常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

小寒

2014年01月05日 | 日記


今日は小寒、いわゆる寒の入り。次の節気の大寒を含めて寒中である。一年で一番寒い季節である。だがこの寒中を過ぎると立春となる。冬至から数えて81日目が立春となり、柳の木が新芽を吹くころとなるため99消寒が色々と考えられた。今日は99消寒歌を紹介する。

19・29は袖から手を出せない

39・49は氷の上をつるつる滑る

59・69は頭を上げて柳を見る

79は河の氷が解け

89は雁が飛んで来る

99に19を加えると耕牛が田畑を行き来する

冬至から18日袖のなかに手を入れて暖をとり、81日に9日を加えて90日めには、田畑を耕す牛が田畑に見える。こんな歌を歌いながら、寒さをしのいだ人々の姿が目に浮かぶ。
コメント
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