昨日、クロネコヤマトの宅配便が3度来た。ネットで買ったシラス干し、柏から届いた高級和菓子、そして最後に静岡から輝くようなマンゴー。かって宮崎県知事のとき、東国原さんが宣伝していたあのマンゴーである。手で持つとズッシリと重い。赤い皮はもう完熟していることを示している。
早速、藤枝のs君に電話をすると、家のハウスで育てたマンゴーが実をつけたという。あまり立派にできたので、親戚に贈ったとのことであった。昨今の温暖化で、熱帯の果物が静岡県でもこんなに立派なマンゴーが収穫できるとは驚きである。ひとつひとつの実にネットをかけ、完熟して落ちるを待つのだそうだ。長くは置けないというので、早速切ってご馳走になった。その甘さに、もう一度驚く。まるでケーキを食べているような感じだ。こんなおいしいマンゴーを食べるのは長い人生でも初めてのことだ。感謝、感謝。
マンゴーはウルシ科の植物で、敏感肌の人は触れるとかゆくなることがあるという。日本で栽培が始まったのは、1970年頃というからそれほど古い歴史があるわけではない。実が熟するのが梅雨時であるため、栽培が難しかったらしい。ハウスで栽培することで、急速に普及した。日本産のものは、ほとんどが完熟で、高級果実だ。東国原さんがPRしたおかげで、マンゴーが身近な果実になった。