常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

野菜の花

2014年05月27日 | 農作業


コリアンダーの花は実に小さい。だが、マクロで撮影してみると、白の花弁に薄い紫の蘂が美しくとてもかわいい。ここに受粉すると、やがて丸い実をつける。この実を乾燥させてシードの香辛料として利用する。葉は独特の香りで、妻はこの葉を取ってくると、いつもカメムシの匂いだと嫌う。ところがコリアンダーのパウダーだと、トマトソースやカレーに欠かせないものだ。



トマトは苗を植えつけてから、風除けのアンドンで管理していたが、大きくなってきたのでアンドンをはずすと、下に実をつけ、上の方で黄色い花を咲かせていた。脇枝を取り木を支える支柱作りと手間がいるが、毎年食べきれないほどの実をつける。小さい苗のうちから、花をつけるので、いとおしい野菜である。野菜の花には目を向ける人も少ないが、よくみるとどうして、可憐である。

羞らひのトマト薬餌と多彩なり 皆吉 爽雨



茄子苗に赤い毛虫がついて葉を食べられたが、7本植えた苗はどの木にも紫の花をつけた。毛虫はすべて捕殺したので、苗は元気を取り戻したように見える。トマトと茄子とキュウリは夏野菜に欠かせない定番である。加えてズッキーニとオクラの種が発芽したので、この夏は自家製の野菜をたっぷりと食卓にのせることができる。



今年はソラマメの苗を植えてみた。本来、ソラマメは気温の関係でこの地方では栽培されないが、温暖化の昨今、もしやと思って植えてみた。樹勢は畑の野菜のなかで一番元気がよくどの苗も早々と花をつけた。夏ビールのつまみにソラマメを食べたいのだが、高価でなかなか買えない。花の数だけ実がなればしめたものだ。


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コメント
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