古い池の辺を歩くアヒルを見かけた。以前は霞城公園のお堀端で見かけたものだが、最近はとんと見たことがない。外に出歩くことが少なくなったせいか、アヒルが少なくなったのかどちらが正解なのか判断もつかない。だが、カメラから逃げるように歩くアヒルの姿はなんとなくユーモラスで懐かしい気がする。
アヒルは家鴨と書き、鴨を改良した家禽である。鶏と同じように卵や肉を利用した上に、羽は羽毛布団として利用されてきた。最近は池のあたりで飼う家もなくなってきたらしい。最近はテレビのコマーシャルに登場して、辛うじてその存在を知らしめている。
アヒルの飼育は中国が早くから飼育され、その卵を強いアルカリ性の条件のもとで作るピータンは中華料理のピータンとして珍重される。