていて、
ちょっと前の中日新聞生活面に、
スマホで診療情報を確認できるという記事が載っていました。

便利になって症状にも対応できるしメリットも多いと思いますが、
もっと普及するようになると個人情報はだいじょうぶかな、とちょっと心配。

  診療情報スマホで確認 患者や家族データ推移ひと目
2018年5月1日 中日新聞

大同病院のIT活用 
 大同病院は二〇一六年十二月に「カルテコ」と呼ばれるシステムを導入した。同病院と、併設の診療所「だいどうクリニック」にかかっている患者が利用登録をすれば、無料で使用することができる。
 スマートフォンに専用アプリを導入して設定を終えると、病院を受診した日がアプリ内のカレンダーに表示される。日付を押すと、診断された傷病名や検査結果、診療中に使われた薬、処置・手術、処方された薬が表示される仕組みだ。
 血液検査の数値は、項目別に過去の数値の推移がグラフ表示される。処方された薬は、成分や効能、副作用などの情報と外観の写真が表示される。導入を決めた名誉理事長の吉川公章医師は「血液検査データは、検査時に紙で渡しているものと基本的には同じだが、日常的に携帯している情報機器で数値の推移を確認できることが、病気の正確な理解につながる」と狙いを話す。

 吉川医師が主治医を務める会社経営の六十代男性は、過去一~二カ月の血糖値の状態を示すHbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が、糖尿病予備群の範囲だった。食事の量を抑えたり、運動したりといった生活習慣の改善を指導していたが、仕事柄、取引先との会食が多く、なかなか取り組めていなかった。
 男性がカルテコの利用をスマホで始めたところ、血液検査ごとのHbA1cの変化を気にするようになった。服薬が必要な水準に近づいていることを知り「このままではまずい」と運動を始めると数値は改善。「数字に気を付けているうちに、健康をより考えるようになった」と語った。
 血液検査で前立腺がんなどの可能性を示す腫瘍マーカーの数値なども日ごろから確認していれば、上昇したときに気付きやすい。「針を刺して組織を取る検査に踏み切る場合も、なぜ体に負担がある検査を受けるのか納得ができる」と吉川医師。手術や放射線治療を受けて効果が出れば、数値が下がるのが目の当たりにできて励みにもなる。
 家族が容易に治療の状況を知ることができることも大きい。一般的に医療機関は患者本人以外の問い合わせには一切答えない。患者本人がIDとパスワードを家族に伝えておくと、家族がカルテコを通して日々の診療情報にアクセスすることができ、離れて暮らしていても治療の進行具合や健康状態が把握できる。
 普及はこれからだ。システムを提供するメディカル・データ・ビジョン(東京)によると、全国では同病院のほかに、恵寿総合病院(石川県七尾市)など三病院が導入している。一八年度末までに二十四施設、一九年度末までに三百四十四施設に導入することを目標にしている。
 大同病院は、玄関から入ってすぐの場所に患者図書室を設置し、患者が病気について自由に学べるようにしている。「医師と患者が病気について共通の認識を持って治療に向き合い、最善の選択をできるようにしたい」(吉川医師)との理念からだ。診療情報への自由なアクセスは、その理念の一助になると考えた。五年前に院内の診療情報などはすべて電子化し、ペーパーレス化していることも後押しした。
 現在の利用者はまだ五百人程度だが、今後、コンピューター断層撮影(CT)や超音波検査などの画像を見られるように改良し、二千~三千人に増やしていきたい考えだ。「事前に知識を得て主治医の診察を受ければ、的確な質問ができ、診察時間を有効に生かせる。自分のことをよく知るためにもぜひ活用してもらいたい」と力を込める。
 ITを積極的に活用して業務の効率化を進めている大同病院(名古屋市南区)は、患者がスマートフォンやタブレット端末、パソコンを使って手軽に診療情報が見られるシステムを導入した。患者も正しい診断名や検査データの推移を知ることが、よりよい治療につながるという考えから投資をしたという。 (稲田雅文) 


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5月7日(月)のつぶやき

2018-05-08 02:03:01 | 花/美しいもの
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憲法が描く社会 自分のことばで考える/白花の平戸つつじ、卯の花、ボリジ。てづくりチョコパン。

2018-05-07 20:58:32 | ほん/新聞/ニュース
坂の左手に白花の平戸つつじが咲いています。

平戸つつじ自体は珍しくないのですが、
よく見ると、まっ白で優雅な花。
  
満開になると、株全体を白い花が覆います。


  


卯の花も満開になりました。

白花のボリジ


連休中に遊びに来る小さい子のおやつに、
チョコパンを作りましょう。

食パンの生地にココアを入れて、
  
具入れブザーが鳴ったら、製菓用のチョコチップを入れます。

チョコを入れすぎたのか、マーブルになりました(笑)。

焼き上がりで、少ししぼみましたが、
58パーセントのチョコなので、甘すぎず
しっとりとしておいしいです。

初物イチゴ「宝交早生」。

ちょっと傷ものですが、香りと味がよいです。

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きょうは新聞休刊日なので、
後半は、5月5日の朝日新聞の社説です。

  社説:憲法が描く社会 自分のことばで考える
2018年5月5日 朝日新聞

「むずかしいことをやさしく やさしいことをふかく」と、作家の井上ひさしさんは折にふれて色紙にしたためた。
 その心とつながるのだろう。日本国憲法の前文を、井上さんは子どもにもわかるように訳したことがある。
 「この国の生き方を決める力は/私たち国民だけにある/そのことをいま/世界に向けてはっきりと言い/この国の大切なかたちを/憲法にまとめることにする」
 憲法は、一人ひとりの権利や自由を守るために国家に課す基本設計書のようなものだ。欧米で憲法を表すconstitutionという概念には、「成り立ち」や「構成」の意も示す幅の広さがある。でも日本では、それにかみしもを着せ、「憲法」という少し肩ひじのはった名札をつけた結果、単語が出るだけで空気がこわばってしまう――と井上さんは嘆いた。

 ■丸谷氏の旧憲法批判
 国のあり方を自分なりのことばで考え、語る。そうした経験は、どこまで積み重ねられてきただろうか。
 約130年前。この国に初めての近代憲法が生まれた。「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」で始まる明治憲法だ。
 天皇がつくって与えたものとされ、国民は統治される対象でしかなかった。大事なのは、ことばのわかりやすさよりも威厳であり、それが優先された。
 作家の丸谷才一さんは「歴史的仮名づかひ」にこだわった人だが、明治憲法は「意味を伝達することを顧慮しない文章」で書かれていると手厳しかった。
 憲法発布のころは、まだ「国語」も確立していない。多くの人にとって、舌になじんだ言葉と憲法のカタカナ文語体との間には大きな距離があった。
 それが、日本国憲法の誕生によって変わる。
 1946年4月、政府が憲法草案を発表した時、人々は内容に加え、形式にも驚いた。いまでこそ当たり前だが、ひらがな口語体で書かれた法を、それまで見たことがなかったからだ。

 ■ひらがな口語の衝撃
 口語化の立役者は、作家の山本有三である。政府の依頼を受け、極秘にとりくんだ。「主権が国民の意思にあることを宣言し、ここにこの憲法を制定する」という山本の筆には、現憲法の原型がうかがえる。
 土台が連合国軍総司令部(GHQ)が示した英文だったために、とりわけ前文については、翻訳調だとか、一つの文が長くて源氏物語のようだとかいう批判が当時からあった。
 たしかに難点はある。しかし山本らの働きや、内容はもちろん、表記の細部についても議論をたたかわせた国会審議に触れなければ不公平だろう。
 9条の規定は戦争の「放棄」がいいか「否認」がいいか、いや、もっと踏みこんで不戦を「永遠の国是」とすべきだ。そんなやりとりもあった。
 「憲法のことば」の変化は、近代立憲主義の考えをわがものにしていく流れと不可分だったといえる。
 主権者となった国民が、個人の自由や権利、多様な価値観を大切にするよう権力に命ずる。それを、自分たちにとって、より自然なことばで書く。
 口語化で憲法がわれわれの身についたような気がすると、後に最高裁長官となった国際法学者の横田喜三郎は書いている。

 ■人に届く力をつける
 だがいま、時計の針を巻き戻すような動きが目につく。
 自分の考えを自由に述べ、人間らしい生活を求める国民の権利の実現に、国は「最大の尊重」を払うよう、憲法は定めている。しかし当の国民の一部から、政府を批判したり異見を唱えたりする人に、反日、売国奴といった罵声が投げつけられ、生活保護の受給者ら社会的弱者もいわれなき非難を浴びる。まるで身を縛る縄を自分でなうような、危うい光景である。
 だからこそ、憲法が掲げる価値や理念、この国のあり方について、メディアも含め一人ひとりが考えを深め、理解の輪を広げていくことが必要だ。
 そのとき大切なのは、憲法の教科書の記述をなぞることでもなければ、「美しい国」「国難突破」といったスローガンを無批判に唱えることでもない。近年、何かを語っているようで実は何も語らず、仲間内にしか届かない言葉が、とりわけ政治の世界にはびこっていないか。
 思い出すのは、かつて沖縄慰霊の日に、小学生の安里有生(あさとゆうき)くんが読んだ自作の詩である。
 へいわってなにかな。ぼくは、かんがえたよ。おともだちとなかよし。かぞくが、げんき。えがおであそぶ。ねこがわらう。おなかがいっぱい。やぎがのんびりあるいてる――。
 よそゆきではない、自分なりのことばで、憲法が描く社会の姿を具体的に考える。それはなかなかに難しい。しかし、その小さな営みの先にはじめて、多くの人の胸に届く力は宿る。 


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5月6日(日)のつぶやき

2018-05-07 02:03:00 | 花/美しいもの
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