常住坐臥

ブログを始めて10年。
老いと向き合って、皆さまと楽しむ記事を
書き続けます。タイトルも晴耕雨読改め常住坐臥。

2019年04月05日 | 

寒気が去っていくのを待っていたように桜の蕾がふくらみ始めた。写真は屋内に活けられた八重桜の枝だが、その色合いは待ちかねた桜だ。朝、近所の桜の咲き状況を見に行く。一輪、二輪と咲き始めたところが見られる。これからは、毎日が桜のことで頭がいっぱいになる。あと何回、桜を見ることができるのか。平成では最後の花見だから、せいぜい方々へでかけて、花を目に焼きつけておきたい。

枝の間に宵の明星初ざくら 稲葉 澄江 

初ざくらの句をここに引用させていただいたのは、私がこの地で初めて桜の花を見たという意味だ。やはり、初めて見る桜は輝いて見える。今年も、無事に桜を見ることができたことを喜びとしたい。ついでと言ってはいけないが、畑に行って成長したつぼみ菜をひとつかみ採り、畑中に広がっている雑草を取った。ただしほんの一部分、明日から根気よくこの作業を続け、野菜畑として蘇らせたい。

今日、24節季の清明。清明節はみな戸外に出て遊び、先祖の墓参りをする習慣もあった。気温は一気に上がっている。見つけた花は、ボケ、辛夷。名も知らぬ雑草も花盛りだ。ソメイヨシノではない別種の桜も花をつけた。桜が咲いてから、春の訪れを実感する。

 

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