今日は年末恒例となった、佐渡裕さんの
「21世紀の第九(別名:炎の第九)」の日。
毎年のことながら、どれだけ楽しみにしていたか。
今年は例年よりも、あらゆる意味ですごかったかも。
出だしでいきなり、爆発的な音の大波に押し流され、
その後もホール全体を満たす、色彩豊かでつやのある響きが
時に優しい流れとなり、時に渦や濁流、大津波となって、
わたしの魂の琴線を共鳴させ、かき鳴らしながら、
高みへ、高みへと、押し上げていく。
そしてクライマックスの第四楽章の合唱。
心ふるえるばかりの、美しさ、荘厳さ、崇高さ。
思わず瞳を閉じて、その音色に身をひたすと
とどめようもなく、涙が流れてしまって。
天上世界を垣間見たような、そんな幸福感。
佐渡裕さんの、心奪われる渾身の指揮や、
ソリストや合唱方々の天上の美声は言うに及ばず、
今日のセンチュリーオーケストラも、本当にブラボー。
橋下知事もぜひ、聞きに来て下されば良かったのに。
ベートーヴェンは多くの偉大な作品を残したけれど
たとえ生涯、この1曲だけしか作らなかったとしても
生まれてきた価値があったのじゃないかしら。
第九をこの世に残してくれたことに、感謝します。
そしてこの感動をもって、今年を終えられる幸せにも。
「21世紀の第九(別名:炎の第九)」の日。
毎年のことながら、どれだけ楽しみにしていたか。
今年は例年よりも、あらゆる意味ですごかったかも。
出だしでいきなり、爆発的な音の大波に押し流され、
その後もホール全体を満たす、色彩豊かでつやのある響きが
時に優しい流れとなり、時に渦や濁流、大津波となって、
わたしの魂の琴線を共鳴させ、かき鳴らしながら、
高みへ、高みへと、押し上げていく。
そしてクライマックスの第四楽章の合唱。
心ふるえるばかりの、美しさ、荘厳さ、崇高さ。
思わず瞳を閉じて、その音色に身をひたすと
とどめようもなく、涙が流れてしまって。
天上世界を垣間見たような、そんな幸福感。
(シンフォニーホールの天井)
佐渡裕さんの、心奪われる渾身の指揮や、
ソリストや合唱方々の天上の美声は言うに及ばず、
今日のセンチュリーオーケストラも、本当にブラボー。
橋下知事もぜひ、聞きに来て下されば良かったのに。
ベートーヴェンは多くの偉大な作品を残したけれど
たとえ生涯、この1曲だけしか作らなかったとしても
生まれてきた価値があったのじゃないかしら。
第九をこの世に残してくれたことに、感謝します。
そしてこの感動をもって、今年を終えられる幸せにも。