グーグルクロームの待ち受け画面がケーキになり、「誕生日おめでとう」とうのコメントが添えてあった。この年になると、年を重ねることがめでたいことなのか、少し複雑である。きょうで73歳を数えるが、件の後期高齢者まであと2年、全身が経年による劣化が余儀なくされる。誕生日の贈りものも廃止し、せめて何かおいしいものを食べるのが、せめてものお祝いである。この年まで大病をを患わず、健康で今日を迎えたのは、素直におめでたいことであるかも知れない。
人生五十功無きを愧ず
花木春過ぎて夏巳に中ばなり
人生50年といわれた時代の偉人の述懐であるが、自分は50からすでに四半世紀に至ろうとしている。言うまでもなく人に語るべき功などあるべくもない。72年という人間としては長い時間を無事に生きてきたことに意味があるように思える。その時間のなかで感じてきた生きる意味をかみしめ、残された時間をゆったりと楽しめることができれば悔いはない。
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