17年一緒に暮らした愛猫を亡くしましたが、日々のささやかな幸せを、
手のひらで温めて暮らしています。
今日はあまりにも良いお天気だったので
スタッフの一人の提案で
職場のみんなでお弁当持って、
青空の下のランチ。
職場の前は海。
ちょっとした公園が広がっていて
思いがけないほど、たくさんの人々が
思い思いに過ごす、秋の日の昼下がり。
おひさまの日差しを全身に浴びながら
柔らかな風に吹かれながら過ごす時間が
こんなに、気持ちのいいものだったとは。
そんな小さな職場の気心の知れた仲間も
今週末には1人、
3ヵ月後以内には更に2人と、
枝から一枚一枚葉が散っていくように
次々と、去って行くのだけれど。
それでもこうして青空の下
一緒にランチしながら笑い合えた、
この楽しい時間があったことを
今は、ただ喜ぼう、と思えるほどに
太陽の陽射しは暖かく、優しく、豊かでした。
第九のレッスンはますます楽しくなってきたものの
友達もわたしも、チケットが取れず、
家族も友達も招待できないという
予想外の悲しい事態になってしまって。
出演者専用の先行予約の抽選にもはずれ、
一般発売でも電話をかけ続けたにもかかわらず
チケットぴあに30分後に繋がった時には完売済。
ローソンチケットに75分後に繋がった時にも
これまたすべて完売済。
アマチュアが歌うコンサートなのに
こんなに人気があるものだったとは。
こんなに頑張って練習してるのに
家族にも友達にも見てもらえないなんて
正直なところ、がーん、の大ショック。
でもこれは習い事の発表会じゃないのだから
良く考えたら、仕方のないこと。
参加できただけでも、
今年は十分幸せだと思わなければ。
まだまだ未熟で下手くそだけど、
時に4つのパートのハーモニーが
見事に響きあって生まれることがある、
魂が少し震えるような、
空の高みにある何かと繋がったかのような、
そんな気にもなる、わずかな一瞬。
それを味わえるだけでも。
もっと練習したら
そんな瞬間がもっともっと
増えていくのかもしれない。
チケットが手に入らなかったのは、
身近な誰かに、頑張った自分を見てもらうためではなく
たとえ下手でも、1万分の1でしかなくても、
6,000円も払って来て下さる方々や、
参加できなかった、数多くの人たちや、
家族や友達も含めて、
世界中の人々の幸せや喜びを願う、
そんな「祈り」として歌いなさい、という
意味なのかもしれないと、思いつつ。
今年の「一万人の第九」の詳細が決まりました。
今年は「歌のある星へ」をテーマに
12月7日(日)15時から大阪城ホールで開演。
ソリストは27日に行われる佐渡さんの
「21世紀の第九」と同じメンバーで、
田村麻子さん、(ソプラノ)
坂本 朱さん、(メゾ・ソプラノ)
吉田啓之さん、(テノール)
キュウ・ウォン・ハンさん、(バリトン)。
そしてゲストはCHEMISTRYの二人で、
司会は小倉智昭さん。
そしていよいよ明日はチケットの一般発売開始。
わたしたちみたいなアマチュアが出るのに
6,000円って高いと思うのですけれど
チケットぴあとローソンチケットで扱いますので、
ご興味のある方はぜひ見にいらして下さいね。
無理な方も、もし良かったら
12月23日(祝)16時から
TBS系列で特別番組が放送されるので
見てみていただけるとうれしいです。
わたしも1万人の一人として歌ってるはずですから。
練習の方はなんとか暗譜でも歌えるようになり、
どんどん楽しくなるのと同時に
どんどん難しさも感じ始めているところ。
それから第九に関しては
こんな面白いブログも見つけました。
ここで紹介されている3枚のうち2枚は持っているため
とても興味深く、共感することも多くて。
ところで、わたしの姉妹は、姉だけでなく妹もかつて
第九の合唱、やってたんですって。
名古屋や岐阜や、バラバラだから難しいだろうけど
いつか3姉妹揃って、同じステージで歌えるといいな。
これもわたしの小さな夢のひとつとして、温めておこう。
そしてわたしが眠らずに
しっかり勉強してるかどうか
いつも監視する専属監視人。
どういうわけか、
机に向かうと、どこからともなく飛んできて、
勉強している間中、頼んでもいないのに
ずっと監視。
ただでさえ狭い机の上を占領されて
邪魔に思われていることなど気にも留めず、
なぜそんなにえらそうなのかは、
まったくもって、不明だけれど。
はい、さぼらずに頑張ります。
昨日・今日はさわやかに晴れわたり、
空には大群のひつじ雲。
昨夜フランス語のレッスンから帰る時には
さやかに輝く満月が夜道を照らしていました。
フランス語の準1級の試験まで
残りちょうど、1ヶ月。
今回はあまりにも合格出来る手ごたえが薄くて、
かえって落ち着いているありさま。
秋学期のクラスはがらりとメンバーが変わり、
フランス滞在経験のある人が何人も。
ネイティブ並みの美しい発音を聞いていると
こういう人たちと同じ土俵に立てるとは
正直思えなかったりはするけれど。
それでもわたしなりに
精一杯がんばっているつもり。
寝る前に、睡魔と戦いながら
ディクテの練習をしたり、
簡単な仏作文をしたり。
間に合うか合わないか、分からないけれど
毎日少しずつ時間を見つけて
一歩一歩小さな努力を重ねることだけは
続けようと思っています。
いつか合格出来たら
参考書や問題集に囲まれた、
プチ受験生みたいな生活からは卒業して
フランスの雑誌や本を読んだり、
映画やニュースを見たり、
楽しみながらレベルアップ出来るようになるといいな。
その日を夢見て、まずはやるべきことから。