常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

薔薇

2016年05月23日 | 


与謝野晶子が薔薇を詠んだ歌がある。

高力士候ふやとも目を上げて云ひ出でぬべき薔薇の花かな 与謝野晶子

高力士とは楊貴妃を見出して、玄宗にすすめた君側の宦官である。薔薇の気持ちになって詠んだのか、あるいは自分を薔薇になぞらえて詠んだものか、晶子の心中を斟酌して見たくなる。普通に読めば、私だって楊貴妃のように美しいのよ、早く見つけてちょうだい、と薔薇の気持ちを詠んだとするのが無難なところであろうか。


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野菜の花

2016年05月23日 | 農作業


農作業の楽しみは、野菜の苗の定植が終わり、雨のない日に水やりをしながら野菜の花を見ることだ。トマトはたくさん黄色い花をつけるが、花が終わるとすぐに実が成長をはじめる。気温が高くなると、農作業は炎暑のなかで大変だが、木の成長を見るのも楽しみである。2、3日も目を離すと脇芽がびっくりするほど成長している。これを欠いて空いた土地に挿して水をやれば、たちまち新しいトマトの木ができる。4日ほど前に挿した芽は、枯れずに根がついた。4本中3本までつき、これからも脇芽はどんどん出てくるので、市販の苗の購入は最低限ですまして、トマトがたくさん収穫できるようになる。。



ナスの色はナス紺と言って独特なキレイな色であるが、花のうちにその独特の色があらわれている。初て生ったナスを初ナスビというらしいが、野菜作りの先輩は、最初になったナスはあまり成長させずにもげ、と教えてくれる。苗を植えて水やりをして成長を見守ってものとしては、初生りのナスはもぐのが惜しいような気がする。それにしても、下を向いて咲くナスの花は、もう実の形を暗示している。

昇る日のなかなか射さず茄子畑 今村 俊三



先日山登りをしたとき、冷やしたキュウリと味噌を持参してきてくれた仲間がいた。パリッとした食感で実においしい。我が家の畑では、子どもの小指ほど実の先に花をつけていた。カボチャもそうだだが、実の先端に花をつけるのがある。雄花と雌花があるものは、雌花にだけ実がついている。この種類は、蜂などの昆虫が雄花の花粉を貰うことで初めて実が成長をはじめる。ズッキーニももうすぐ花を咲かせるが、ポケットに綿棒を入れて、受粉させるものも楽しみのひとつだ。

今日は予報では今年初めて真夏日となるらしいが、人間には熱中症をもたらすような気温でも、野菜にとっては、成長のエネルギーとなって、おいしい実をならせる。適宜の雨と高温は野菜にはもっとも必要な気象条件である。
コメント (2)
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