
きのう、夏に見られる積雲が現れた。きのうの気温30℃、きょうも同じような気温で推移している。積雲も同じように空に出ている。積雲は夏の日差しで現れ、朝方小さいものが、午後に発達して、積乱雲になる場合がある。こうなると、雲の頂上は10000mにも達し、雷やにわか雨になる。俳句の世界では雲の峰と表現される。有名な芭蕉の「雲の峰いくつ崩れて月の山」は、おくの細道の旅で出羽の月山に現れた積雲を詠んだものである。
雲の峰思ひの丈を競ひをり 福永 耕二
こんな風に書いていると、積雲が発達して、崩れた雲の方から雷が鳴り始めた。夕方に夕立のような雨になるであろうか。季節は初夏から夏へとスピードを上げて進んでいる。笹谷へシシウドを採りに行く。下の方の峠道ですでに大きくなったシシウドが採れた。

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